マイナ免許証の概要まで知っている方は3割程度に留まる
Q1:2025年3月から、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」の運用がスタートします。マイナ免許証についてどの程度知っていますか?
運転免許証を持っている方に、マイナ免許証についてどの程度知っているかを聞いたところ、「概要も知っている」が29.9%、「聞いたことがある程度」が52.9%、「知らない」が17.1%という結果となりました。
8割以上の方がマイナ免許証を認知しているものの、概要まで知っている方は3割程度ということがわかりました。
約6割がマイナ免許証の取得を検討している
Q2:3月24日から免許証の持ち方を選べるようになりますが、以下の3パターンのうちどれにしたいと思いますか。今の気持ちに近いものをお選びください
マイナ免許証の運用が始まったら免許証の持ち方をどうするか聞いたところ、「マイナ免許証のみ」と答えた方が22.5%、「マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つ」と答えた方が37.8%となり、「従来の免許証のみ」は39.7%で、約6割がマイナ免許証の取得を検討していることがわかりました。
なお、それぞれの持ち方を選んだ理由として、マイナ免許証のみは「財布に入れるカード枚数を減らしたい」「管理が楽になる」、マイナ免許証と従来の免許証の両方を持つは「運転免許証の提示を求められたときに困る」「マイナンバーカードは持ち歩きたくない」、従来の免許証のみは「情報を集約するのに不安がある」「メリットを感じない」「しばらく様子を見たい」といった回答が寄せられました。
約3割が情報漏洩や悪用のリスクを懸念
Q3:マイナ免許証にはおもに以下のデメリットがあるといわれています。最も心配なのはどれですか
続いて、マイナンバーカードと運転免許証が一体化することに対し、どのような心配があるか聞いたところ、最も多かったのが「情報漏洩や悪用のリスクが大きい」で30.7%でした。
具体的には、「マイナンバーカードのセキュリティに不安がある」「情報が一つ漏洩したら、紐付けされたすべての情報が漏れそう」など、過去に個人情報の漏洩や紛失などが起きたマイナンバーカードに一体化する点を不安視する声がありました。
次いで多かったのは24.1%が回答した「紛失すると本人確認に手間がかかる」で、「失くしたら身分を証明するものなくなる」という回答が大半でした。
「手続きが面倒」と回答したのは15.5%で、「使い慣れてきたものを無理に変える必要はない」「将来的に免許証を返還したときの手続きなどが面倒くさそう」といった回答がありました。
約半数がモバイル運転免許証を利用したいと回答
Q4:将来、モバイル運転免許証(スマホで免許証を提示できる)が実現した場合、利用したいと思いますか?
さらに、将来モバイル運転免許証が実現した際に利用したいか聞いたところ、「利用したい」が46.4%、「これまで同様カードで持ちたい」が53.6%という回答になりました。
調査概要
調査対象:全国の男女2,206人
調査機関:自社調べ(調査ツールFastask使用)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年2月21日~2月28日
有効回答数(サンプル数):1,857
出典:ナイル株式会社|おトクにマイカー 定額カルモくん