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海外からも人気の三菱 パジェロイオ|スペック、燃費評価、リフトアップ法も紹介

海外からも人気の三菱 パジェロイオ|スペック、燃費評価、リフトアップ法も紹介

地球上のあらゆる大地を舞台に戦いをみせてきた三菱パジェロのサイズ感をミドルクラスに制作されたパジェロイオ。ダカールラリーでも優勝経験を果たし、その雄姿も相まって1990年代、RVブームに乗り販売台数を大きく伸ばしました。今回は、パジェロイオが愛された理由をまとめご紹介します。


三菱 パジェロイオのスペック

街乗りしやすい手ごろなサイズ感で登場したパジェロイオ。本格的なオフロード走破性を兼ね備えるSUVとして、存在感を発揮しました。

2006年1月発売モデルの「アクティブフィールドエディション」を標準グレードとして、全車、撥水シート、UV&ヒートプロテクトガラス、フォグランプ、スペアタイヤケースなどの装備も完備していました。

今回は、パジェロイオの「アクティブフィールドエディション1.8」のカタログスペックをご紹介しましょう。

◎ボディ
・ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
・ドア数:5ドア
・乗員定員:5名
・型式:TA-H76W
・全長×全幅×全高:3975×1680×1700㎜
・ホイールベース:2450㎜
・トレッド前/後:1435/1445㎜
・室内長×室内幅×室内高:1620×1400×1225㎜
・車両重量:1320㎏

◎エンジン系
・エンジン形式:4G93(ECI-MULTI)
・最高出力:116ps(85KW)/5500rpm
・最大トルク:16.3㎏・m(160N・m)/4000rpm
・種類:直列4気筒SOHC16バルブ
・総排気量:1834㏄
・内径×行程:81.0㎜×89.0㎜
・圧縮比:9.5
・過給機:なし
・燃料供給装置:ECI‐MULTI(電子制御燃料噴射)
・燃料タンク容量:53リットル
・使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

◎足回り系(タイヤサイズも紹介)
・ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
・サスペンション形式(前):マクファーソンストラット式/コイルスプリング
・サスペンション形式(後):5リンク式/コイルスプリング
・ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
・ブレーキ形式(後):ドラム(リーディングトレーディング)
・タイヤサイズ(前):215/65R16
・タイヤサイズ(後):215/65R16
・最小回転半径:5.2m

◎駆動系
・駆動方式:フルタイム4WD
・トランスミッション:4AT
・LSD:-
・変速比(第1速):2.826
・変速比(第2速):1.493
・変速比(第3速):1.000
・変速比(第4速):0.730
・後退:2.703
・最終減速比:5.111

三菱 パジェロイオのターボとは

2000年の7月3日、パジェロイオはガソリン直噴ターボエンジン「GDIターボ」を搭載し、発売に乗り出しました。

特徴として、ベースとなる1.8リッターGDIエンジンと同等の燃費を確保しながら、2.4リッター並みの出力特性を実現させたという点があります。

また、レスポンスに時間がかかる、ターボラグを解消していることから、ドライビングも格段と良くなっただろうといえます。

当時、意識していたであろうトヨタのSUV「RAV4」に対抗するべく、三菱が打ち出した新兵器の価格帯は、当初、ベース車より7万円高い210.0万円で発売されていました。

三菱 パジェロイオの評価は

乗り心地に対する評価は、特別悪いという声はなく、ショートホイールベースながら快適である。という声も上がるほどです。

ただし、4000回転を超えたあたりからは、音がうるさくなる傾向にあり、エンジン回転そのものは低く抑えられているので、トータルでみるとオフロード車にしては静かな印象があるようです。

走行性能の評価として、低中速でのトルクを厚くセッティングされていることにより、車両重量も軽いので、停止状態からの発進した時の加速は機敏であることが、高評価を受けています。また、オフロード性能はさすがパジェロの仲間ということで、評価は高くなっています。

実用性の評価として、2駆走行時は後輪駆動になり、車としての面白さも併せ持っていたこともあり年齢層の広い支持につながりました。

また、ロングノーズながら視点の高さも評価を得ていて、女性にも運転しやすいことが高評価とつながりました。

装備として、NAVI装着グレードには7インチ2DIN‐AV一体型HDDナビゲーション(富士通テン製)を装着。

安全装備として全車にデュアルエアバッグ(サイドはメーカーオプション)、ABS+EBD(電子制御制動配分装置)、プリテンショナー&フォースリミッター付きシートベルトを標準で装着し、装備面でも評価は悪くありませんでした。

