日産 NV200バネットとは
日産 NV200バネット プレミアムGX
日産 NV200バネットは2007年に発表したコンセプトカーのデザインをもとに開発された商用、乗用のバンです。バネットバンシリーズという意味では5代目のモデルになります。
4ナンバー車(商用メイン)のほか定員を7人とした5ナンバータイプのワゴンも設定されました。ワゴンについては2010年にラインナップそのものを見直し、それまでの「16S」に替わり「16X-2R」と「16X-3R」を追加されました。「16X-2R」は2列シート車として新規に設定されました。
また、バンタイプもラインナップを見直しDXとGXの中間点という意味でのVXタイプが新たに設定され、仕様についても一部変更されました。
また、この車はタクシーとしても活躍しています。2010年、日本国内で車椅子に対応した日産 NV200バネット タクシーを発売し、日本車で初めて国土交通省が定める「ユニバーサルデザインタクシー」に認定されました。
さらに2011年にはアメリカ ニューヨークでニューヨークタクシー(イエローキャブ)の次世代標準車種に選出されました。
日産 NV200(日本名:NV200バネット)のイエローキャブ仕様
NV-200バネットの中古車 モデル別中古車相場・中古価格
NV-200バネットの中古車価格をバンとワゴンに分け、ご紹介します。
■日産 NV200バネットバン(2009年5月~)
ビジネスだけでなくデイリーユースなど、様々なシーンで幅広く使えるバンタイプの小型商用車です。
5人乗り(2列シート)だけでなく2人乗り(1列シート)も設定されています。2人乗り車はメーターモジュール材の床面置きもできるほか、助手席シート下のスペースを活用すれば、3mまでの長尺物も積載することができます。
エンジンは可変バルブタイミングが採用された1.6L直4DOHCで、109ps/15.5kg-mを発生。ミッションは5MTと4ATが用意されています。
燃費はJC08モードで12km/L~14km/Lとなっています。
平均価格 | 約97万円 | |
---|---|---|
価格帯 | 約23万円~366万円 |
【参考】日産 NV200バネットバン(2009年5月~)新車価格
※公式サイト調べ(情報は2019年10月現在のもの)
DX(2人乗) [5速マニュアル] | 1,766,600円~ |
DX(2人乗)ルートバン [5速マニュアル] | 1,766,600円~ |
DX [5速マニュアル] | 1,798,500円~ |
DX(2人乗) [E-ATx] | 1,833,700円~ |
DX(2人乗)ルートバン [E-ATx] | 1,833,700円~ |
DX [E-ATx] | 1,865,600円~ |
VX [5速マニュアル] | 1,882,100円~ |
VX [E-ATx] | 1,948,100円~ |
GX [5速マニュアル] | 1,992,100円~ |
GX [E-ATx] | 2,058,100円~ |
プレミアムGX | 2,222,000円~ |
DX(4WD/2人乗)ルートバン [E-ATx] | 2,325,400円~ |
DX(4WD/2人乗) [E-ATx] | 2,325,400円~ |
DX(4WD) [E-ATx] | 2,357,300円~ |
GX(4WD) [E-ATx] | 2,489,300円~ |
■日産 NV200バネット(2009年5月~)
プライベートユースにも使える7人乗りワゴンタイプの5ナンバー車です。多彩なシートアレンジが可能な3列シートが採用され、2・3列目を折り畳むことができるため、ビジネスからレジャーまで幅広く活躍できます。
運転席回りには豊富に小物入れが用意されるなど、機能性も高められています。エンジンはバンと同様の1.6L直4DOHCですが、組み合わされるミッションは4ATのみとなっています。
プライバシーガラスやCD一体AM/FM電子チューナーラジオ+4スピーカー、カラードドアハンドル、メッキフロントグリルなど、装備類も充実しています。
燃費はJC08モードで12.8km/L~13.2km/Lとなっています。
平均価格 | 約127万円 | |
---|---|---|
価格帯 | 約40万円~350万円 |
【参考】日産 NV200バネット(2009年5月~)新車価格
※公式サイト調べ(情報は2019年10月現在のもの)
16X-2R | 1,973,400円~ |
16X-3R | 2,083,400円~ |
プレミアムGX-2R | 2,264,900円~ |
プレミアムGX-3R | 2,374,900円~ |
まとめ
オーテック NV200バネット チェアキャブ 車いす2名仕様
NV-200バネットを紹介してまいりましたが、これまでのバネットバンの系譜としては第五世代、つまり次世代のバネットという位置づけとなります。
新しいタイプのFF駆動のバンであることから、当初はキャブオーバータイプのバンに慣れたユーザーには抵抗もありましたが、今ではこれまで以上に多くのユーザーに採用され、新しいタイプの商用バンとしての地位を築いています。
耐久性がある車種なので、中古車でも十分使用可能です。