高級車ではなく、高級なミニカーはいかが?
車が好きで様々な車種をいつも眺めていたい…でも家の車庫に空きはないし妻の視線は冷たい。
そんな時、本物の車を購入するよりもミニカーをコレクションするという手があります。特に高級車のミニカーは、おもちゃとは呼べない程の精巧な作りです。
■ちなみに、今のミニカーの人気どころは?
一般的なミニカーは1/43スケールのもので、子供向けの玩具として販売されています。もともとは鉄道模型の付属品としての扱いだったミニカーも今では様々なスタイルのものが販売されるようになり、スケールや素材も様々です。
観賞用のミニカーで人気があるのは、1/18スケールや1/12スケールで台座にセットするタイプのものです。アクリル透明カバーをかぶせれば車体をしっかりと保護することができ、家のリビングやショップのショーウインドーにも映える作りになっています。
今回は人気の高級車、ではなく、人気のミニカーについてご紹介します。
フェラーリがミニカーに!
京商は、「1/64スケール フェラーリ ミニカーコレクション12」をサークルK・サンクスおよびファミリーマートにて、12月6日より数量限定で発売する。
過去に発売されたフェラーリコレクションの中から人気だった「ラ・フェラーリ」や「カリフォルニアT」などの新色も含め、各3色の全8モデルとシークレットモデル1種類のうちどれが一つが入っています。
フェラーリ新モデル「F12 M」をスクープ…エンジンはV12&V8? | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/12/03/286383.htmlフェラーリ史上最高傑作とも語られる、高性能『F12ベルリネッタ』の後継モデルと思われる、コードネーム「F12 M」をSpyder7のカメラマンが、イタリア・マラネロで捉えた。
第12弾で注目すべきはサーキットモデル「FXX K」とF1レース専用マシン「599XX EVO」です。
そんな数量限定の「フェラリー ミニカーコレクション12」は1/64スケールですが、近くで見ても本物そっくりに作られています。ディスプレイベースと解説カード付きです。
ランボルギーニもミニカーに!
憧れのランボルギーニが「1/64スケール ランボルギーニ ミニカーコレクション」で登場です。
ランボルギーニのミニカーコレクションはこれまでにもありましたが、ランボルギーニのミニカーでは初めて「アステリオンLPI910-4」と「ウラカンLP620-2」の2車種が加わりました。各3色のカラーバリエーションがありますが、さらにオンライン限定モデルもあります。
ブラインドBOXの中身はミニカー、ディスプレイベース、解説カードとなっています。中にどの車種が入っているか…?は開けてからのお楽しみです。
ランボルギーニ アヴェンタドール、「S」に進化…740馬力&4輪ステアリング | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/12/20/287283.htmlイタリアのスーパーカーメーカー、ランボルギーニは12月19日、『アヴェンタドールS』を発表した。
アルファロメオをもミニカーに!
アルファロメオ 4Cスパイダー(ミニカーではありません)
イタリアの代表的なスポーツカーブランド、アルファロメオの名車シリーズをミニカーにした「1/64 アルファロメオ ミニカーコレクション4」をご紹介します。こちらで初登場したのは市販車最新モデル「4C」と、450psという最高出力を誇るV8エンジン搭載の「8Cスパイダー」です。
アルファロメオ 8C スパイダー(ミニカーではありません)
特に「8Cスパイダー」は実際に世界で500台しか生産されなかった限定生産車種です。さらにミニカーシリーズで過去に即完売してしまった1600 Junior Z、Montreal、1750 GT Am、75 T.Spark、155 V6 Ti、TZ3 Corsaの6車種も加わっています。アルファロメオの100年を越える歴史が垣間見えるシリーズです。
【ロサンゼルスモーターショー16】アルファロメオ ステルヴィオ クアドリフォリオ[詳細画像] | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2016/11/18/285593.html『ステルヴィオ』は、アルファロメオブランド初のSUV。スポーツカーの『4C』やスポーツセダンの新型『ジュリア』に続く新型車となり、アルファロメオもSUV市場に参入を果たす。
憧れのアウディがミニカーに登場!
価格は各30,000円(税別)
ミニカーのコレクターには嬉しいニュースとして、あの憧れの「Audi Team Hitotsuyama」がミニカーになって登場します。
今回特注されたのは1/18スケールで、車体のスケールを感じさせます。ミニカーの台座にはレギュラードライバーの名前だけでなく、鈴鹿で戦った第三ドライバーの名前も刻印されているこだわりようです。
表彰台を狙える実力と人気を兼ね備えたアウディのチームのミニカーです。今回は限定販売ということで熱いファンやコレクターの間での争奪戦が予想されています。
アウディ、ボルボ副社長をヘッドハント---技術開発部門の役員に | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2016/11/28/286021.htmlドイツのアウディは11月24日、技術開発部門の取締役に、ピーター・メルテンス氏を起用すると発表した。
新卒の給料より高い!めちゃくちゃお高めのミニカー!
ミニカーの中には、高くても購入の価値ありのディスプレイ用ミニカーが存在します。観賞することを目的としているだけに、そのこだわりは細部にわたりファンには嬉しい仕様が施されています。
例えばトゥルースケールミニチュアズの1/8スケールミニカーのティレルF1は、なんと35万円です。
1976年の第7戦スウェーデングランプリでワンツーフィニッシュを決めた伝説のマシンです。特に人気の高い6輪車、さらにティレルの1/8スケールとなればこれだけの価値があるでしょう。精密に再現されたボディーや内部のディテールは惚れ惚れする出来栄えです。
35万円のミニカー…ティレルF1、8分の1モデル予約開始 | レスポンス(Response.jp)
https://response.jp/article/2012/05/12/174293.htmlトゥルースケールミニチュアズ(TSM)の8分の1スケールミニカー、「1976 Tyrrell P34 ナンバー3 Swedish GP Winner Jody Scheckter」の国内予約受付を、京商が11日より始めた。価格は35万7000円(税込)。
日本国内にあるミニカーの大手メーカーとは?
