三菱 アウトランダーPHEV
アウトランダーの室内スペースはSUVとしても広いのですが、車中泊にとって最適という理由は、そのプラグインハイブリッドシステムを備えていることです。
アウトランダーPHEVには「1500W AC電源」と「V2H機器接続」の2種類の給電機能があり、災害時に発電機として活用できる他、電化製品に直接給電できるので、アウドトアレジャーでも活用できるのです。
大型の家電製品でも使える給電量があるので、の車中泊でも使いたくなるスマホやタブレットの充電など朝飯前。就寝するだけでなくて車内で楽しく過ごせるのがアウトランダーPHEVです。
三菱 アウトランダーPHEV
車中泊でも日常生活を送れる電力が供給できるアウトランダーPHEVは、非常時にも活躍することが証明されています。
普段は車中泊で楽しいドライブを満喫し、非常時には避難施設にもなるアウトランダーPHEVは、今の時代にこそ必要な車と言えるでしょう。
メーカー希望小売価格(消費税込み):3,939,100~5,294,300円 ( 2020年4月現在 )
■②トヨタ ランドクルーザープラド
トヨタ ランドクルーザープラド
3列シート仕様もあるプラドは、国産SUVの中でも室内スペースは圧倒的に広くなっています。室内高はミニバンのように高くないのですが、就寝するには十分な長さがあります。
卓越した悪路走行性能を持っているので、道の駅やパーキングエリアというよりも、大自然の中での車中泊にピッタリではないでしょうか。
トヨタ ランドクルーザープラド
オートキャンプ場にも多く見られるプラドは、キャンプ用品を積んでの本格的アウトドアを楽しむ人に必須ともいえる車種です。普段使いではちょっと手こずる大きさですが、それだけに余裕のある室内スペースで快適にすごせます。
メーカー希望小売価格(消費税込み):3,603,600~5,462,600円 ( 2020年4月現在)
■③日産 エクストレイル
日産 エクストレイル
日産のエクストレイルは、その走行性能やアグレシップなエクステリアや、プロパイロットで人気のあるSUVですが、もっとも人気となっているのは3列シート仕様があることです。
SUVとしてはさほど大きくないボディサイズであり、3列目のシートは快適とは言えません。しかし、リラックスした体勢で仮眠するには、この3列目のシートの存在が重要なのです。
日産 エクストレイル 3列シート仕様
全席を前にスライドさせて2列目シートを倒して足を延ばし、3列目シートに寄りかかれば数時間の仮眠なら十分に利用できます。星空観察や早朝からの活動のために体を休めるのには、この方法が最も良いでしょう。
メーカー希望小売価格(消費税込み):3,119,600~3,775,200円 ( 2020年4月現在 )
車中泊におすすめのステーションワゴン
ステーションワゴンは後席を格納することでラゲッジスペースを拡大することができ、しかも、フラットであることから、ベッドスペースとして活用するには非常に都合が良いのです。
■①ホンダ シャトル
ホンダ シャトル
実はホンダ車の中でもっともお勧めしたいのがシャトルです。
シャトルの最大の特徴は車内が広く、2列目シートを前方に倒すと、フラットな床面になり、最大184cmのスペースが広がることです。
本来は荷物のためのスペースですが、大人でも足の伸ばし寝られるサイズがあり、シングルベッドよりスペースがあるので2人で寝ても大丈夫なので車中泊のレベルは非常に高いと思います。
しかも、使いやすい大きさで低価格のフィットベースなので、気軽に車中泊が楽しめます。
ホンダ シャトルの荷室
シャトルでは、後席格納時のフロアは限りなくフラットで、フロア長は770mmもあり、このクラスのステーションワゴンとしては最大級の車中泊性能と言えます。しかも、他の市テーションワゴンよりも室内高が高いのも車内で楽に動きやすい理由となっています。
さらに、倒した後席のヘッドレストを逆向きに装着することで枕部分が伸び、実際には1770mm+80mm程度のベッドスペースになるヘッドレストの逆付けが可能なのも、車中泊利用者にはうれしいアイデアです。
メーカー希望小売価格(消費税込み):1,808,400~2,772,000円 ( 2020年4月現在 )
■②トヨタ カローラツーリング
トヨタ カローラツーリング
新しくなったカローラのステーションワゴンのカローラツーリングは、走行性能に良さとスポーティーなエクステリアに目がいきがちですが、車中泊向けでもあるんです。
最大荷室容量800Lの荷室の後席を格納すると1953mmもの奥行きがあり、これは大人が余裕で就寝できるスペースです。
また、スマートフォンや携帯電話を充電エリアに置くだけで充電が行えたり、コンセント(AC100V・1500W)を、車内2カ所に設置してあるので停電などの非常時でも安心できます。
トヨタ カローラツーリングの荷室
そして、荷室は開口部地上高が低い570~580mmなので、中大型犬なら乗り降りも楽にできる高さです。また、フロア下に前後2カ所の浅めの床下収納があり、掃除道具やドッググッズを収納しておけるので、車中泊とともにドッグフレンドリーでもあるのです。
メーカー希望小売価格(消費税込み):2,013,000~2,997,500円 ( 2020年4月現在 )
■③シトロエン ベルランゴ
シトロエン ベルランゴ
ここで外車(輸入車)から一台。シトロエンのベルランゴは、2019年12月に姉妹車のプジョーリフターともに「デビューエディション」と称する限定モデルが発売されましたが、受付開始から5時間余りでソールドアウトしたという話題車です。
ライバルのルノーカングーの人気が高いのに触発されての日本導入が決められました。すべての面でカングー超えを狙うようにできており、荷室も広くなっています。
シトロエン ベルランゴ
そして、後席をたたんでの車中泊の他、全幅は1.85m近くあるので、後ろの席でも横になれるはずです。また、テールゲートはガラスハッチを持つデュアルオープン方式なので、ハッチゲートを開けることなく衣服などを出し入れできるので、荷物がこぼれ落ちるのを防げそうです。
メーカー希望小売価格(消費税込み):3,250,000円 ( 2020年4月現在 )
車中泊におすすめ!快適グッズ
ここで車中泊を過ごすためのおすすめグッズを紹介しましょう。ちょっとした工夫で快適に過ごすことが出来ます。
■車中泊用エアーベッド
これさえあれば段差を気にすることなく快適に寝られます。使用しないときは空気を抜いてコンパクトに収納できるので邪魔になりません。カーゴルームに常に装備しておけば、いつでも車中泊が可能になります。
こちらも段差を解消するマットで、車種別に細かくサイズが設定されているのがポイントです。
■寝袋
これひとつで車中泊が出来ます。しかも電気毛布になっているのであったかいのがポイント。冬はもちろん、夏でも夜間は冷えますから油断は禁物。コンパクトに収納した後は、クッションがわりにもなって便利に使えます。
■ウインドーネット
真夏の車中泊では、涼しい風を入れようとしてまどを開けると虫が入ってきて大変。そんな時にこのネットがあれば虫の侵入を防げて快適に就寝できますよ。
まとめ
車中泊におすすめの最適な車種をご紹介しましたが、その気になればどんな車でも仮眠は可能です。
運転席をリクライニングすればいいのですから。でも数時間ともなるとさすがにきついものがあります。できれな体を伸ばして休みたいですね。それが車中泊なのです。
ご紹介した車種ならどれも適度なスペースがあり、マットなどを揃えればいつでも車中泊を楽しめますよ。
今年車中泊デビューしたいと思っているそこの貴方、ぜひ参考にしてみてくださいね。