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【ノート対決】e-POWER VS ガソリン車 どっちがお得!?実燃費から考える

【ノート対決】e-POWER VS ガソリン車 どっちがお得!?実燃費から考える

2017年11月に発売されるや否や、すぐに大人気となった日産「日産 ノート e-POWER」。本記事では日産「ノート e-POWER」と「ノート(ガソリン車)」の1ヶ月のガソリン代の差や、本体価格の差を踏まえて何km走ったら元が取れるのかをご紹介します。


大人気の「ノート e-POWER」!

2016年11月に発売された、日産「ノートe-POWER」は、ガソリン燃料でエンジンを回し、エンジンの出力で発電する「ガソリンで走るEV車」です。

発売開始時からその燃費性能と走りの性能を両立するスタイルに、消費者の購入がすすみました。
「ひと踏みぼれ」と形容される加速性能と静音性能を備え、広い室内から非常に人気の車種です。

しかし、「同じ日産ノートを買うなら、e-POWERとそうでないガソリンモデル、どっちがお得なのか?」といった疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

e-POWERとガソリン車を比べた場合、e-POWERの価格が高いのは分かりますが、実際にガソリン車との差額を燃費の良さ等で補えるのか?中々計算しにくい要素だと思います。

そこで本記事ではe燃費でユーザー計測された実燃費をもとに、ノートe-POWERとガソリン車のノートの燃料費を算出し、両モデルの価格差を燃費の良さで埋めれるのか否かを探っていきたいと思います。

日産「ノート e-POWER」について知りたい方はこちら

「そもそもe-POWERって何?」という方はぜひこちらの記事をご覧ください。

日産ノート e-POWERモデルとガソリンモデルの実燃費は?

日産 ノート e-POWERと通常のガソリンモデル、どちらの方がコスパが良いのかについて計算していこうと思います。

実燃費については、e燃費にて「ノート e-POWER MEDALIST」と「ノート MEDALIST」を比較していきます。

まず、2016年11月に発売した、「ノート e-POWER」のカタログ燃費は34〜37.2km/Lで、実燃費は21.07km/Lです。

次に、2015年7月に発売した1200ccの「ノート MEDALIST」のカタログ燃費は26.2〜26.8km/Lで、実燃費は16.46 km/Lです。

実燃費は、もちろんのことながら「ノート e-POWER」が優秀な燃費です。

【ノート】e-POWERVSガソリン車 どっちがお得か計算!

「ノート e-POWER」と「ノート MEDALIST」の実燃費は上記の通りなので、1ヶ月のガソリン料金に換算して考えていきます。

1ヶ月にかかるガソリン代を求める計算式は下記のとおりです。

(月間走行距離÷実燃費)×1リットルあたりのガソリン価格=1ヶ月のガソリン料金

それでは、1ヶ月にかかるガソリン代を求める他の数値を決めていきます。

月間走行距離

月間走行距離は370kmとして計算します。これは、日本自動車工業協会(JAMA)が2018年4月9日に公開した「2017年度 乗用車市場動向調査」の自家用車の月間平均走行距離の調査結果を元にしています。

1リットルあたりのガソリン価格

また、1リットルあたりのガソリン価格は1リットルあたり、144円とします。これは2018/06/08現在の価格を参考にしています。

1ヶ月に370km走る場合のガソリンの計算式を求めてみます。

【ノート e-POWER MEDALIST】
(370÷21.07km)×144=2528.71 
ノートe-POWERは1ヶ月で370km走る場合、約2529円のガソリン代がかかります。

【ノート MEDALIST】
・(370÷16.45km)×144=3238.9
ノート MEDALISTは1ヶ月で370km走る場合、約3239円のガソリン代がかかります。

上記からノート e-POWER MEDALISTのほうが1ヶ月で約710円ガソリン代を安く抑えることができます。

本体価格も含めてお得度をチェック

上記の710円の差額が分かったところで、新車購入時の価格差を算出します。 2018年5月1日から適用されているエコカー減税額も含めて実質価格を計算します。

まず「ノート e-POWER MEDALIST」の新車価格は232万9560円です。
新車価格からエコカー減税で、取得税・重量税・自動車税(翌年適用)がマイナスされ、実質223万3360円で購入可能です。

本体価格2,339,560
取得税減額-58,200
重量税減額-22,500
自動車税減額-25,500
合計2,233,360

次に、ガソリンモデルである「ノート MEDALIST」の新車価格は199万1520円です。新車価格からエコカー減税で、取得税・重量税・自動車税(翌年適用)がマイナスされ、実質192万7820円で買うことができます。

本体価格1,991,520
取得税減額-29,800
重量税減額-16,900
自動車税減額-17,000
実質価格1,927,820

両モデルを比較した際の価格差は29万5540円となります。

「ノート e-POWER MEDALIST」の実質価格2,223,360
「ノート MEDALIST」の実質価格-1,927,820
差額295,540

この29万5540円の差額を、「ノート e-POWER MEDALIST」のガソリン代金の差額710円で埋める(元を取る)と考えると416.2ヶ月、つまり約37年間「ノートe-POWER MEDALIST」に乗るという計算になります。

さすがに37年間同じ車に乗ると言うのは現実味がありません。
今時点、先進技術を搭載している車でも37年後には既にクラシックカーでしょう。

という訳で、車両価格を含めて考えると平均的な月間走行距離(370km)での場合は、e-POWERを購入したほうがお得、とは言えない計算になってしまうのです。

※これらの計算は月間平均走行距離・ガソリン価格・実燃費などの変数を仮定して計算されています。ガソリン価格はもちろんのこと、実燃費も走り方によって変化します。また、エンジンオイルやその他のメンテナンス費用等は考慮せずの計算となっていますのでご留意下さい。

【ノート】ガソリン車 VS e-POWER お得になる利用条件を考えてみた!

