トップへ戻る

プジョーのクーペ RCZ の歴史や特徴・燃費まとめ

プジョーのクーペ RCZ の歴史や特徴・燃費まとめ

プジョーのRCZは、プジョー初のスポーツクーペです。本記事ではRCZの歴史や概要、燃費をまとめています。買い替えを考えている方はぜひ参考にしてください。(※情報は2019年4月現在のもの)

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


プジョー RCZとは?

プジョーはフランスのメーカーです。

2007年にドイツのフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカー「308 RCZ」を経て、2010年にデビューしたのが「RCZ」です。

過去にはRJCカー・オブ・ザ・イヤー10ベストカーに選出されたほか、2010-2011日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞を受賞している車でもあります。

その流麗なフォルムと、個性的な2つの丘のようなダブルバブルルーフが特徴の車です。

2010年~2015年まで販売

プジョーのスポーツクーペ「RCZ」は、2010年から、2015年まで生産されました。

「RCZ」より新エンブレムが採用され、これは1929年に発売された2011以降プジョーの普通乗用車で初めて2桁目が0の3桁数字を車名に採用しなかったモデルでもあります。

プジョーのクーペ RCZの特徴は

「RCZ」のプラットフォームは「プジョー308(第一世代)」にも採用されているPSAのプラットフォーム2を採用しています。

また、内装も308のものをベースに使われています。

またこのクルマで注目すべきところは、ダブルバブルルーフと呼ばれる、コブがふたつある特徴的な屋根です。昔からスポーツカーなどに取り入れられたこの形状は、ヘッドスペースを確保しつつ、重心を下げるという機能的な役割もあります。

またプジョーは歴史的に数字3桁もしくは4桁の車名がプジョーの伝統でしたが、「RCZ」に与えられたのはアルファベット3文字というイレギュラーなネーミング。

これも、プジョーのラインアップのなかで特別な存在であることを示しています。

プジョー RCZのスペック

基本的なスペックについては、
ボディタイプ:2ドアクーペ
エンジン:1.6L 直4 THP 16V、2.0L 直4 HDI FAP
駆動方式 :FF
最大出力:1.6 THP 16V 156CH、115kW (156PS) /5,800rpm、1.6 THP 16V 200CH、47kW (200PS) /5,500prm、2.0 HDI FAP 163CH、120kW (163PS) /4,000rpm
最大トルク:1.6 THP 16V 156CH、240N·m (24.5kgf·m) /1,400rpm、1.6 THP 16V 200CH、270N·m (28.0kgf·m) /1,770rpm、2.0 HDI FAP 163CH、320N·m (32.6kgf·m) /2,000rpm
変速機:6速AT/6速MT
サスペンション:前: ストラット式 後: トーションビーム式
全長:4,287mm(日本仕様は4,290mm)全幅1,854mm(日本仕様は1,845mm)全高:1,359mm(日本仕様は1,360mm)

となっています。

魅力的なエクステリアは「RCZ」の強み!

「RCZ」のエクステリアは、ダブルバブル形状のルーフやリヤウインドウ、アルミで仕立てたアーチ形状のキャビン側面、大きく隆起した前後フェンダーを特徴とするミッドシップ風のフォルム。

そうしたこだわりが結晶するスタイルは、言うまでもなく「RCZ」の最大の武器になっています。

高級感が感じられるインテリア

プジョー RCZ フェイスリフトモデル

プジョー RCZ フェイスリフトモデル

インテリアでは、ダッシュボード・ステアリング・ブラックナッパレザーシート・センターアームレスト・フロアマットドアトリムなどにレッドステッチを採用して質感を高めています。

また2013年のマイナーチェンジにより、フロントフェイスをリニューアルし、新たにブラックライトユニットを採用したバイキセノン・ヘッドライトやLEDポジションランプを新装備しました。

