新社会人で車デビュー?コスパ・オシャレ・使い勝手で満点狙おう
ダイハツ ロッキー
2021年から新社会人になられる皆様、おめでとうございます。大変な時期ではありますが、来る新生活にワクワクされていることと思います。
お住まいの地域や勤務先の都合によっては、自家用車での通勤となる方もたくさんいらっしゃることでしょう。しかし、新社会人の皆様はまだまだ自動車に関連する経験が少なく、どんな車がぴったりなのか分からない!とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこでこの記事では、コスパに優れながら使い勝手が抜群、安全性能もしっかり、さらにオシャレな見た目と、あらゆる成績で優れた優等生コンパクトカーをご紹介していきます。
公共交通機関だけでなく自家用車の価値が再認識されたコロナ禍の時代でもありますので、ぜひ参考にして、ご自分にぴったりの車選びをしてみてくださいね。
タイプ別 新社会人におすすめしたい車まとめ!軽からSUVまで
■【軽自動車】ホンダ N-WGN:軽随一の安全装備!狭い道も安心
ホンダ N-WGN(右)、N-WGNカスタム(左)
初心者の方に最もおすすめしたい車型の一つは、もちろん軽自動車です。ボディサイズとエンジンサイズ、乗車定員に制限がある代わりに、税金や保険料がかなり安上がりになる軽自動車はコスパに優れていますし、車両価格も比較的低廉、さらに小回りが効くので運転に不慣れでも安心と、メリットずくめですね。
そんな軽自動車の中でもぜひおすすめしたいのが、ホンダのトールワゴンタイプ「N-WGN(エヌワゴン)」です。
標準のN-WGNではやや眠たげな丸目がキュート、N-WGNカスタムではロボット風の角目がチャーミングなこちらは、近年流行のスーパーハイトワゴン系の軽自動車よりも全高が低いとはいえ室内の広さは驚くほどで、さらにお値段も控えめと選びやすさは満点。
さらに、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールなど、普通車でもまだまだ珍しさも感じる先進装備が、軽自動車では異例の全グレード標準装備という充実っぷりは、ライバルの追随を許しません。
ホンダ N-WGN
軽自動車の中でももっと安いものや、もっと室内が広いものなど、様々な方向性に特化した乗用車はあるにはあるのですが、N-WGNはあらゆる要素をいいところどりした欲張りさが魅力的な部分。
先ほどもご紹介した通り室内の広さは充分以上で、後部座席にご家族やお友達を乗せても余裕たっぷり。さらに低燃費なのでガソリン代も節約でき、毎日の相棒としてもしかして完璧かも?と思わせるほどに、魅力的な車に仕上がっています。
新車でもリーズナブルなだけに、中古車ならさらにお求めやすい価格も実現できます。2019年発売の現行モデルでもすでに70万円台から確認できる安さも、新社会人の方にはぴったりですよね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,675/1,695mm | |
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エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 0.66L 直列3気筒ガソリン 0.66L | |
WLTCモード燃費帯 | 20.0〜22.0km/L(ターボ) 21.2〜23.2km/L(自然吸気) | |
新車価格帯(消費税抜き) | 1,390,000〜1,661,000円(ターボ) 1,180,000〜1,591,000円(自然吸気) | |
中古車平均価格 | 139.1万円(現行モデル) | |
中古車価格帯 | 79.8〜218.9万円(現行モデル) |
■【コンパクト】トヨタ ヤリス:抜群の燃費で節約上手、見た目も抜群
トヨタ ヤリス
先ほどのN-WGNと打って変わってキリッとシャープな目つきとうねりと抑揚の効いたフォルムが特徴的なこちらは、トヨタの定番コンパクト、ヤリス。先代まではヴィッツという車名だったのですが、2020年のモデルチェンジを機に車名を世界共通のヤリスに統一しています。
ヤリスの大きな魅力は、なんといってもそのスタイルでしょう。コンパクトサイズらしいキュートさもありつつ、堂々とした表情にデザインされているので、ただの安い車ではない、「愛車」として愛着が湧きそうですよね。
トヨタ ヤリス
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,940mm×1,695mm×1,500/1,515mm | |
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エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンハイブリッド 1.5L 直列3気筒ガソリン 1.5L 直列3気筒ガソリン 1.0L | |
WLTCモード燃費帯 | 30.2〜36.0km/L(ハイブリッド) 19.2〜21.6km/L(ガソリン1.5L) 20.2km/L(ガソリン1.0L) | |
新車価格帯(消費税抜き) | 1,816,364~2,266,364円(ハイブリッド) 1,402,728〜1,931,000円(ガソリン1.5L) 1,268,182〜1,466,364円(ガソリン1.0L) | |
中古車平均価格 | 151.4万円 | |
中古車価格帯 | 99.9〜263.7万円 |
■【トールコンパクト】スズキ ソリオ:これ1台でお引っ越し!?