計算上『「ノートe-POWER MEDALIST」は、約37年間利用しないとガソリンモデルの「ノート MEDALIST」との差額の元が取れない』となりましたが、もちろんこれは走行距離やガソリン価格などで左右されます。

そこで、月間の走行距離がどの程度であれば購入費用の差額の元を取れるのか?すなわち「お得」になるのか?を計算していきます。

新車買い換え時期は平均7.7年(92.4ヶ月)

まず前提条件として、先ほどのように37年間も同じ車に乗り続けるようなことは現実的ではありません。

日本自動車工業協会(JAMA)が2018年4月9日に公開した「2017年度 乗用車市場動向調査」の調査結果によると、新車を購入してから次の車の買い替えまでの平均期間は「7.7年」となるようです。

そのことから「7.7年乗ると仮定した場合、1ヶ月何km以上走る人にとって、e-POWERはお得といえるのか?」を考えていきます。

50km以上をマイカー通勤をする人には「e-POWER」がお得

結論から言うと地方に住んでる方や、通勤に車を利用する人にとっては、e-POWERがお得になりそうです。(他のハイブリッド車 対 ガソリン車でも同じことが言えますが)

具体的な数字を入れて考えると、自宅から勤務先までの距離が片道50km程度ある人がお得になる(車の買い替え平均7.7年までにガソリン代で元が取れる)と言えます。
車での通勤日数を20日間と仮定し、片道50km(往復100km)とすると1ヶ月間の走行距離は2000kmという計算になります。

先程と同様の数値で、1ヶ月に2000km走る場合のガソリン代の価格差を求めてみます。

【ノート e-POWER MEDALIST】
(2000÷21.07km)×144=13668.7
ノートe-POWERは1ヶ月で2000km走る場合、約13669円のガソリン代がかかります。

【ノート MEDALIST】
・(2000÷16.45km)×144=17507.9
ノート MEDALISTは1ヶ月で370km走る場合、約17508円のガソリン代がかかります。

e-POWERは、1ヶ月で約3838円ガソリン代を抑えることができます。

1ヶ月3838円のガソリン代節約を7.7年(92.4ヶ月)で乗じると35万4631円となり、本体価格差29万5540円を大きく上回るため「ノート e-POWER MEDALIST」を購入した方がお得という結果になりました。

また、休日も車を使う方や実際の勤務日数が21~22日と言うことを考えると、片道40kmの車通勤でもe-POWERを買う方がお得かもしれません。
片道40~50kmの距離を車で通勤するというのは、都心部で電車通勤する人にとっては想像しにくいと思いますが40〜50kmは下記のような距離です。

区間距離
岩手県盛岡市から北上市約50km
東京都新宿区から町田市約40km
愛知県名古屋市から安城市
兵庫県神戸市から加古川市
沖縄県那覇市からうるま市

上記のような距離を頻繁に運転する方や、通勤に車を利用せずとも月間で2000km程走る方であれば7.7年乗り続ければ元が取れると言えます。また1度買った車は乗り潰すまで乗るという方にとっては、さらにお得といえるでしょう。

事業用の車にもおすすめ

日本自動車工業協会(JAMA)の「2017年度 乗用車市場動向調査」の事業用車の年間平均走行距離は63113kmで月間走行距離は約5259kmです。

月間走行距離が約5259kmだと、約3年で「ノート e-POWER MEDALIST」本体価格差の元が取れる計算になります。

社用車としてコンパクトカーを検討している事業者の方はぜひ候補として検討してみてください。

他のノート「ガソリン車」と比較

前述までの計算は「ノート MEDALIST」での比較だったため、販売中のノートの他モデルとの1ヶ月のガソリン代金の比較を下記に一覧でまとめました。

ぜひ参考にしてください。

登録年月グレードカタログ燃費実燃費1ヶ月のガソリン代e-POWERとの差額
2015年7月e-POWER S/X/NISMO ハイブリッド21.07km/L¥13,669
2015年7月MEDALIST X
アイドリングストップ
23.4km/L16.59km/L¥17,3603691円高い
2015年7月エコスーパーチャージャー / X DIG-S / MEDALIST 1200cc(E12)CVT FF スーパーチャージャー26.2〜26.8km/L16.69km/L¥17,2563587円高い
2014年10月ニスモ アイドリングストップ22.2km/L15.79km/L¥18,2394571円高い
2012年9月S/X/ライダー 1200cc(E12)CVT FF22.6km/L16.39km/L¥17,5723903円高い
2012年9月S DIG-S / X DIG-S / ライダー DIG-S / メダリスト 1200cc(E12)CVT FF スーパーチャージャー24.0〜25.2km/L16.39km/L¥17,5723903円高い

【結論】(当たり前だけど)いっぱい乗る人はお得!でも燃費以外の魅力も

結論として、「ノート e-POWER」で月間の平均走行距離が少ない方にとってはお得感を感じるのは難しいかもしれません。

しかし、燃費以外にもアクセルのみで加速と減速が可能な「ワンペダル」ドライブや、電気自動車ならではの静音性など「ノート e-POWER」を購入する理由は他にもあります。

そうした要素が含まれて190万円ほどで買えるというのであれば、燃費の良さは「おまけ」程度で考えてもいいのかもしれませんね。

ガソリン車のノートを購入するべきか、e-POWERを購入するべきか、悩んでいる方は参考にして頂ければ幸いです。

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