はじめに
6月26日(火)にトヨタのプレミアムセダン15代目新型クラウンが発売されました。
「マジェスタ」「ロイヤル」「アスリート」の3仕様あったものが今回はスポーティなデザインの1種類に統合されて購買層の若返りを図っています。
そんな新型クラウンにモデリスタのクールなエアロが発売されました。
新型クラウンを更にスタイリッシュに仕上げるモデリスタバージョンを紹介します。
モデリスタとは?
モデリスタは、トヨタのカスタムブランドで、トヨタ車向けカスタマイズカーパーツの企画販売やトータルデザイン・販売をしているトヨタのグループ会社です。
1997年にモデリスタは市販標準車に対するユーザーの様々な要望を具現化させる組織として設立されて20周年を迎えました。
また今年2018年4月1日に会社名が株式会社トヨタモデリスタインターナショナルからトヨタテクノクラフト株式会社および株式会社ジェータックスと統合し、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントとなりました。
MODELLISTAの由来はイタリア語で『デザイナー』からきています。
ビジュアルアイデンティティは「ピストンとネジのイメージ」を表しており、クルマに関するエンジニアリングとデザインのプロフェッショナルを象徴しています。
モデリスタ初のコンプリートカーは?
モデリスタ初となるコンプリートカーは1997年に発表した「PX-01」です。
スポーティーな丸目4灯ヘッドライトや大型フォグランプ等、迫力のフルメタルフレアです
その後も様々なトヨタ車のカスタムパーツやコンプリートカーを作ってきてトヨタ車のモディといえばモデリスタというブランドを築いてきました。
最近では、人気SUV『C-HR』(SONIC EMOTION C-HR コンセプト)を発表しています。
真っ赤なC-HRがカッコイイエアロと相まって非常にカッコイイですね!
コンセプト凝縮、モデリスタ C-HR と ノア…東京オートサロン2018 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2018/01/14/304693.htmlトヨタ車の上質かつ洗練されたドレスアップブランドであるモデリスタのデザインテーマは「ドレスアップ」と「ユーティリティ」。洗練された上質な内外装のパーツと、乗って使って楽しめるクルマを演出している。
15代目新型クラウン
月26日(火)にトヨタのプレミアムセダン15代目新型クラウンが発売されました。
14代目は「マジェスタ」「ロイヤル」「アスリート」の3仕様あったものが今回はスポーティなデザインの1種類に統合されて購買層の若返りを図っています。
15代目クラウンではチーフエンジニアによると
・クラウン初となる6ライトウィンドーを採用、タイヤを70mm前出しすることにより、サイドシルエットは伸びやかで流麗なフォルムを実現。
・フロントはセンターの水平な押し出しとタイヤに巻き付くフェンダーの造形を用いて、ワイド&ローの引き締まった表情へ。
・リアコンビランプはヘッドランプと同じモチーフを用いシャープでエレガントな雰囲気を醸成
と今までと思い切ってデザインコンセプトを変えてきました。
マジェスタやロイヤルを廃止し「スポーティでエレガントなセダン」ということでアスリート寄りに1本化してきたのは勇気がいる変更だったのでは無いかと思います。
ちなみにクラウンの中でロイヤルからアスリートに流れるお客様が多く、すでに全体の60%がアスリートになっていたそうです。法人ユースもアスリート化されていてひとつにまとめて造り込むことで全体の成熟度も高まったのでないでしょうか。
昨年の東京モーターショーでの新型クラウンのコンセプトモデルも見ましたが、「これがクラウン?かなりスポーティになったなあ」という印象でしたが、市販モデルもほぼ変わらずスポーティなデザインで出てきたことを嬉しく思います。
【東京モーターショー2017】トヨタ クラウン コンセプト「ワールドプレミアムに通用するように」 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2017/10/26/301616.htmlトヨタ自動車が東京モーターショー2017で初披露した『クラウン・コンセプト』のチーフエンジニアを務める秋山晃氏は「一番の目玉はクルマ自体の魅力アップ」とした上で、「ワールドプレミアムに通用する洗練されたデザインと走りの革新を目指した」と語る。
新型クラウンのモデリスタバージョン!
