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バイクの免許取得ガイド!種類ごとの取得難易度についても解説

バイクの免許取得ガイド!種類ごとの取得難易度についても解説

バイクには、車や自転車にはない独特なカッコよさや魅力がありますよね。そんなバイクを運転するために、二輪免許を取得したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。今回は、二輪免許を取得する方法や取得までの流れ、二輪免許の種類についてご紹介します。二輪免許の取得を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

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バイクの免許を取得する方法とは?

免許証イメージ

バイクの免許を取ろう

まず、免許を取得する方法を大まかに2つに分けてご紹介します。

免許取得方法によって、かかる費用や取得までの難易度が異なります。よく考えて、自分に合った方法で免許を取得してください。

指定自動車教習所で取得する

まず、もっとも一般的なのが指定自動車教習所で取得する方法です。教習所で実習を受けることで、卒業時の技能試験が免除されます。

指定自動車教習所ではバイクの乗り方や運転技術、道路交通法など基本的なことをしっかりと学べます。特に事情がない場合は、指定自動車教習所で取得する方法を選びましょう。

指定されていない届出自動車教習所で取得する方法もあります。届出自動車教習所は指定自動車教習所に比べて教習の費用が安いというメリットがありますが、技能試験や学科試験の免除はありません。免許取得には、全ての試験を受験する必要があります。基本的には一発試験にチャレンジする方や、免許を再取得する方が選ぶ傾向があります。

普通自動車免許を持っている場合は、本試験の学科試験免除があるのでこちらも覚えておきましょう。

一発試験で取得する

指定自動車教習所での教習を受けずに、近くの運転免許試験場で直接試験を受ける方法です。必要なのは試験費用と車両使用料のみですので、指定教習所に通うのに比べて費用を抑えることができます。

ただ試験合格の難易度は高く、一発合格はかなり難しいとされています。何度も試験を受けるとなると指定自動車教習所に通った方が費用を抑えられる場合もあるので、注意が必要です。

免許取得までの主な流れ

運転免許センター

免許はどうやってとる?

基本的な流れは普通自動車免許の取得と流れが同じなので、既に車の免許を持っている方は想像がしやすいのではないでしょうか。

まず、指定自動車教習所に入校したら適正試験を受けます。適正試験では、視力・聴力・色別・身体などの検査が行われ、安全に運転が行える身体状況かどうかチェックされます。その後第一段階、第二段階と技能実習と学科実習を受け、全ての実習を終えたら卒業検定を受けます。万が一、卒業検定に落ちてしまっても再受験が可能なので安心してください。

しかし、再受験の際の費用は教習所によって異なります。なるべく一発で合格できるよう、試験前はしっかりと準備しておきましょう。

教習所を卒業したら、各地域の運転免許試験場に行って本試験を受けます。本試験の適性検査・学科試験に合格したら免許証が交付されます。なお、指定自動車教習所に行かず一発試験での受験の場合、技能試験や取得時講習、応急救護教習などを追加で受ける必要があります。

車の免許を持っているとスムーズ

普通自動車免許を取得済みの方は、バイクの免許取得にかかる費用を抑えることができます。教習所にもよりますが、バイクの免許を取得するのにかかる費用は約15〜30万円です。試験に落ちたり、スケジュール通り進まなかったりした場合、さらに追加料金が発生することも覚えておいてください。

しかし、既に普通自動車免許を取得している方だと、必須講習の数が減り学科試験が免除されるため、費用が半分近く安くなります。

バイクの種類ごとに見てみよう

バイクの免許には、バイクのサイズに応じてさまざまな種類があります。それぞれの免許では取得年齢や乗車可能なバイクの排気量、取得難易度に違いがあり、走行可能道路も異なります。

自分がどのようなバイクを運転したいかを事前に確認してから、それに見合った免許を取得してください。

原付免許

原付

原付

二輪免許のなかでももっとも取得しやすい免許です。16歳以上であれば取得が可能なので、若い方でも運転が可能です。

視力はメガネ・コンタクトで両眼で0.5以上、色別は赤・青・黄の識別ができること、聴力は10m距離で90デシベルの警告音が聞こえることなどがあります。適性検査を合格すれば学科試験へと進みます。正答率90%以上で学科試験合格、続いて実技試験へと進むといった流れで免許を取得します。

原付免許で乗れるのは50cc以下のバイクです。免許取得後、誤って50cc以上のバイクに乗ると無免許運転になるので注意してください。

普通自動車免許取得者は小型車の運転が可能なため、改めて原付の免許を取らずとも原付に乗ることができます。

小型限定普通二輪免許 / AT小型限定普通二輪免許

スズキ アドレス125

スズキ アドレス125

小型限定普通二輪免許及びAT小型限定普通二輪免許もまた、16歳以上であれば取得可能です。

教習所を利用するのであれば、適正試験を受けたあとに学科教習と試験を受け、合格後に技能教習を受けます。実際にバイクに乗って教習所のコースを運転し、卒業検定70点以上で教習所を卒業することができます。

本試験では適性試験と学科試験を受け、学科試験の正答率90%以上で免許が取得できます。

小型限定普通二輪免許及びAT小型限定普通二輪免許で乗れる車体は、125cc以下のバイクに限ります。原付との大きな違いは2人乗りが可能になる点です。

しかし免許取得から1年が経過していることが条件であり、免許を取得してすぐに誰かを後ろに乗せてはいけません。2人乗りを考えている方は、同乗者の命を預かっている意識を持って安全運転に努めましょう。

1人での運転に慣れるまでは、たとえ1年経過していたとしても後ろに人を乗せるのは避けてください。

普通二輪免許 / AT限定普通二輪免許

BMW G310R

BMW G310R

普通二輪免許及びAT限定普通二輪免許も16歳以上から取得可能です。免許取得の流れは小型限定普通二輪免許及びAT小型限定普通二輪免許と同様ですが、小型二輪車よりも車体が大きく操作の難易度も上がるため実習の数や試験の難易度も上がります。

普通二輪免許及びAT限定普通二輪免許では400cc以下のバイクに乗ることができ、2人乗りのほか高速道路での運転が可能になります。

ただし高速道路で2人乗りを行う場合は、年齢が20歳以上であることや免許取得から3年が経過していることなどが条件となりますので、注意してください。

大型二輪免許 / AT限定大型二輪免許

ヤマハ・MT-07

ヤマハ・MT-07

大型二輪免許及びAT限定大型二輪免許はほかの二輪免許と異なり、取得可能年齢が18歳以上からとなっています。排気量の制限がなく、全てのバイクに乗れます。2人乗り・高速道路の運転も可能です(条件は他同様、2人乗りは免許取得から1年経過、高速道路での2人乗りは免許取得から3年経過かつ20歳以上であることが必須)。

免許取得の流れも同様ですが、車体が大きくなるため難易度は上がります。

まとめ

ツーリングの様子

バイクに乗って出かけよう

今回はバイクの免許の取得方法や、それぞれの免許の種類について解説しました。バイクには、車とは違った魅力があります。

車だけでなくバイクの免許を持っていると、行動の幅も広がるのでおすすめですよ。今回の記事を参考にバイクの免許を取得したいと考えている方は、教習所で学んで免許を取得してくださいね。

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