スズキ ソリオ(左)、ソリオバンディット(右)
先ほどご紹介したヤリスがやや背が低め、車両の前方と後方での絞り込みもキツめなのに対し、こちらのソリオはいかにも使い勝手の良さそうなスクエアボディが特徴的。それでいて勢いを感じさせるボディサイドのラインなど、ただのハコではないデザインがうれしいところですね。
CMもどんどん放映されているソリオは、なんと2020年12月に発売開始されたばかりのホヤホヤの新型車。先代モデルでも根強い人気を誇った定番トールコンパクトなソリオ、新型モデルでは細かな不満をくまなく解消しており、さらなる完成度の高さが魅力的です。
具体的には、ボディの後ろ部分を適度に延長することで、小回り性能はそのままに荷室の使い勝手がさらに向上。これまでは後席の足元空間か荷室容量、どちらかを優先してどちらかはちょっと我慢、という使い方だった場面でも、どちらも優先できてしまう広々さを実現しています。
スズキ ソリオ
全高が約1.75mと高めなこともあり、人を乗せてもよし、荷物を積んでもよしのソリオは、あらゆる場面で活躍してくれるはず。シートをフルフラット状態にすれば2人でゆったりと車中泊もできますし、後部座席に助手席まで畳んでしまえば広大な荷室が出現。もしかするとソリオ一台で、お引っ越しの荷物も全て運べてしまうかもしれませんね。
さらに、ソリオのカクカクしたボディの隠れた魅力は、運転のしやすさ。運転席からの見晴らしがいいだけでなく、車両四隅の感覚がつかみやすいので、コンパクトなボディを活かして狭い道でもスイスイ運転できることでしょう。
全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールなどの最新の安全装備が選べるようになったソリオなら、遠出だって楽々。愛車でちょっと遠くまでアウトドア、なんていう車を持っているからこそ実現できる休日の過ごし方も、しっかり実現できそうですね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,790mm×1,645mm×1,745mm | |
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エンジン種類 | 直列4気筒ガソリンハイブリッド 1.2L 直列4気筒ガソリン 1.2L | |
WLTCモード燃費 | 18.4〜19.6km/L(ハイブリッド) 17.8〜19.0km/L(ガソリン) | |
新車価格帯(消費税抜き) | 1,682,000〜1,953,000円(ハイブリッド) 1,438,000〜1,552,000円(ガソリン) | |
中古車平均価格 | 202.9万円(現行モデル) | |
中古車価格帯 | 144.8〜226.2万円(現行モデル) |
■【SUV】ダイハツ ロッキー:存在感とアクティブ感が魅力的なボディ
ダイハツ ロッキー
ここ最近の自動車業界では、どのメーカーもSUVに非常に注力しているのですが、実はSUVは車両価格がやや高め。同じサイズで背の低い乗用車と比べたりすると、意外と価格差があることにびっくりされるかもしれません。
そんなちょっぴり「プレミアム」なSUVにおいて、小型ながら存在感があって大人気となっているのがダイハツ ロッキー。見るからにSUVを感じさせる大径のタイヤや分厚いボディは、コンパクトなサイズでも頼り甲斐がありそうですよね。
トヨタからもライズという車名で同じ車両が販売されており、顔つきの違い以外は大きく差異がないので、主にはデザインの好みで選べるバリエーションとなっています。
ダイハツ ロッキー
ロッキーとライズの魅力はもちろん、低廉な価格と、それに対して充実している標準装備でしょう。特にロッキーでは全車で自動ブレーキなどの先進安全装備「スマートアシスト」が標準装備されるのは非常に良心的で、低価格でもしっかりとした安全性能が実現されています。
さらに、ディスプレイを利用したメーター部や、フロントの「流れるウィンカー」など、遊び心のある装備がたくさん用意されている点も、ロッキー/ライズの若々しさのポイントでしょう。
カラーバリエーションも豊富なので、流行のSUVながら自分らしい一台をしっかり演出することもできそう。新車販売台数ランキングで上位常連となっていることも納得の、充実した商品性ですね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,995mm×1,695mm×1,620mm | |
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エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 1.0L | |
WLTCモード燃費帯 | 17.4〜18.6km/L | |
新車価格帯(消費税抜き) | 1,550,000〜2,152,000円 | |
中古車平均価格 | 193.4万円(現行モデル) | |
中古車価格帯 | 145.8〜290.0万円(現行モデル) |
