キイロビンとは
キイロビンとは何か
キイロビンとはカー用品メーカーのプロスタッフが作っている製品です。
キイロビンを使うと、フロントガラスなどのザラツキや頑固な油膜や被膜、劣化して落とせなくなったガラスコートを簡単に落とすことができます。
フロントガラスの油膜や被膜を落とし、快適で安全なドライブをサポートする商品です。
キイロビンにはキイロビン120やキイロビン ゴールド、キイロビン クイックマジックゴールドなどといった商品があります。
また、キイロビンは、1976年に全日本交通安全協会の推奨品として認定されました。
自動車用ワックス、シャンプー、油膜取り、洗車グッズメーカーのプロスタッフ。超ロングセラーのキイロビンをはじめとしたガラスのギラつきを抑えるガラス用ケミカルではシェアNo1の実績を誇ります。顧客満足度は95%。多くのお客様に当社の洗車グッズをご利用いただいております。私たちはあなたの充実したカーライフをサポートいたします。
■油膜・被膜とは
油膜とは、ガラスに付着した油分と水分が混ざり合って出来たもので、主な成分はシリコンです。
油膜のできる主な原因としては次のようなものが挙げられます。
・フロントガラスのコーティング剤の劣化
・車のボディなどに使用したワックスやコーティング剤が解けて付着する
・大気中の排ガス
・車の走行中にはねて付いた油
油膜ができたフロントガラスに、ワイパーをかけ油膜が広がり、太陽熱により焼き付くことでシリコン被膜ができてしまいます。
このように油膜や被膜を作らないようにする…というのは実質不可能ですので、作らないようにするのではなく、キイロビンなどの油膜、被膜取りを使ってメンテナンスをすることが大切です。
■キイロビンの成分
キイロビンの主な成分として硝酸セリウムが使われています。
他にはガラス系ナノパウダーを使用している商品があります。
硝酸セリウムは鏡の研磨や表面仕上げに昔から使われている材料で、キイロビンでは微粒子の硝酸セリウムを使うことによりガラスの油膜を取っています。
キイロビンの種類とそれぞれの効果
プロスタッフ製品として発売されている主なキイロビンの種類は5つあります。
発売開始時期や効果の違いなどを詳しく説明します。
■キイロビン120/200
・キイロビン120
キイロビン120はキイロビンのスタンダードモデルです。
30年以上前から発売されているロングセラー商品です。
・キイロビン200
キイロビン200はキイロビン120と全く同じ商品で、こちらも30年以上前から発売されているロングセラー商品です。
キイロビン120とキイロビン200の違いは内容量です。
120は120g、200は200gの内容量です。
■キイロビン ゴールド
キイロビン ゴールドは2015年3月に発売されたキイロビンのハイグレードバージョンです。
キイロビンゴールドには硝酸セリウムとガラス系ナノパウダーが使われていて、素早い取れ味というだけあってキイロビンよりも2倍のスピードで頑固な油膜や被膜を落とします。
内容量は200gです。
■キイロビン クイックマジック
キイロビンクイックマジックは2011年2月に発売された商品で、従来のキイロビンやキイロビン ゴールドとは違い商品にパッド面を設け、パッドには超微細な“マイクロウェーブパッド”を採用しています。
このマイクロウェーブパッドを採用したことにより、頑固な油膜や被膜などの除去スピードを格段に向上させました。
内容量は80gです。
■キイロビン クイックマジックゴールド
キイロビン クイックマジックゴールドは2017年2月に発売開始され、キイロビンシリーズでは最新の商品です。
キイロビン クイックマジックゴールドではガラス系ナノパウダー&スゴとれパッドを使用することで、従来のキイロビンの3倍のスピードで頑固な油膜や被膜を落とすことが可能になりました。
また、キイロビン クイックマジックと同様に商品自体にパッドが付いているため、手を汚すことなく使用できます。
内容量は54gです。
キイロビンの使い方を紹介
キイロビンの使い方からその後のコーティングについても詳しく解説します。
■キイロビンで油膜を落とす!
