前後2カメラのドライブレコーダーとは?
ドラレコについて知っておこう
正面の映像を記録するフロントカメラのほかに、後方の映像を記録するリアカメラが付属するのが前後2カメラのドライブレコーダーです。
事故やあおり運転、当て逃げは360度どこから起こるかわかりません。後方にもカメラを設置することで、より死角を減らすことが可能です。
■前後2カメラのドライブレコーダー購入をおすすめする理由
前後2カメラのドライブレコーダーをおすすめする理由としては、コストパフォーマンスが比較的良いことが挙げられます。
360度型が3万円以上、前後2カメラが2万円程度、正面だけが1万円ほどが現状の相場です。
最近では、しつこいつきまといやパッシング、急な追い越しといった行為がニュースなどでも取り上げられています。そういった証拠を押さえるにも前後2カメラのドライブレコーダーがおすすめです。
ドライブレコーダーの種類
JVC ドライブレコーダー Everio(エブリオ) GC-TR100
月1回、あるいは長距離ドライブの前などと自分でルールを決めて映像が正しく記録されているか確認しましょう。また、記録媒体の定期的なフォーマットは忘れないようにしましょう。
記録の方法は「常時記録タイプ」と「イベント記録タイプ」に分けられます。
■常時記録型
エンジンを掛けると自動的に録画が開始され、エンジンを切ったら録画が終了します。
古いデータにどんどん上書きして常に最新数時間の映像が保持されます。
■イベント記録
衝撃があったときに、前後の数十秒の映像を記録するタイプです。
また、手動のスイッチで危ないと思ったら映像を記録することが可能です。
■ハイブリットタイプ
中にはハイブリットタイプも存在し、常時記録に加え衝撃があった場合にそのデータを上書き禁止にしてくれる機種も存在しています。
少し値段張りますが、長時間ドライブの強い味方と言えます。
前後2カメラのドライブレコーダー購入の際のポイント
購入する際のポイントも押さえておこう!
まず、特に妥協してほしくないポイントをご紹介します。
■画質はフル「HD」か「WQHD」
画質は少なくとも「200万画素」以上と書いてあるものを選びましょう。
相手のナンバーが記録できなければ、映像を提示しても意味がありません。画素数が大きいほど映像が綺麗になります。
■視野は水平画角108度以上
水平画角と書かれた横の数字が大きければ大きいほど、広い範囲が録画可能です。
妥協するとしても100度よりは大きくないと少し不安を感じる数字となります。
■LEDの信号機を撮影できるか
LED信号機対応と書いてあるものか、フレームレートが30fps以外を購入しましょう。
これは電源周波数の都合で稀に起こることですが、30fpsで録画された映像で信号機が点滅して記録されることがあります。点滅と点灯では意味が全く違うので、見たままを録画できるものが良いでしょう。
その他、用途によってこだわりたい点としては、次のようなものがあります。
■駐車監視
駐車中の当て逃げや車上荒らし対策に、人目がないときでも衝撃があれば自動で録画が開始される機種を選べばより安心です。
■f値も確認する
小さいほど暗いところでも録画できます。
夜間の運転やトンネルを通る用事が多い方はよく確認しておきましょう。HDRやWDRと書いてあるものはより調整が細やかです。
■SDカード
8GB以上の正規品かつ耐温のものにしましょう。
車内は高温にも低音にもなる過酷な環境です。本体だけでなく、定期的にSDカードが正しく動作してるかを確認しましょう。
■「ドライブレコーダー事故時買替補償金制度」の対象か
この制度は、「レッカー搬送を伴う自動車事故」でドラレコの買い替えのための費用が一律4万円支給される制度で、ネットから登録できます。
購入してから1年以内に事故に遭った場合のみの適応ですが、一考の余地がある制度です。
■定期的にフォーマットする必要があるのか
microSDカードやSDカードを使うモデルは、何度もデータの上書きをする都合上、データの定期的な「フォーマット」が不可欠です。