売りにしていた燃費評価は

燃費は、「1.8アクティブフィールドエディション4WD」の場合で、10.8㎞/L(10・15モード)グレードにもよりますが、10.8~13.0㎞/Lとなっています。実燃費は、8.02~14.57㎞/Lと、カタログ燃費と同等程度となっています。

燃費に対する評価としては、高速道路走行や長距離を走る際は燃費が良いという評価が高く、パジェロイオは長距離走行向きであるということがみうけられます。

また、運転の際のポイントとして、やや強めの加速、エンジンブレーキ、一定のアクセル開度を意識することで、低燃費につながるようです。

三菱 パジェロイオの内装

シンプルながら使いやすいインパネ周り、メーターはみやすい独立メーターを配置。ATのシフトノブとスーパーセレクト4WDのシフトノブはそれぞれフロアから配置されています。

前席は独立式のシートで、リアは6:4分割のベンチタイプが採用されており、3ドア、5ドアと仕様によって全席助手席側のシート可動域が違う構造になっています。

また、前席のヘッドレストを外すと、簡易ではありますがリアシートとフルフラットとしても使用できます。

簡易ベッドとしても使用できることから、オフロード仕様のパジェロイオはキャンプ地でも目立つ存在として人気を博していました。

中古を買うなら故障にも注意を

これまでパジェロイオに関しての魅力を記載してきましたが、中古車を購入する際には注意すべきポイントもあるようです。それは、アイドリング不調やエンストといったエンジン系のトラブルです。

その原因とされるのが、スロットルポジションセンサーとエンジンコンピューターで、特に平成10年5月~12年3月に生産された車両に多くみられる傾向にあります。

スロットルポジションセンサーは内部部品の耐摩耗性が低いため、経年劣化で摩耗するとアクセルを踏んでも加速しないことや、エンジンが吹けない、アイドリングが安定しないといった症状が発生するのです。

ECUはデータに不備があり、アイドリング中にエンストを起こすことや、発進時にストール気味になるという不具合も発生します。

そのような不具合を起こしかねない傾向の車両は、H61W・H66W・H71W・H76Wの1.8リットルエンジンの車両です。

地域でみる中古車情報

パジェロイオの中古車を探している人もいらっしゃることでしょう。


しかし、パジェロイオは新車で購入するとなかなか手放す方がいなようで、流通量が少なく、走りこまれた車両が多いのも特徴です。

国内での中古車平均価格は41.8万円で、新車時価格に比べると半額以下となっています。
それでは、数少ない中古車の価格帯を地域別でみてみましょう。

・北海道:39.9万円
・東北:54.6万円
・北陸:57.1万円
・関東:40.2万円
・関西:39.9万円
・東海:51.8万円
・中国:35.9万円
・四国:なし
・九州:27.8万円

このようにみると、関東・関西では全国平均で出回っているようですが、その他の地域では価格帯にバラツキがみられます。また、一番多い年式は2006年に登録された車両で、13年落ちの車両ということになります。

三菱 パジェロイオのリフトアップ方法

パジェロイオは発売当初リフトアップするにあたり、キットやパーツが市販されていました。

・メンバーダウン:当時、パジェロイオ用の4インチメンバーのダウンキットが1社から出ていたようです。

・コイルスペーサー(ソーサーともいう):当時パジェロイオ用のコイルスペーサーはいくつか出ていました。ブロック長は何種類か選択ができたようです。

・サスペンション:当時、3社からパジェロイオ用のコイルスプリングとショックアブソーバーの両方が出ていたようです。

今でも、Amazonなどでパジェロイオ用のリフトアップサスペンションキットが販売されています。また、ダウンサスも販売されていることから、まだまだ、パジェロイオを楽しむことはできそうです。

まとめ

パジェロイオは悪路の多い海外でも根強い人気を博しています。中古も国内相場より海外相場が高いことから、その人気ぶりがわかります。総評として、実際の購入者からも高い評価を得ているパジェロイオ。コンパクトSUVであるパジェロイオは未だ衰えを知らない車両といえるでしょう。

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