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ポルシェ唯一のステーションワゴン「パナメーラ スポーツツーリスモ」

ポルシェ唯一のステーションワゴン「パナメーラ スポーツツーリスモ」

本記事ではポルシェのステーションワゴンの「パナメーラ スポーツツーリスモ」について見ていきます。2017年に発売されたパナメーラの気になる性能と外装・内装をご紹介したいと思います。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


ステーションワゴンとは?

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

1900年代初頭から、セダンとバンの良いところを融合したようなスタイルを持った車のスタイルをステーションワゴンと呼ぶようになったようです。

エンジンルームとキャビン部分の、2BOXの構造を持つ車で、後部座席の後ろに広い荷物室を持つもの大きな特徴です。

ステーションワゴンの多くは、セダンのようにフロント部分にエンジンを搭載し、後部トランク部分までルーフを伸ばし、客室と貨物スペースを一体化したスタイルの車のことを、ステーションワゴンと呼ばれるようになったようです。

一般の商用車によく見かけるバンとは、形状が似ていることから混合されがちですが、その用途・装備の違いで区別される事が多いのが現状です。

きちんとした定義としてステーションワゴンが存在するものではなく、その用途・形状において呼称されているカテゴリーの車の事です。

日常の生活から、キャンプや釣り、そしてその多くは欧州などでは、車格の大きさやカーゴ部分の使い勝手の良さから長距離の移動に使用される事も多く、一部では特に大きい車格のステーションワゴンをロングツアラーと呼ぶこともあるようです。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの性能

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

現在ポルシェが販売している4人乗り以上の多目的車としては、SUVに分類されるマカンシリーズ、カイエンシリーズ、グランツーリスモに分類されるパナメーラ、そしてステーションワゴンのパナメーラ スポーツツーリスモに分かれます。

パナメーラ スポーツツーリスモは先に述べた通り、パナメーラとスポーツツーリスモの2タイプのモデルが存在します。

グランツーリスモは、一見しただけではステーションワゴンとは思えないほどのスポーティさを残しつつ、その機能はステーションワゴンの条件を満たしております。

とはいえ、そこはポルシェのつくるステーションワゴンだけのことはあり、走行性能はどのモデルも一般のいわゆるスポーツモデルに決して引けを取るものではありません。

パナメーラ スポーツツーリスモには多くのモデルが存在しますが、そのスタンダードモデルであるパナメーラ 4 スポーツツーリスモでさえ出力だけを見ても、243 kW/330 PSとさすがポルシェと思えるパワーを誇っています。

上位モデルになればその出力は更に驚きの出力404 kW/550 PSまで高められており、その加速力は、0 - 100 km/h加速で3.4秒とまさにポルシェならでは走行性能をまったく犠牲にするどころか代表するほどの走行スペックを与えているのです。

ポルシェは決してパワーのみを追及しているメーカーではなく、パナメーラシリーズでは、E ハイブリッドと呼ばれる電動化モデルもラインナップに存在しています。

また、パラメーラのスタイリングも豊富でまるでセダンのようなパナメーラから、まさによりスポーティなGTSシリーズのようなモデルまで、その種類は豊富です

まるでパナメーラ一車種だけでも一つのメーカーのように、モデルの種類は多く、選択肢はかなりひろく好みの一台は必ず存在することでしょう。

ポルシェ パナメーラ 4 スポーツツーリスモのスペック

【ポルシェ パナメーラ 4 スポーツツーリスモ】スペック表

ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,050mm×1,935mm×1,425mm
ホイールベース2,950mm
車両重量1,815kg
燃費JC08モード:-km/L
エンジン種類V型6気筒・ターボ
最高出力243kW(330PS)/5,400-6,400rpm
最大トルク450N・m/1340-4,900rpm
駆動方式四輪駆動
トランスミッション8速PDK


情報は2020年4月現在の公式サイトより

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの外装・内装

内装も外装も決してポルシェはポルシェらしさを忘れていません、ポルシェの哲学に妥協の文字は見当たらないのです。

それがどのような用途に使われる車であっても、その用途に合ったあった最高のポルシェを。

ポルシェはあくまでポルシェらしさを追及します。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの外装

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェのフォルムを継承しつつ、その機能性は十分にして最高これがポルシェのポルシェたる所以です。スポーティセダンと呼ぶ事に何の抵抗も感じないことでしょう。

