【年末年始】長距離ドライブの理由1位は「帰省」 遠出する割合が増加。
三井ダイレクト損害保険株式会社は、2017年11月7日~2017年11月8日の2日間、運転頻度が週1回以上、年末年始(2017年12月22日~2018年1月3日)に高速道路を利用して長距離移動をする、もしくはする予定がある18歳~69歳の男女1,000人に対してアンケート調査を実施しました。
Q.年末年始の長距離移動の目的は?
年末年始の長距離ドライブの目的で、最も多い回答は順に「帰省」、次いで「泊まりの旅行」「ショッピング」という結果になりました。
昨年に比べると、近場で過ごす「日帰り旅行」「ショッピング」「初詣」の割合が下がっていることから、2017年の年末年始は遠出をする割合が増えていることが読み取れます。
■年末年始の移動距離は昨年に比べ増加
Q.自宅から目的地までの距離(片道)は?
年末年始の長距離移動では、前述のアンケート結果からも読み取れるように遠出が増えたことに準じて移動距離もアップとなっています。
2016年に比べて、平均23.8kmアップして196.9kmとなりました。
【年末年始】車で移動する理由1位は「利便性」2位は「金額」
Q.年末年始、車で長期距離移動をする理由は?
前述のアンケート結果より、移動距離が昨年よりも増えていることが分かりました。
それでも、車で長距離移動をする理由は「他の手段より車での移動の方が便利だから」と回答した方が半数超えの結果に。
やはり帰省に際して、初詣や買い出し、イベントに立ち寄ることがあると新幹線などに比べれば、小回りが効く車の方が便利ですね。
次いで、「他の交通手段に比べ費用が安いから」という理由が上位の回答となりました。
1人~2人程度であれば話は別ですが、家族4~5人となると新幹線や飛行機の方が交通費は上がってしまうため車での移動を選択するという人は多いようです。
【年末年始】長距離ドライブの楽しみ1位は「PA・SAの利用」
Q.車での長距離移動で楽しみにしていることは?
長距離ドライブの楽しみのアンケート結果は道の駅や、PA・SAへの寄り道となりました。
長距離ドライブに疲れた体を休める以外にも、近年のサービスエリア等は、グルメやショッピングに特化した施設も増えてきています。
利用する路線のサービスエリア限定のグルメなどはチェックしておきたいところですね。
気になる年末年始の渋滞予想は?
Q.年末年始の長距離移動はどの日程を予定している?
上記のアンケート回答によると、帰省ラッシュは12月29日から30日、Uターンラッシュは1月2日から3日が多い結果になりました。
NEXCO3社、JB本四高速、日本道路交通情報センターが取りまとめた年末年始の渋滞予測に関する記事によれば、1月2日は上り線下り線ともに10km以上の渋滞が発生するとしています。
特に次に挙げる3ヶ所では1月2日に35km以上の渋滞が予測されていますので注意が必要です。
14時ころの東名高速 上り線 大和トンネル付近
17時ころの東北道 上り線 加須IC付近
17時ころの関越道 上り線 高坂SA付近
■渋滞を避けるためにしていることは?
下記のアンケート結果から、渋滞を避けるために意識できることを確認してみましょう。
やはり、渋滞がおきそうな時間帯の出発を避けたり、直前まで渋滞情報がをチェックする方が多いようですね。
刻一刻と変わる渋滞情報をつねにキャッチするというのが、基本であり最も効果がありそうです。
■渋滞回避のために払える金額は?
Q.年末年始のドライブで渋滞回避のため、最大でいくらまでお金を払えますか?
渋滞を避けるためにいくら払えるのか?という少しユニークな問いに関しては、2016年に比べ男性2,159円アップ、女性は381円ダウンという結果になりました。
男性と女性とでの金額の差が1300円程出るのは、ドライバーが男性のほうが多く、同乗者と比べて渋滞を嫌うということでしょうか。
年末年始の長距離ドライブ、事前に確認したい天候情報
続いて、年末年始に気をつけたい安全に関するアンケート結果です。
Q.各項目が原因で年末年始の長距離ドライブでヒヤリ・ハット経験があるか
アンケート結果から、年末年始の長距離ドライブでは「悪天候・自然現象」でのヒヤリ・ハット経験が多いという結果に。
年末年始、特に降雪の多い地域へ長距離ドライブをする方は、気象庁からは年末年始の天気情報が発表されているので、こちらもチェックしておきましょう。
高速道路ではスピード調節をしっかりと
Q.ヒヤリ・ハットを防ぐための手段は?
ヒヤリ・ハット経験を避けるために、多くの方が行っているのがスピード調節。
年末年始は、目的地への到達時刻に間に合わない焦りや渋滞のイライラからの解放でどうしてもスピードを出してしまいがち。
適切な車間距離とスピード調節が安全で楽しいドライブへの鍵であることを再確認し安全運転を心がけましょう。