トップへ戻る

【新型比較】トヨタの新型ヤリスとホンダの新型フィット買うならどっち?

【新型比較】トヨタの新型ヤリスとホンダの新型フィット買うならどっち?

10月16日に発表されたトヨタの新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」、10月23日の東京モーターショーにて初公開されたホンダの新型「フィット」。このコンパクトカー市場でしのぎを削るライバルが相次いでデビューし、発売予定も両車とも2020年の2月というガチ勝負となります。そこでヤリスとフィット、この最新モデルの魅力を比較し、少々フライング気味ですがどちらを選ぶべきか考えてみました。しかし、それにしても悩みます…!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ヤリスとフィット買うならどっち?

トヨタのヴィッツ改めヤリスとはどんな車?

トヨタの新型ヤリス

国内専用の「ヴィッツ」というなじんだ名前を捨て、グローバルネームの名を付けてまで、次の時代に求められるコンパクトカーの新たな価値を追求したトヨタの新型「ヤリス」はどんな車なのでしょう。

トヨタの新型ヤリス ムダをそぎ落としたスポーティーなエクステリア

エクステリアでは、徹底的にムダをそぎ落したキャビンと、ボディ中心から前後タイヤに向かう引き締まった造形でアクティブな走りを予感させています。

また、シャープな印象のヘッドランプで精悍な顔つきを表現し、またリヤは一体的に造形したウィンドウとコンビネーションランプが新しい3次元的なグラフィックとなっています。

パワーユニットも刷新

パワーユニットには直列3気筒1.5L「ダイナミックフォースエンジン」と「直列3気筒1.0Lエンジン」。そして世界最高水準の燃費とされる「新世代1.5Lハイブリッドシステム」を設定。

このハイブリッド車にはアクセサリーコンセント(1,500W)をオプション設定しています。

進化する先進機能

プリクラッシュセーフティ

新型「ヤリス」には最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されます。

また、進化した「プリクラッシュセーフティ」は右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知対象とし(トヨタ初)、「低速時加速抑制」機能(トヨタ初)を追加、そして最新鋭の高度駐車支援システム「Advanced Park」やドライビングポジションを記憶しする「イージーリターンシート」も採用しています。

また、最新のコネクティッドサービスでは、スマートフォン連携が可能なディスプレイオーディオおよびDCMを全車に標準装備します。

ムダをそぎ落しても機能性は落ちていないのか?

エクステリアとインテリアで共通するのは「ムダをそぎ落した」というワード。

本当に無駄ならいいのですが、徹底的にとまで言い切ったエクステリアは、シャープでスポーティなのですが、外観から想像する室内はどうなっているのかが少しだけ心配です。

また、室内では無駄をそぎ落とすことでチープになってしまうのではという心配もあります。

トヨタが求めるコンパクトカー像が、ユーザーが求めるコンパクトカーとずれがないのか、発売までに明かされる詳細によって明らかになるでしょう。

今から期待ですね。

ホンダのホン気、新型フィットはどう変わった?

ホンダ新型フィット

「東京モーターショー2019」にて世界初公開した新型フィットは、広い室内空間や使い勝手のよさはそのままに、グローバルで通用するコンパクトカーのスタンダードを目指して開発され、「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」の4つを追求しました。

そして、ユーザーの生活に寄り添うような4つの心地よさを具現化するとともに、ライフスタイル・ライフステージに合わせた5つのタイプを用意しています。

心地よい視界

フロントピラーを従来とは異なる断面構造にすることで、十分な衝突安全性能と、ワイドで優れた視認性を両立させています。

またインテリアパネルは水平・直線基調のデザインにするとともに、車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現しています。

座り心地

フロントシートに新開発の新世代ボディースタビライジングシートを採用。

身体をしっかり保持する面支持構造とすることで長時間ドライブでも疲れにくく、やわらかな座り心地を実現しました。

また、リアシートは従来同等のシートアレンジとし、大人がストレスなく座れる広さと厚みのあるパッドを採用することで、上級セダン並の快適な座り心地を実現しています。

乗り心地

使い心地

歴代フィット同様の広い室内空間を継承しつつ、ストレスなく使える収納レイアウトなどを採用し、普段の生活から長距離ドライブまで、快適に過ごせる使い心地を提供しています。

また、性能が向上した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は標準装備され、ホンダ車専用車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダ コネクト)」を日本初搭載しました。

注目!ホンダフィットのSUV風 クロスター

フィットクロスター

グレード展開は、「ベーシック」「ホーム」「ネス」「クロスター」「リュクス」の5つを設定し、特に「クロスター」はフリードに設定されたのと同様に、やりすぎないSUVテイストを持たせたことで、これまでのフィットにはないグレードになります。

問題は価格

「ヤリス」と異なる点は、まずエクステリアに見られます。

絞り込んだアスリートのような「ヤリス」に比較して、柔らかな表情と広さと明るさを感じられるグラスエリアの大きなボディは、視界もよさそうで安心感が感じられる造形になっています。

インテリアは「ヤリス」同様にシンプルなのですが、水平基調にこだわっていて、運転のしやすさが感じられます。

また、従来型との違いも大きくなっています。ハイブリッドシステムは2モーターということで性能的には「ヤリス」を凌駕することになりそうですが、問題は価格で、コストがどこまで圧縮できるかがポイントとなりそうです。

若い層と男性は「ヤリス」、年齢が高い層と女性は「フィット」?