「トミカむかしばなし」
日本において、最も有名なミニカー販売メーカーといえばトミカかもしれません。男子であれば幼少期に必ず一つや二つのトミカ製のミニカーを持っていたことでしょう。
その車種は非常に多く、一般車から輸送車両、緊急車両、さらには農業機械など多様なミニカーが存在しています。
新春向けトミカむかしばなし、全8種発売…鬼役は ハマーH2 | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/12/27/287675.htmlタカラトミーは、「トミカ」の新商品として日本のむかしばなしをテーマにデザインした「トミカむかしばなし」全8種を12月28日より発売する。
タミヤ 1/35 アメリカ155mm自走砲 M40ビッグショット
タミヤ 1/48 F-14A トムキャット
またラジコンやミニ四駆で有名になったタミヤも、一時期は1/43スケールのミニカーを販売していたため熱心なファンを持っています。
その他にもキャラクター系に強いポミニカなど販売するミニカーによってファンの住み分けができています。
【全日本模型ホビーショー16】タミヤ、迫力の155mm自走砲 M40ビッグショットを精密に再現 | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/09/28/282537.htmlタミヤは新しく1/35MMシリーズに「アメリカ155mm自走砲 M40ビッグショット」、また1/48MMシリーズに「陸上自衛隊 軽装甲機動車」をそれぞれラインナップ。同社らしい再現性を見せていた。
こんな遊び方もあるぞ!ホットウィール スピードアップ ザ サマー
ミニカーの遊び方と言えば、手で持ってテーブルの上を走らせたり、市販のコースの上を走らせたりしますよね。「ホットウィール全国キャラバン」の先行イベントとして、2016年8月11日に行われた「ホットウィールスピードアップザサマー」というイベントでは、そんなコース遊びが屋外で実現されました。
アメリカのおもちゃ会社であるホットウィール主催で、広々としたスペースにプロの方が作り上げた様々なコースを、ミニカーで走る、回転する、ジャンプするといった遊び方を体験できるイベントです。神奈川県の逗子海岸で行われ、対象年齢が3歳~12歳にもかかわらず大人も夢中になる光景が見られました。
海へ潜り、砂浜に着地…ビーチに飛び出したミニカー[フォトレポート] | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/08/12/280038.html海にジャッポーン! 砂地にグサッ……。8月11日、湘南・逗子海岸の砂浜にホットウィール(HW)のトラックコースが出現。親子たちは、砂遊びとミニカー遊びが合体した“未体験フィールド”で、砂まみれのホットウィールを走らせ、回転させ、ふっ飛ばして遊んだ(写真24枚)。
ネット経由で操作可能なレース大会
また、2016年2月12日~14日には、ホンダオートテラスがネット経由で遠隔操作によるミニカーのレース大会を開催しました。人工知能を搭載した「TABO」を採用したコネクテッドミニカーによる、世界初のオンライン上でのレースで、ニコニコ動画で生中継もされました。
スマートフォンから参加をすることができ、中古車を選んでルーレットで決まった中古車のデータのインストールの後、完成した車でレースを行うもので、18枚のiPadを繋げたコースを、トラップを仕掛け合い1対1で勝ち抜いて行くレースです。
ネット経由で操作できるミニカーでレース大会…ホンダオートテラスが開催 | レスポンス(Response.jp)
http://response.jp/article/2016/02/05/269219.htmlホンダ認定中古車ブランドのホンダオートテラスは、インターネット経由で操作できるミニカー使ったレース大会「ホンダオートテラス presents 中古車グランプリ」を2月12日から14日の3日間、特設サイトで開催する。
ミニカーは今や、子どもだけのものじゃない!
コレクションとしての魅力もあるミニカーですが、子供が好きな職業系のミニカーなど、大人も虜にされてしまいます。
ハローキティやピカチュウとコラボされたドリームカーというものも存在し、トミカからは2016年より大人向けのブランドとして「tomica」が始動、テレビでしか見たことがないクラッシックカーなどもミニカーとなって、楽しむことができます。
大人向けのミニカーは多少価格は高いものもありますが、納得のできる精巧さで作られたこだわり感溢れるその存在は、手にする価値がありそうです。
タカラトミーは、大人向けブランド「tomica(トミカ)」ライセンスグッズの新商品として、米国「ニューエラ」とのコラボキャップなどを「東京オートサロン2017」で展示する。
タカラトミーでは、2016年4月に大人向けブランド「tomica」を発足。tomicaブランドを活用したライセンス商品は拡大しており、アパレル、服飾雑貨、雑貨、文具の4カテゴリーで、2017年4月までに70アイテム以上をラインアップする。
ギネスとしてのミニカー
RUFコレクション
最後に、ミニカーの所有数としてのギネス新記録を出した方を紹介します。その方は元レーサーのNabilKaramさんという方で、2011年に1度ミニカー数をギネスに登録、その後数を増やして2016年6月に、ミニカー数3万7777台という新記録を樹立しました。
もともとは両親のミニカー収集の影響がありましたが、自分がレースで乗っている車のミニカー集めから始まり、ポルシェのミニカーの収集からどんどんコレクションが増え、ギネス記録まで到達しました。ここまで愛されるミニカーは飾っても良し、走らせても良しで、大人にとっては大事な仲間の一人のようです。