三菱のデリカD:5新型!実際の乗り心地はどう?買い?
三菱のロングセラーであるデリカD:5。最近ではデリカD:5新型が発売され話題になりましたね。もう購入しているという方もいれば、他の車と悩んでいるという人も少なくないかもしれません。そんなわけで本記事ではデリカD:5新型の試乗評価や感想をまとめてみました。
迷っている方、必見です!
三菱 デリカD:5新型の試乗評価・感想まとめ
見た目以上に進化した走り!
エンジンは2.3リットル直4ディーゼルターボで、型式こそ同じだが中身のほとんどが新設計。トルクが20Nmアップの380Nmとなり、2022年から施行される新しい排ガス規制にも対応するため、新たに尿素SCRシステムを採用した。
トランスミッションは旧型の6速から8速ATへと進化して、サブフレームを新設計。それによってボディ剛性もアップしているという。
エンジンをスタートした瞬間に、まず驚いたのはその静かさ。エンジン音がほとんど室内には響かず、振動もとても小さく抑えられており、言わなければディーゼルだとわからないほどではないだろうか。
長距離ドライブも気にならない
直線路で強めにアクセルを開ければ、パワーみなぎる加速も手に入る。これなら長距離ドライブもまったく苦にならないだろうと思えた。
そして次はオフロードにもチャレンジ。8速ATは悪路走破性アップのために、1速で約8%のローギヤード化をはかり、デュアルピニオン式の採用も、モーグルを素早く走り抜けることにつながっているという。
ややぬかるんだ泥の急坂を、走行モードダイヤルで「4WD」を選ぶだけでグイグイと登りきり、1輪が浮いた状態で「4WDロック」を選べば、難なく脱出。
お見事と言いたくなる
オンロード、オフロードともに、新型の走りは「お見事!」と深く納得させられる出来栄え。
大事な家族を乗せる、というだけでなく、どこを走っても「守ってくれる」という感覚が得られるミニバンは、やっぱりデリカD:5だけだと改めて実感した。
唯一無二の存在
マツダはミニバンを捨て3列シートのSUVを作った。三菱は形こそミニバンだが、SUVの走りを可能にしたSUV風ミニバンを作った。だからこれは唯一無二の存在。誰も他車と比較してこのクルマを買おうとは思わないだろう。
内装もかなり上質
内装もかなり上質だ。手に触れるところの感触はとても良いし、見た目にも高品質な印象に溢れる。木目はフェイクだが、質感は高い。それにディーラーオプションではあるが10.1インチの巨大なナビディスプレイも優れモノである。
いまいち好きになれなかったグリルも……
実車を目の当たりにするまでは「こ、これは!?」と引けていた……のは事実。が、試乗会場で実車に触れ、試乗が終わるころには不思議なことに「別にいいんじゃない?」どころか「これもアリかも?」と、気持ちが寛容になっていた。そう思わせてくれたのも、クルマそのものの仕上がりぶりが上々だったから、である。
まとめ デザインが気に入ればオススメしたい車!
試乗評価をまとめると、
◎唯一無二の存在
◎オフロード・オンロードの走りが良い
◎内装も充実
という声が見られました。
一方で、やはり懸念材料は大きく変更されたグリル…といったところでしょうか。
けれど、実車に試乗してみるとその懸念は吹っ飛んでしまうとのことなので、ぜひ気になってる方はまず、試乗してみることを強くオススメします!