どちらを選ぶかというと、使い勝手と機能性として選ぶなら「フィット」、スポーツハッチのイメージと走りの楽しさを求めるなら「ヤリス」なのではないかと考えています。

ともにファミリーカーですが、購入する年齢層が異なり30台後半あたりを境に、若い層と男性は「ヤリス」、年齢が高い層と女性は「フィット」を選びそうな様相です。

まとめ

発売は同じく2020年の2月。「ヤリス」と「フィット」のバトルは、そのままクラストップである日産「ノート」を追撃するということにつながります。「ノート」を含めたこの3車はハイブリッドに独自のシステムを用いており、スタイリングも大きく異なっていて、選択にかなり悩みそうです。あなたの琴線に触れるのはどの車種でしょうか?

  • カービュー査定

関連する投稿


ホンダ新型「フィット」発表!SUV風の「クロスター」にカラーリング変更実施

ホンダ新型「フィット」発表!SUV風の「クロスター」にカラーリング変更実施

ホンダは2025年7月10日、コンパクトカー「フィット(FIT)」の一部改良モデルを発表、同時に原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、全国メーカー希望小売価格の改定をしました。実際の発売は、発表翌日の7月11日より開始されています。


トヨタ新型「ヤリス」発表! 黒を強調した特別仕様車「Z"URBANO"」も登場

トヨタ新型「ヤリス」発表! 黒を強調した特別仕様車「Z"URBANO"」も登場

トヨタは2025年2月27日、同社のコンパクトカー「ヤリス」の一部改良モデルを発表。これに伴って、特別仕様車Z"URBANO"も設定し、それぞれ同日より発売しています。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


ジャパンモビリティショー2024は入場無料のビジネスイベントに!開催概要やイベント内容について

ジャパンモビリティショー2024は入場無料のビジネスイベントに!開催概要やイベント内容について

2024年度のジャパンモビリティショーは、「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」(ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024)という名称で、2024年10月15日(火)~18日(金)の4日間、千葉の幕張メッセで開催されます。前回のジャパンモビリティショー2023とは異なり、ビジネス色の強いイベントとして開催され、入場は無料。ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024はどのようなイベントなのか、開催概要やイベント内容、展示されるモビリティについても解説します。


ドイツ国際モーターショー(IAA) TRANSPORTATION 2024!開催概要まとめ

ドイツ国際モーターショー(IAA) TRANSPORTATION 2024!開催概要まとめ

「ドイツ国際モーターショー(IAA) TRANSPORTATION」は、ドイツで2年に1回開催される商用車に特化した世界最大級のモーターショーです。今回は、IAA TRANSPORTATION 2024の開催概要や、展示が予定されている注目車両をピックアップしました。


最新の投稿


待たないレンタカー「Uqey(ユーキー)」徹底解説|特徴・料金・使い方まで

待たないレンタカー「Uqey(ユーキー)」徹底解説|特徴・料金・使い方まで

レンタカーを借りるとき、「店舗での手続きや待ち時間が面倒」と感じたことはありませんか?そんな悩みを解消するのが、待たないレンタカー「Uqey(ユーキー)」です。予約から乗車、返却・精算までのすべてをスマホひとつで完結でき、店頭受付なしでスムーズに出発できます。さらに入会金・月会費は0円で、24時間いつでも利用可能(一部ステーション除く)。現在は福岡や沖縄を中心に14都道府県で展開中(2025年8月時点)。この記事では、待たないレンタカー「Uqey(ユーキー)」の特徴や利用方法、メリット・デメリットまで徹底解説します。


ルノー新型「カングー」発表!人気のコンパクトMPVが進化

ルノー新型「カングー」発表!人気のコンパクトMPVが進化

2025年7月24日、ルノー・ジャポンは、小型MPV「カングー」の新たなマイナーチェンジモデルを発表。同日全国のルノー正規販売店で販売開始しています。


カーシェア EARTHCAR(アースカー)の料金と車種一覧まとめ

カーシェア EARTHCAR(アースカー)の料金と車種一覧まとめ

カーシェアをもっと気軽に、もっとお得に使いたい方へ。「EARTHCAR(アースカー)」は、入会金・月額無料で利用できる注目のカーシェアサービスです。スマホひとつで予約から乗車・返却まで完結し、スポーツカーやキャンピングカーといった豊富な車種をリーズナブルに楽しめるのが特徴。この記事では、EARTHCARの料金体系や利用できる車種、他社との違い、実際の使い方まで初心者にもわかりやすく解説します。利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。


アウディ新型「A6 e-tron」発表!ハイパフォーマンスな4ドアクーペ/ステーションワゴン

アウディ新型「A6 e-tron」発表!ハイパフォーマンスな4ドアクーペ/ステーションワゴン

アウディ ジャパンは2025️年7月24日、アウディは、プレミアムアッパーミッドサイズのBEV(電気自動車)の「A6 e-tron」と、そのスポーツグレードとなる「S6 e-tron」を発表しました。発表同日より全国のアウディ正規ディーラーを通じて販売が開始されています。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年7月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、6月に新型となったダイハツ「ムーヴ」は2位から降格し3位に。代わりにこれまで2位常連だったスズキ「スペーシア」が浮上しました。ムーヴの躍進も終わり、このままの順位で固定化されてしまうかもしれません。