プジョーってどんなメーカーなの?
立ち上がるライオンをかたどったロゴ(ベルフォールのライオン)を採用するプジョー(Peugeot S.A.)は、フランスに本拠地を置く、世界最古の自動車量産メーカーで、1974年には経営不振だったシトロエンを吸収合併し、企業グループ「PSA・プジョーシトロエン」を構成するオールフランスのメーカーであり、日本では、プジョー・シトロエン・ジャポンが輸入販売を行っています。
【魅力その1】意外と安い価格設定
プジョー208ァーストセレクション
輸入車というと高いというイメージが付きまといますが、最近では欧州で生産された日本車メーカーの車が逆輸入されているように、かなり国産車に近い価格設定がなされるようになりました。
例えば今回限定モデルを設定した「308」の弟分である「208」は、「初めての輸入車、初めてのプジョー車」をキーワードに、6速ATとアクティブシティブレーキを装備しながら199万円という低価格設定とされています。プジョー独自のインテリアコンセプト「iCockpit」、新タッチスクリーン、またオートヘッドライト、レインセンサー、クルーズコントロールなども標準とし、エントリーグレードでありながら、ひとクラス上の快適性を提供しています。
1.2Lターボエンジン搭載のコンパクトカーであり、国産車で比較するなら、動力性能では「トヨタオーリス120T」、車格は「ヴィッツ」といったところ。比較検討する余地は十分にあると思います。ただし199万円のこの
「208ファーストセレクション」は限定車で5MTのみの設定。6速ATは217万円からとなります。
■メーカー希望小売価格の比較
トヨタオーリス120T
・プジョー208 1,990,000円~(1.2Lターボ)
・トヨタオーリス120T 2,590,037円~(1.2Lターボ)
・トヨタヴィッツハイブリッドF 1,819,800円〜(1.5Lハイブリッド)
【魅力その2】フランスの香り漂うデザインセンス
プジョー308スペシャルエディション
どこがどうということではなく、フランス車には独特の雰囲気があります。これは逆立ちしても国産車にはまねのできない、センスと伝統の技でしょう。その特徴は、精密で重厚なドイツ車や、華やかなイタリア車とは一線を画し、シンプルながらも小粋なデザインであるということに尽きます。
「インテリアデザインとは、そこに流れる時間と空気を作ることだ。」と言い切るように、素材、造形、機能、あるいは触感、光、匂い、すべてが反応し合い人の感性を揺り動かす彫刻的な造形美を見せるダッシュボードやシートの高い質感はまさに異次元。
【魅力その3】流行を先取りしたラインナップ
プジョー5008
国内でもブームになっているクロスオーバーSUVの「2008」、「3008」、そして注目の7人乗りSUV「5008」を早くから導入させており、その高性能とエレガントさは、国産各車のベンチマークとなっています。そして、価格も国産車と競争が可能なのですから、絶対にお勧め。国産SUVが無粋に見えてくるかもしれません。
■メーカー希望小売価格の比較
トヨタアクアCrossover
プジョー2008 2,630,000円~(1.2Lターボ)
トヨタアクアCrossover 2,062,800円〜(1.5Lハイブリッド)
プジョー3008 3,570,000円~(1.6Lターボ、2.0Lクリーンディーゼル)
トヨタハリアーターボ 3,380,400円〜(2.0Lターボ)
トヨタハリアーハイブリッド 3,774,600円〜(2.5Lハイブリッド)
プジョー5008 4,040,000円~(1.6Lターボ、2.0Lクリーンディーゼル)
マツダCX-8 3,196,800円~(2.2Lクリーンディーゼル)
まとめ
メルセデスやVWなどのドイツ車に比べて、まだまだ認知されていないフランス車。車種別輸入販売台数もベスト10には入っていません。しかし、一目見れば虜になってしまう魅力がプジョーにはあります。ブルーライオンの看板のお店もかなり多くなっていますので、車の購入を考えているなら、一度はショールームをの像てみてはいかがでしょう。