ドライブレコーダー(ドラレコ)アプリとは?
ドラレコアプリ ソースネクストの「目撃カメラ」
ここ何年かで、あおり運転や高齢者の踏み間違えでの事故が多発し、ニュースでも多く取り上げられています。また、万が一の事故に備えてドライブレコーダーを設置するドライバーも増えてきています。
そこで、ドライブレコーダーを設置したいけれど高いし、いきなり購入して使いこなせるか不安という方などが利用しているのが「ドラレコアプリ」です。
スマホのアプリを利用してドライブレコーダー代わりにでき、ほとんどのアプリが無料かとても安い料金で利用できるという特徴があります。
ドラレコアプリをおすすめする理由
手軽に使えるドラレコアプリ
ドラレコアプリをおすすめする理由としては、設置費用が掛からず取り付けられることです。アプリは無料か月額費用は数百円程度ととてもお安くなっています。
また、ドライブレコーダーを設置すると取り外しができず、設置した車のみの使用になってしまいますが、アプリであれば複数の車に付け替えて使用することが可能です。
万が一の事故に備えて、また運転時のトラブルの証拠を記録することにも、とても役立ちます。そして、交通取り締まりなどで身に覚えのない理由での「誤検挙」も防ぐ事ができます。
ドラレコアプリを選ぶ際のポイント
AIを搭載したドラレコアプリ「スマートくん」
選ぶ際のポイントとして挙げられるのは、「画質」や「メモリの容量」といったところでしょう。また、事故などの衝撃を受けたときに記録される機能などもあり、メモリやバッテリーを節約できます。
他にも、ナビ機能が使えるものや前の車に接近し過ぎた場合に警告音が鳴るものもあり、とても便利です。
ドラレコアプリの使い方
ドラレコアプリ セーフティサイト
安全運転サポートアプリの「Safety Sight(セイフティサイト)」を例にアプリの使い方をご紹介していきましょう。
①準備するものは、車載用のスマホホルダーです。ダッシュボードに吸盤や両面テープ、クリップなどの固定するホルダーでを取り付けましょう。必ず、運転する際に視界を妨げない場所を選び設置しましょう。
②お手持ちのスマホにアプリをダウンロードします。インストールした後、スマホのGPS機能をONにして設置ホルダーにセットします。
③スタートを押し、カメラの方向を調整します。撮影したい角度にスマホや設置ホルダーの角度を調整し、終ったらOKを押します。
設定はこれで終了です!
このアプリは衝撃を感知して10秒前後を自動的に録画できる機能がついています。
■ドラレコアプリ使用上の注意点
スマホホルダーは、ドライブレコーダーと同じ感覚でフロントガラスに取り付けないようにしましょう。法令によって禁止されています。
取り付け位置としてはダッシュボード上が簡単でお手軽ですが、前方の視界を妨げず且つ、前方を録画できる位置に取り付ける必要があります。
また、スマホは長時間録画をし続けると熱を持ってしまうことも考えられます。さらに、夏は車内温度も上昇しますので注意しましょう。
■ドラレコアプリを使う為に必要な物
必要なものとしては、お手持ちのスマホか使っていないスマホに格安SIMを用意してドライブレコーダー専用に使用する方法などもあります。
その他の必要な物としては、車載用スマホホルダーです。使用するスマホに使用できるか、確認してから準備しましょう。
最後にアプリを起動しているときは、バッテリーの消費量が大きくなることがありますので、USB充電器で給電しながらの使用をおすすめします。
おすすめドラレコアプリ10選!
様々なドラレコアプリがありますが、その中でもおすすめなアプリをご紹介していきましょう。それぞれの特徴とおすすめポイントがありますので、アプリ選びの参考にしてください。
■1. スマートくん
ニューラルポケット社の「スマートくん」は、App Storeの2019ユーティリティ部門無料アプリランキングで第1位に選ばれています!