目には見えませんが、データを上書きするうちにカードの中にはデータのごみがたまります。そのせいで、消しゴムを使いまくったノートのように、だんだんとうまく書きこめなくなってしまいます。そのための、できるだけデータを書き込みやすい状態にするのがフォーマットと呼ばれる作業です。
フォーマット不要と書いてない限りは極力行う必要があることを覚えておきましょう。
■アマゾンには延長保証プランがある
購入メーカー保証の切れた後では、延長保証も可能です。
購入時のカートに入れる手前のチェックボックスで「追加」という項目が出てくるので、延長保証プランを選んで追加の費用を払えば完了です。
【Amazonの延長保証プランについて】
https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=3573425051
おすすめ前後2カメラドライブレコーダー10選
■① ケンウッド DRV-MR745
スモークシースルー機能が搭載され、スモークガラス越しでも特殊な処理なしで鮮明な映像が記録できます。
映像の質もよく、32GBmicroSDHCカードが付いているので、届いた段階から高画筆長時間録画が可能です。
「F1.8明るいレンズ」で夜間の映像もきれいに撮ることができます。
■② GARMIN Dash Cam 46Z
画像補正にWDRとナイトチューニングをかけ合わせ、映像が明るく撮影可能です。
FULL HDで映像が録画されるため、ドライブ記録としても鮮明な映像が残せ、スマートフォンのアプリを用いて映像をその場で確認することも可能です。
地デジやレーダー探知機への感傷もなく快適に動作します。
■③ コムテック ZDR-015
安全運転支援機能がついており、ドラレコとしてだけでなく、運転中の安全にも配慮されているモデルです。起動時にSDカードのチェックもしてくれるので安心です。
GPSがついており、映像再生時にビュワーソフトで詳しい状況が確認できます。
■④ ユピテル DRY-TW8500d
常時記録とイベント記録を併用することができ、加速度センサーが衝撃を感知するか主導で記録をするとデータの上書きが可能です。
センサー感度が0.1Gごとに調整できるので、様々な車両でお使いいただけます。
また、32GBまでのmicroSDカードに対応しています。
■⑤ セルスター CS-91FH
三重県の工場で作られた純国産のモデルです。
準天頂衛星みちびきの「サブメーター級測位補強サービス」に業界で初めて対応しており、山間やビル街でのGPSで測位しやすくなっています。
また、災害時に速報を表示したり、オービスや事故多発地域をアナウンスしてくれます。
■⑥ ナガオカ movio MDVR206HDREAR
1万円台となっており、圧倒的にコスパが良いモデルです。
この価格ですが、リアカメラもHD画質100万画素に対応しており、後ろからの事故やあおり運転にも対応できます。
また、フロントカメラの画角は170度と、ほぼ真横に近い位置まで記録することが可能です。
Class6以上のmicroSDカードを別途購入する必要があるので、その点はご注意ください。
■⑦ パナソニック CA-DR03TD
同社のカーナビ「ストラーダ」と連携することで大画面で映像を確認できるモデルです。
ワンタッチで後方確認できるのはもちろん、シフトレバーと連動した「リバース後方ビュー」で運転もサポートしてくれます。「ストラーダ」ありきの性能ですが、より性能を引き出せること請け合いです。
カメラをだけ目立たないように設置することが可能なので、お車の雰囲気を壊しません。
■⑧ ALPINE DVR-C02R
同社のカーナビと連動して使うタイプです。
32GBのmicroSDカード付属しており、容量はフロントカメラのみの映像なら上書きなしで約4時間30分の常時録画が可能です。
フォーマットフリーとなっており、microSDカードのフォーマットをせずとも、不具合が起こりにくいようにもなっています。
■⑨ PAPAGO GoSafe M790S1 GSM790S1-32G
こちらはルームミラーと一体型となっています。
純正ミラーに上から固定して設置するタイプなので、両面テープ等で汚れが残ることも設置に苦戦することもありません。
ライトの消し忘れや速度表示の警告が音声とアイコンで表示されるので、わかりやすさもポイントです。