キイロビンの使い方を詳しく解説します。
■手順① ガラスを水洗い
ガラスに汚れが付着したままこすってしまうと汚れでガラスを傷つけてしまう可能性があるため、まず初めにガラスを水洗いし汚れを落とします。
■手順② キイロビンで油膜を除去
キイロビン 120、キイロビン 200、キイロビン ゴールドの場合は専用のスポンジに適量出して、かるく擦ります。キイロビン クイックマジック、キイロビン クイックマジックゴールドの場合は商品にパッドが付いているのでそのままかるく擦ります。
■手順③ 水洗いする
水でキイロビンを洗い流します。洗い流した後に撥水や親水が起こらなければ油膜や被膜の除去が完了したこととなります。油膜や被膜が残っているようならその部分だけもう一度、手順②から繰り返してください。
これでキイロビンによる油膜、被膜取りは完了です。
■撥水・親水コーティングを行う
キイロビンで油膜や被膜を落としてキレイなフロントガラスになったところで、次はキレイな状態を維持するためにコーティングを行います。
コーティングには撥水コーティングと親水コーティングがありそれについても詳しく解説していきます。
コーティングはしなきゃいけないの?
まず、コーティングは必要なのでしょうか?
答えはYesです。
コーティングをしないと雨が降った時などに水滴が付着したままになってしまいます。そうすると水滴により視界がゆがみ事故を引き起こす恐れがあるため、ガラスコーティングは必要なものといえます。
コーティングを行うことにより自然と視界をよくしてくれるため、大雨の時などワイパーだけでは雨水の除去が間に合わないときにコーティングを行わなかったフロントガラスと大きく違いが出てきます。
■おススメの撥水コーティング剤 アクアシャインクリア
自動車用ガラス系コーティング剤で、洗車後スプレーして吹き上げるだけで撥水効果と輝きのある光沢が現れます。
車体が濡れた状態でスプレーできるため、お手軽に使うことができます。
ガラス系コーティング被膜により優れた水引効果を発揮し、雨などの汚れをつきににくします。
車体以外にもフロントガラスにも使えます。
■おススメの親水コーティング剤 グラシアス
「塗装表面をガラス化する」次世代のガラス系コーティング剤です。
塗装面に浸透してガラス化することにより、半永久的に劣化することがなく、表面を削ったりしなければ効果が持続し続けます。
塗り込むだけで見違える輝きを引き出し、さらには何度も繰り返して使用することでガラス化した層がいつまでもクリアに保たれ、汚れが付きにくいボディーになっていきます。
撥水・親水どっちがいいの?
主なコーティングとして、撥水コーティングと親水コーティングがあります。
親水と撥水どちらが良いのかという議論は車好きではよく出る話題ではないかと思います。
ここではそれぞれの違いを明らかにして、親水コーティングと撥水コーティングが、それぞれどのような車の使い方をする人に向いているかを解説します。
■水をはじく 撥水
撥水コーティングとは文字通り水をはじくコーティングです。コーティング業界で言われている撥水状態は以下の通りです。
・180~120°程度:超撥水
・120~90°程度 :高撥水
・90~40°程度 :低撥水、疎水、滑水など
・40~1°程度 :親水
撥水コーティングでは水をはじき水滴を作るようにするため水滴がコロコロと落ちていきます。撥水コーティングのメリットとしては、水滴がすぐ落ちていくので汚れが付着しにくいところが挙げられます。
このことから、頻繁に汚れを落とすのがめんどくさいという方におススメです。
■水滴にならない 親水
親水コーティング剤とは水と混ざり合いやすい性質をもったコーティング剤を指します。このことから、水をはじくのではなく表面張力を小さくするコーティング剤なので水滴にはならず、水の膜が出来て流れ落ちていきます。親水コーティングのメリットとして”ウォータースポット”や”イオンデポジット”ができにくい点があげられます。
ウォータースポットとは、雨や洗車後に残った水滴がレンズ変わりとなり太陽の光を浴びることでガラスやボディを侵食することを指します。
イオンデポジットとは、雨や洗車の後に水滴が乾いてできる白い跡のことを指します。洗車などに使用した水道水にはミネラル成分が、雨水には大気中のほこりなどが含まれており、水が蒸発した後に白い跡として残ります。これを長期間放置しておくと汚れが落とせなくなります。
先ほども記載したように、親水コーティングでは水滴が出来ずに大きなまとまりとして水が流れていくのがウォータースポットやイオンデポジットになりにくい理由です。
このことから、車を屋外に駐車する方などにおススメです。
まとめ
キイロビンの解説から始まり、コーティング剤のご紹介をしてきました。車のフロントガラスが見にくいなと感じている方がいらっしゃいましたら、是非キイロビンで油膜と被膜をとっていただいて、そのあとにお好みのコーティングを施してみてください。