ルノー トゥインゴ に改良新型が登場!どこが変わった?最新情報まとめ
ルノーは、改良新型『トゥインゴ』(Renault Twingo)を欧州で発表しました。現行の3世代目トゥインゴは2014年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2014でワールドプレミアされています。
デビューからおよそ5年が経過し、現行トゥインゴが初の大幅改良を受けています。
■ルノー トゥインゴ改良新型 フロントマスクを刷新
改良新型のエクステリアは、フロントマスクを中心に変更されました。
新デザインのバンパーやグリル、ヘッドライトなどを採用し、表情を一新することに成功しています。
また、ヘッドライトには、新型『メガーヌ』など最新ルノー車に共通するCシェイプのLEDデイタイムランニングライトが組み込ました。
リアは、内蔵レンズをCシェイプとしたテールランプやバンパーが新しくなっています。
■ルノー トゥインゴ改良新型 ボディサイズ
改良新型のボディサイズは、全長3614mm、全幅1646mm、全高1544mm、ホイールベース2492mm。
全長はおよそ25mm長くなり、全高は10mm低められています。
ボディカラーには、イエロー、レッド、ブラック、ホワイトなどがラインナップされています。
■ルノー トゥインゴ改良新型 エンジンがパワーアップ!
RR(リアエンジン・リアドライブ)方式は、改良新型でも健在。
これは、ルノーとダイムラーの提携の成果のひとつ。トゥインゴの車台は、メルセデスベンツ傘下のスマートブランドの『フォーツー』『フォーフォー』と共用されており、トゥインゴもAセグメント車としては珍しいRRレイアウトを引き続き採用します。
また、改良新型ではエンジンも性能向上しました。
改良新型では、リアに積まれるエンジンを強化した。改良新型には、2種類のガソリンエンジンを設定する。排気量998ccの3気筒自然吸気エンジンは、最大出力75hp/6250rpm、最大トルク9.7kgm/4000rpmを獲得する。従来の70hp、9.3kgmに対して、5hp、0.4kgm強化された。トランスミッションは5速MTを組み合わせる。
898ccの3気筒ターボエンジンは、最大出力93hp/5500rpm、最大トルク13.8kgm/2500rpmを引き出す。最大トルクは従来通りだが、最大出力は3hp引き上げられた。トランスミッションは5速MTと6速ATが用意される。
■ルノー トゥインゴ改良新型 最新コネクティビティを採用
改良新型トゥインゴには、ルノーの車載コネクティビティ、「EASY CONNECT」の最新バージョンが採用されることになりました。
新しいマルチメディアシステムには、7インチの高解像度タッチスクリーンモニターが装備され、ユーザーフレンドリーなインターフェースと、ショートカットメニューによる使いやすさが追求されており、機能を切り替える時に、必要な操作数を減らすことに成功。
EASY CONNECTは今後、順次アップグレードが行われるとのことです。
改良新型には、Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」が標準装備され、スマートフォンとの連携を実現。
ナビゲーションや音楽などのアプリも利用可能に。ハンズフリー通話は、デュアルマイクのフィルター機能を使用して、音質が改善されました。オーディオも、スピーカーに2つのツイーターを追加することにより、音質を引き上げています。
また、TomTomのアップグレードされたコネクテッドナビゲーションも利用可能に。「Google Places」のデータベースを使用すると、より簡単で効果的な目的地検索が行え、ユーザーは自分のアプリやサービスを、無線で簡単にアップデートできるように。「MY Renault」スマートフォンアプリは、ルノーのディーラーとユーザーを結び、各種サービスを提供します。