新型パナメーラは全長で5メートルを超えるサイズでありながら、大きさというよりゆとりを感じさせてくれるサイズです。

トランクスペースは520リッターの大きさを持ち、小旅行なら楽こなす実力の持ち主でありながらも、エクステリアは、ポルシェにしては少し大きな4ドアセダンにしか見えません。

Panamera GTS ModelsとPanamera Turbo Modelsこの二つのシリーズはスタンダードなパナメーラに比べると少し異質です。

同じパナメーラの系統とは思えない顔とスタイルを持ち合わせています。ステーションワゴンと呼ぶならむしろこの二つのシリーズがその代表かもしれません。

長く伸びたルーフとサイドシルエットはセダンでもなくスポーツでもなく、4ドアステーションワゴンのシルエットと呼ぶにふさわしいものが与えられていますが、やはり随所にポルシェらしさもふんだんに盛り込まれており、さすがポルシェが形作ったステーションワゴンと呼ぶにふさわしい出来栄えです。

流れるようなシルエットはあくまでデザインだけのものではなく、空力をきちんと計算された結果のスタイルです。

それはあたかも、ポルシェが作ればステーションワゴンさえも、タフさと速さを兼ね備えたスーパースポーツの一つであるがごとく存在しています。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの内装

ポルシェ パナメーラ・スポーツツーリスモの内装

ポルシェの内装の豪華さ、機能性はどのモデルを見ても考え得る最上の材質で最高の仕上がりで送り出されています、それはシフトノブの材質にも表れています。

その取り付け位置もドライビングポジショニングから計算された、一番には運転しやすさを追及したはてにたどり着いたものなのです。

本革がふんだんに使用されているのにも本革でなければならない理由がポルシェにはあるのです。ポルシェは材質にも拘ってその上にも研究されつくされた答えが凝縮されているのです。

シートはただ単に座るものではなく、いかに長時間のドライブでも快適に過ごせるかが求めています。

一見豪華さだけが先行しがちですが、ポルシェにはこれらの材質と形が譲れない、最高の形をお届けするにはこれしかないといったもの全てが計画され計算の末に形になったのです。

そして、豪華さはそれらのことを求めた結果の副産物なのです。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモのカスタム

ポルシェパナメーラのカスタムパーツはエクステリアを自分好みに仕上げるための、エアロパーツからアルミホイールリアスポイラーをはじめ、豊富に各カスタムショップなどから世界に一つだけのパーツが販売されています。

究極のカスタムはパナメーラの最上位機種 パナメーラターボ S E ハイブリッド スポーツツーリスモモデルを選択するということが、世界で一番贅沢なポルシェパナメーラのカスタムなのかもしれません。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの新車・中古車価格

続いてはパナメーラ スポーツツーリスモの新車価格、中古車価格について見ていきましょう。

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの新車価格

車両本体価格(消費税込)

パナメーラ 4 スポーツツーリスモ
13,312,037円
パナメーラ 4S スポーツツーリスモ
17,559,259円

情報は2020年4月現在の公式サイトより

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの中古車価格

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモの中古車価格は、1,200万円〜1,820万円となっています。

※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)

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まとめ

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェ パナメーラ スポーツツーリスモ(プロトタイプ)

ポルシェがステーションワゴンを発売していることは、特筆すべきことなのかもしれません。レースでの速さは勿論、ポルシェに多くの人が求めることはその気にさえなればアクセル踏み込めばポルシェは忠実にスピードの向こう側の世界に連れて行ってくれる車だということです。

その世界を覗く人は多くはありませんが、その準備は出来ている車なのです。多くのポルシェオーナーには各世界の著名人が名を連ねています。

ポルシェの車は、ステータスだけではなくオーナーにしか味わえない充足感と達成感はやはり他の追随を許しません。それはこのステーションワゴンというカテゴリーの車でさえもポルシェが作れば輝きが違うのです。

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