日産 ウイングロード 中古(2000年代以降)
日産 ウイングロード プロトタイプ
日産の歴代ウイングロードは、「ADバン」「AD」などの4ナンバー商用車がベースとなっています。商用車がベースですが、エクステリアはアレンジされ、今となっては数少ない5ナンバーステーションワゴンです。
日産のウイングロードは、1996年に発売された初代モデル(Y10型)と1999年発売の2代目モデル(Y11型)に、2005年発売の3代目モデル(Y12型)があります。見た目はどことなく商用車を連想してしまいますが、「機能面」や「丈夫さ」「使い勝手さ」など優れているので、日産のウィングロードはお勧めの車です。
日産 ウイングロード 中古車 モデル別中古車相場・中古価格
■ウィングロード 2代目モデル前期 Y11系 ~2001年10月
2代目モデルは、先代のモデルのエクステリアのデザインから大幅に変更されました。
ワゴン専用新世代M&Sクラスプラットフォームの採用や、モデルごとにリヤサスペンションの仕様を変更するなど、細かな工夫がされています。
平均価格 | 約20万円 | |
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中古価格帯 | 約20万円~28万円 |
■ウィングロード 2代目モデル後期 Y11系 2001年10月~2005年11月
2代目モデル「後期」は、マイナーチェンジが行われ内外装のデザインなどが一新されています。特にフロントデザインおよび内装意匠を大きく変更し、ライダーといったカスタムモデルも追加されたことで若いユーザーを中心に人気を集めました。キャッチフレーズは「メタルのギア」。
2001年から約1年ごとに細かな改良が実施されています。
平均価格 | 約30万円 | |
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中古価格帯 | 約16万円~66万円 |
■ウィングロード 3代目モデル Y12系 2005年11月~
3代目モデルのコンセプトは、「アクティブライフをサポートする、スタイリッシュで使いやすいコンパクトワゴン」。2代目モデルと比較して、エクステリアのデザインや、インテリアなどが変更されています。
3代目モデルは台数も多く自分好みの車を探すことができます。初期費用合わせて100万円以下で、状態の良い中古車を購入するができます。
平均価格 | 約45万円 | |
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中古価格帯 | 約15万円~103万円 |
■ウィングロード 3代目モデル Y12系 2014年9月~
パワートレインの体系が大幅に見直され、1.5Lエンジン+2WD/FFの1種類に集約されています。
標準装備や燃費の測定方法などが違うので、購入する時は「年式」に注意が必要です。
平均価格 | 約90万円 | |
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中古価格帯 | 約30万円~131万円 |
■ウィングロード 3代目モデル Y12系 2016年6月~
インテリアは、広いラゲッジスペースが確保されています。
2016年6月以降からのモデルでは、一部改良で「ヒーター付ドアミラー」や「リヤヒーターダクト」に「リヤワイパー」など快適装備が充実しています。
平均価格 | 約110万円 | |
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中古価格帯 | 約79万円~141万円 |
まとめ
日産のウイングロードは、2018年3月に販売が終了しています。日産の取扱いラインナップからステーションワゴンが無くなってしまい、ヒッソリと姿を消してしまったウイングロードですが、非常に扱いやすい車です。
ウィングロードは、5ナンバーサイズで年間の維持費を抑えることができ、丁重な運転を試みる等、ドライバーの工夫次第で燃費を向上させることもできます。当時の新車価格より遥かに安い価格で購入することができるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。