インテリアではドアトリムにレザートリムの追加、ツートーンレザーシートを採用しています。

「プジョー・RCZ」の性能と評価

フェイスリフトモデルも、もちろんそのイメージは不変。最新のプジョー顔に歩調をあわせ、幾分か温和な表情に。とは言え“ダブルバブルルーフ”“アルミナムアーチ”や、電動で昇降するリヤの“アクティブスポイラー”など、ならではのディテールは健在だ。試乗車は右ハンドル(156ps/240Nmの1.6リットルターボ+6速AT搭載)だったが、走りは従来どおり。洗練度の点ではより新しいモデルに一歩譲るのは事実だが、スポーツカー寄りのやや硬質な乗り味と、スッと舵を効かす身のこなしが堪能できる。6100rpmからゼブラゾーンが始まるエンジンはよく回ってくれ、とくに3000rpm以上では、空気の脈動を増幅させエンジン音に演出を加える装置の存在も手伝って、気骨あるサウンドが響く。

このようにエンジンの性能の良さとスポーツカーならではの走りを体感できることが評価されています。

まとめ

プジョー RCZ

プジョー RCZ

プジョーのRCZは、販売終了してしまいましたが、スポーツタイプのクーペをお探しの方であればおすすめしたい一台となっています。新車で手に入れることは難しいですが、中古車で手に入れることは可能です。

ぜひ実物を見てその素晴らしさを体感してみてください。

おすすめ記事はこちら

関連する投稿


メルセデス・ベンツ新型「CLEクーペ」発表!美しすぎるスタイルの“新モデル”

メルセデス・ベンツ新型「CLEクーペ」発表!美しすぎるスタイルの“新モデル”

メルセデス・ベンツは、2024年3月18日、同社の最新世代の2ドアクーペである新型「CLEクーペ」を発表。全国の正規販売店にて、同日販売を開始しました。


どこまでもエレガント!メルセデス・ベンツのクーペ一覧

どこまでもエレガント!メルセデス・ベンツのクーペ一覧

高級車の代名詞的存在ともいえるメルセデス・ベンツは、多くの人たちの憧れの存在となっています。メルセデス・ベンツは、セダンやSUVなどの売れ筋のモデルを販売する一方、「クーペ」もしっかりと作り続けています。今回は、エレガントなメルセデス・ベンツのスポーツ・クーペについて紹介します。


2022年のおすすめ最新クーペ5台!今年は国産車も外車もクーペが豊作

2022年のおすすめ最新クーペ5台!今年は国産車も外車もクーペが豊作

精悍なスタイリングや優れた走行性能で人気のクーペは、自動車業界における花形の車種です。近年ではクーペのラインアップ数は少なくなってきていますが、それでも新型モデルも複数登場するなど、根強い人気も感じられます。SUVやミニバンなど背が高い実用性重視の車が人気な現代でこそ、クーペの特別感も際立つというもの。この記事では、2022年に注目しておきたい、おすすめの最新クーペ5台を紹介します。


次で最後?!珠玉スポーツのトヨタ 86、将来価値高騰しそうなその魅力

次で最後?!珠玉スポーツのトヨタ 86、将来価値高騰しそうなその魅力

街で見かけるとつい目で追ってしまう… クーペタイプの車に憧れるそんな皆さんなら、2ドアクーペとして常識外れの大ヒットを記録したトヨタ 86には、その人気を裏付ける確かな魅力が詰まっていることはきっとお分かりのはず。この記事では、改めて現行86の魅力、次期モデルの詳細やその将来、新車と中古車価格までまとめていきます。今すぐ86に乗りたくなってしまうかも!


【デザインが美しいクーペ 5選】クーペ、それは華やかなライフスタイル!

【デザインが美しいクーペ 5選】クーペ、それは華やかなライフスタイル!

SUV全盛の世の中ですが、やはり、美しいデザインを持つクルマと言えば、クーペです。クーペには、クーペにしか持ち得ない華やかさがあります。世界中の美しいクーペを、一緒に見ていきましょう!


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。