そんなスポーティな新型クラウンですが、モデリスタによって更に存在感をアップしてスポーティさを引き立ててくれるモデリスタバージョンが発表されました。
メッキパーツが、通常のメッキパーツに加えて、初採用となる『漆黒メッキ』が採用されていて、黒く深い輝きが特徴的な表面処理が施されています。
早速クラウンRSボディに装着されたエアロパーツを順番にご紹介いたします。
■【MODELLISTA エアロキット】フロントウイングスポイラー/サイドスカート/リアスタイリングキット
フロントウイングスポイラー
サイドスカート
リアスタイリングキット
価格は塗装済:35万7480円 素地:33万1560円となっています。
価格の内訳は、
■フロントウイングスポイラー 64,800円
■サイドスカート 86,400円
■リアスタイリングキット 237,600円
とリアスタイリングキットが1番高価なエアロパーツとなっています。
ちなみにリヤスカートとスポーツマフラーのセットとなっていて、
標準装備のリヤバンパーを取り外し、加工しての装着となります。
正直少し高額に感じましたが、マフラー交換込ということであればこの値段も納得です。
リアバンパーはマフラーも交換するタイプとなっています。
マフラーの形状も個性的でよりスポーティさが引き立つ作りになっています。
この3点セットでよりスタイリッシュなデザインでスポーティさも引き立っています。
ちなみにG/S/Bのボディの方のリアスカートエアロパーツも標準装備のリヤバンパーを取り外し、加工しての装着となります。
標準装備のマフラーの加工と、延長パイプの装着が必要です。
マフラー出口のデザインも特徴的ですね!
こちらは81,000円です
■クールシャインキット
フォグベゼルガーニッシュ/ミラーガーニッシュ/フェンダーガーニッシュのガーニッシュ3点セットです。
価格は6万9120円です。
ブラックとメッキのフェンダーガーニッシュによってよりスポーティーさがUPし、カッコよくなりますね。
■【MODELLISTA WingDancer X】19インチアルミホイール&タイヤセット
最後は19インチアルミホイール&タイヤセット。
MODELLISTA WingDancer X〈スーパーブライトクローム×ポリッシュ〉&ミシュランパイロットスポーツ4Sです。
価格は39万9600円
ナット、センターキャップ、TPWSバルブまたはバルブ、アダプター、専用パターンキーが付属します。
やはり19インチホイールの存在感は素敵です。
乗り心地が少し心配ですが高級タイヤのミシュランパイロットスポーツ4Sを装着して静寂性、走りのバランスを高い次元で実現してくれそうです。
その他新型クラウンの詳しいモデリスタバージョンの豊富な画像を見たい方は以下をご覧ください
新型 クラウン モデリスタRSボディver. 高まる風格、その存在感に惹き寄せられる | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/img/2018/06/27/311267/1316390.fullscreen.html?from=tpthm6月26日(火)に発表され、多くの注目を集めているトヨタのプレミアムセダンである15代目『クラウン』。「マジェスタ」「ロイヤル」「アスリート」の3仕様が1車種に統合されてその変化に期待感が高まっている。
最後に
15代目の新型クラウンに対するトヨタの力の入れようが非常に強い印象を持ちます。
デザインもそうですが、プラットフォーム、最新のコネクティッドサービスなどトータルで非常に魅力的な一台になったのではないでしょうか。
今までは輸入車に流れているユーザー層も、この新型クラウンがでたことによって立ち止まり比較検討されるレベルまで質感が高まったのでは無いかと感じます。
このモデリスタバージョンのエアロ総額は80万円程となりますが、非常に完成度も高く、新型クラウンの存在感やスポーティさを上品にアップしてくれると強く思います。
新型クラウンを購入される方は検討されるとよいのではないでしょうか。
個人的には軽快でスポーティな走りが期待できそうな、ハイブリットではない2リッターエンジンモデルの新型クラウンを試乗してみたいですね。
その他新型クラウンに関してのまとめ情報は以下をご覧ください
■車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング
【FMCは5年ぶり】トヨタ クラウン新型発売!最新情報まとめ
https://matome.response.jp/articles/1780トヨタ自動車は6月26日、『クラウン』を5年半ぶりに全面改良し、発売しました。 今回、15代目となる新型クラウン。これまでと同様に国内専用モデルとしての位置づけは変わらないものの、目指したのは「世界中どこでも戦えるクルマ」とのこと。クラウン新型の最新情報をお届けいたします。