世界初のAI搭載型として注目されているアプリです。
【特徴】
世界初のAI機能を搭載しており物体検知の全機能が利用できます。また、運転中の録画・再生などもすべて無料となっています。(2020年2月現在)
【おすすめポイント】
これまでドライブレコーダーでは、不可能だった危険のお知らせをAIによる物体検知を使用してお知らせします。
■2. タコグラフ TripREC Lite
その名の通り、タコグラフとして使用が可能で、旅行などの移動距離や軌跡、動画なども記録することができます。もちろん、ドライブレコーダーとしての利用にも最適です。
【特徴】
長時間の録画でも旅の記録が残せ、写りも綺麗です。タコグラフとしての使用の際には、とても見やすく確認がしやすいのが特徴です。
また、ドライブだけでなくバスや鉄道などの旅行にも非常に便利です。
【おすすめポイント】
・フラッシュオンで夜道でも録画が可能です。
・動画の録画は複数の画像解像度に対応しており容量に合わせて使えます。
■3. アウトガード
アウトガードは、Android専用ドラレコアプリです。
有料版と無料版がありますが、無料版でも一部の機能が制限されているくらいでドラレコとして十分に役立ちます。
【特徴】
Android専用ドラレコアプリです。走行状況を録画して保存・再生します。GPSと連動して地図上に走行経路が記録できます。
【おすすめポイント】
・ネットワーク通信ができなくても使用が可能です。
・容量不足を回避するために古い動画を自動的に削除できます。
■4. DailyRoads Voyager
DailyRoads Voyagerは、無料で利用できるドラレコアプリとなります。高機能でとても使いやすいためおすすめです!
【特徴】
設定できる項目が細かく多岐に渡ります。自分好みの設定にカスタマイズができます。
【おすすめポイント】
・撮影した動画や写真は共有やアップロード・ブックマークなどができます。
・撮影モードによって天気や時間帯に合わせて撮影することができます。
■5. DriveMate SafetyCam
DriveMate SafetyCamは、安全運転を目指す方におすすめで、見落とすと事故に繋がるような要因をカメラで補足してくれます。
【特徴】
車間距離や信号の変化など、見落としやすい変化をアラートでお知らせしてくれます。運転の診断や採点機能がついています。
【おすすめポイント】
・走行項目ごとに採点、運転傾向を診断します。
・運転に不慣れな方や安全運転を目指す方へおすすめです。
■6. DriveMate RemoteCam
DriveMate RemoteCamは、後方録画用車載カメラアプリです。前方と後方で2台のスマホが必要となります。
【特徴】
前方と後方の2台のスマホを使用し、前方で録画のスタート・ストップのコントロールをし、後方のスマホで録画します。
【おすすめポイント】
・危険なあおり運転などの録画することができます。
・サーキットなどでの走行で、撮影に使用できます。
■7. ドライブレコーダーZ
ドライブレコーダーZはiPhone専用の無料で使えるアプリとなります。
【特徴】
シンプルで使いやすく、管理データも見やすくなっています。衝突検知時に録画を開始し、運転中の住所や速度を保存することもできます。
【おすすめポイント】
・渋滞情報を表示することができます。
・トラブル時の運転記録や旅行などの思い出の記録が可能です。
■8. ドライブレコーダーインターフェース
ドライブレコーダーインターフェースがパイオニア製の、ドラレコに接続して使用するタイプのアプリです。
【特徴】
特徴としては、iPhone専用となっておりこのアプリを使用して手動イベントレコーディングやiPhoneへの映像の転送やドラレコの一部設定変更をiPhoneから操作することができます。
【おすすめポイント】
・ドラレコ本体の見えにくい映像をiPhoneの画面で確認することができます。
■9. マルチドライブレコーダ2
iPhone専用のドラレコアプリとなっており、iPhoneのカメラ機能を利用するアプリとなっています。また、有料ではありますが手軽に試すことのできる料金設定となっているのでおすすめです。
【特徴】
衝撃を感知し、前後の動画を自動で保存することができます。また、録画画面全体に走行情報を表示するHUDモードが搭載されています。
スピードメーターを中央に大きくしたデザインも特徴的です。
【おすすめポイント】
・走行距離のほかに時刻やバッテリー残量・気温などが表示されます。
・衝撃や急ブレーキなどを感知して決定的瞬間を逃さず記録できます。
まとめ
ドラレコアプリで安心安全なドライブを!
多種多様なドラレコアプリをご紹介してきましたが、ご自身に合ったアプリが見つかりましたでしょうか?
快適なドライブを楽しむためにも、万が一の備えとしても役立つドラレコアプリをぜひお試し下さい。