■【スポーツ】ダイハツ コペン:話のネタにも!憧れのオープンカー
ダイハツ コペン ローブ
スポーツカーやオープンカーなんて、高すぎて予算オーバー!とお思いかもしれませんが、軽自動車なら意外とリーズナブルな価格から選択が可能な点はぜひチェックしておいていただきたいポイント。
ご紹介するダイハツ コペンでは、ロック解除後はボタン操作一つで自動で開閉できる高級車のようなルーフを持つオープンカーながら、新車でも約190万円からとリーズナブルな価格設定となっています。
もちろんエンジンはターボで、CVTだけでなくマニュアル車も用意があるなど、車好きな方にとっても満足の行く本格仕様。会社の先輩や取引先には、最近でも意外と車好きが多かったりすることもあるでしょうから、コペンに乗っているというだけで話のネタにもなりそうですね。
ダイハツ コペン セロ
コペンは、ボディパネルを樹脂とすることで、骨格が共通ながら大きくデザインテイストの違う基本3種類のグレードが用意されていることもポイント。
牙のようなヘッドライトが特徴的な「ローブ」、SUVっぽさが加わって唯一無二の「エクスプレイ」、丸目がしっくりハマる「セロ」の3種類から、大きな価格差なく自由に選べる点はうれしいところですね。
軽自動車なので、豪華なオープンカーといえども維持費もお安く済みますし、さらにコペンは人気車だけあって中古車在庫も豊富。特に完成されたデザインをもつ初代モデルなどは100万円以下でも幅広い選択肢が広がっていますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,395mm×1,475mm×1,280mm | |
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エンジン種類 | 直列3気筒ガソリンターボ 0.66L | |
WLTCモード燃費帯 | 18.6〜19.2km/L | |
新車価格帯(消費税抜き) | 1,715,000〜2,213,637円 | |
中古車平均価格 | 157.7万円(現行モデル) | |
中古車価格帯 | 89.8〜382.0万円(現行モデル) |
■【外車(輸入車)】フィアット 500:キュートすぎるデザイン、中古が激安?!
フィアット 500(海外仕様車)
憧れの輸入車でも、小型車なら十分お安く手に入れることができます。街中で走っているだけでも注目を集めてしまいそうなキュートなルックスをもつフィアット 500は、車名をイタリア語読みしてチンクエチェントと呼ばれることもある人気のコンパクトカー。
なんと最安グレードなら新車でも200万円と、輸入車のイメージを崩す低価格が魅力的ですよね。
後部座席や荷室の余裕は一般的な軽自動車よりも少なめとなってしまう点には注意が必要ですが、オシャレには我慢がつきもの。お一人での移動や、助手席のお友達と二人でおしゃれドライブ、なんてシーンなら全く問題のない室内空間が確保されています。
フィアット 500(海外仕様車)
また、小型軽量のボディだけに燃費性能が優れている点も意外な注目ポイント。それでいて走行性能ではエコ一辺倒ではなく、キビキビとした走りの魅力がある点はイタリア車の個性を感じさせる部分ですね。
現行型はガソリンエンジン仕様となっていますが、欧州ですでに発売されている次期型では電気自動車にスイッチしている500。電気自動車となるとお値段もググッと上昇してしまいそうですので、現行型が狙える今が買い時と言えるかも。
また新車でなくとも、幅広い人気のある車種だけあって中古車在庫も非常に充実しており、なんと10万円台の価格が付けられているものもあります。人と違うオシャレを愛車でも追求したいあなたには、ぴったりな選択肢となってくれることでしょう。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,570mm×1,625mm×1,515mm | |
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エンジン種類 | 直列2気筒ガソリンターボ 0.9L 直列4気筒ガソリン 1.2L | |
WLTCモード燃費 | 24.0km/L(0.9Lターボ) 19.4km/L(1.2L) | |
新車価格帯(消費税抜き) | 2,190,910〜2,509,091円(0.9Lターボ) 1,818,182円(1.2L) | |
中古車平均価格 | 108.5万円(現行モデル) | |
中古車価格帯 | 19.9〜277.0万円(現行モデル) |
まとめ
スズキ イグニス ハイブリッドMF
新社会人の方にぴったりなおすすめ車をご紹介してきました。
やっぱりあまり高い価格ではおねだりもしにくいですし、運転に不慣れなうちはぶつけたり擦ったりもしてしまいがちなものですから、ここでご紹介した車以外でも小型車を中心に検討されることをおすすめいたします。
運転しやすくお値段も控えめな現代の小型車なら安全装備も非常に充実していますので、遠出も楽々こなせてしまえそうですね。