なぜこんなにSUVが多くなったのか?考えてみた
今回ご紹介するのは選びに選んだSUV10台。
国産車・外車(輸入車)ともにそれを遥かに超える車種があり、次々に登場する新型車も多くがSUVでもあるので選ぶのが大変です。
どうしてSUVがこんなに増えたのでしょうか?
それは…。
簡単に言えば売れるからです。ミニバンのような多人数用車は子供が大きくなるなど一時期を過ぎると必要がなくなり、ハッチバックやセダンより個性があって、どんな道でも走れる機能性も持ち合わせているという事。さらに、個性的なデザインを持たせやすいという、時代にマッチしている事も理由になっています。
そして、このように車種が増えればそれだけ選択肢も増えます。
多くのSUVから選べるという点が、さらに人気を生んでいると思われます。
【2020年最新版】5人乗りおすすめSUV10選
5人乗り国産SUVおすすめ5選
ランドクルーザープラドやハリアーなど国産SUVには魅力的なSUVが沢山あります。その中から選りすぐりの5台をご紹介しましょう。
■三菱 アウトランダーPHEV(ピー・エッチ・イー・ブイ)
アウトランダーPHEV
現行モデルは強力な2.4リットルエンジンを搭載し後輪側のモーターとともにパワーアップされ、ツインモーター4WDによる走行性能も向上しています。また、バッテリー容量も増えたことで、電気のみで走行できる距離は65㎞となっています。そして急速充電時間も、80%まで貯めるのに約25分と短縮されています。
さらに、プラグインハイブリッドとして低燃費だけでなく、災害時に非常用電源にも使えるマルチな利用法が出来るSUVであることが、三菱の誇るSUV、アウトランダーPHEVの魅力です。
■アウトランダーPHEVのスペックと価格
アウトランダーPHEV
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,695×1,800×1,710(mm)
・荷室容量:436L
・WLTC燃費
ハイブリッドモード: 16.4km/L
充電電力使用時走行距離(プラグインレンジ):57.6km
・新車価格(消費税10%込):3,939,100 ~5,294,300円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■アウトランダーPHEVはこういう人におすすめ
40代、50代の新しいものが好きな男性ユーザーが多いとされるアウトランダーPHEVですが、SUVをアウトドアだけで使うにはもったいないけど、災害時に非常用電源として活用できるならと考える主婦層にもおすすめできます。
■トヨタ RAV4(ラブ・フォー)
トヨタ RAV4「2019 - 2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」受賞
2019年4月に発売されたばかりの新型RAV4は、これまで以上にアグレシッブさが増し、オフロードでの走行性能を前面に押し出す本来のSUVらしさあふれるデザインと、アウトドア向けの機能・装備を充実させています。
エンジンでは「ダイナミックフォース エンジン」と呼ばれる新世代2.0L直噴ガソリンエンジンと、新型2.5Lハイブリッドシステムが搭載され、4WD車にはこれも新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用、安全装備の「トヨタセーフティ・センス」も標準装備するなど、新機能が満載。
そして、これらの魅力が評価され、「2019 - 2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
■RAV4のスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,610×1,865×1,690(mm)
・荷室容量:580L(デッキボード下段時)
・WLTC燃費
2.0Lガソリン車:15.2~15.8km/L
2.5Lハイブリッド車:20.6~21.4km/L
・新車価格(消費税10%込)
2.0Lガソリン車:2,656,500~3,410,000円
2.5Lハイブリッド車:3,261,500~3,888,500円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■トヨタ RAV4はこういう人におすすめ
トヨタ RAV4
プリウスの低燃費性能を持つカッコイイSUVのC-HRは好きだけど、ちょっと狭くて家族で遠出はキツイ、もっとSUVらしい悪路走破性や機能性を持った車種が欲しい。
なによりカッコイイ車が好き!とがっているSUVに乗りたいという人は迷わずRAV4をおすすめします。
■マツダ CX-5(シー・エックス・ファイブ)
マツダCX-5
CX-5は広い室内と優れた走行性能、そして立体的な造形のボディデザインが特徴の、マツダを代表するSUVとなっています。
その後に登場したCX-3やCX-30などよりも最低地上高が高く、より悪路走破性が高いSUVらしさ溢れるモデルとなっています。
また、2018年の商品改良で、それまでのクリーンディーゼルエンジンと2.0L、2.5LのNAガソリン仕様に加えて2.5Lのガソリンターボエンジン仕様を設定し、4種類のエンジンをラインナップしました。
さらに、2019年12月には悪路からのスムーズな脱出をサポートする、新開発の「オフロード・トラクション・アシスト」をAWD車に採用するなど走行性能をさらに向上させています。
■CX-5のスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,545×1,800×1,690(mm)
・荷室容量:505L(サブトランク含む)
・WLTC燃費
2.0Lガソリン車:14.6km/L
2.5Lガソリン車:13.0~13.8km/L
2.5Lガソリンターボ車:12.2~12.6km/L
2.2Lディーゼル車:16.8~19.4km/L
・新車価格(消費税10%込)
2.0Lガソリン車:2,618,000円
2.5Lガソリン車:2,849,000~3,305,500円
2.5Lガソリンターボ車:3,074,500~3,949,000円
2.2Lディーゼル車:2,937,000 ~3,954,500円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■マツダ CX-5はこういう人におすすめ
2019年11月現在、シルクベージュカラーのハーフレザレットシートをはじめとした専用装備の特別仕様車「シルク ベージュ セレクション)」が新たに設定されたおり、人と異なる仕様とボディカラー狙いの人にはおすすめのグレードとなります。
マツダ CX-5 特別仕様車シルク ベージュ セレクション
■スバル フォレスター
スバル フォレスター
クロスオーバーSUVの先駆けであり、オフロードだけでなくオンロードでの走行性能も高く評価されてきたフォレスター。
2018年にフルモデルチェンジされ、プラットフォームも一新、安全装備のアイサイトも(ver.3)に進化。パワートレインには、2.5L直噴ガソリンエンジンと、2.0Lハイブリッドシステム「e-BOXER」の2種類が用意されています。
そして、全車4WDが標準となるフォレスターは、本格派の悪路走破性が特徴ともいえる性能であり、最低地上高も220mmキープして悪路も雪道も圧倒的な走行安定性と安心感をもたらしてくれます。
■フォレスターのスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,265×1,815×1,715~1,730(mm)
・荷室容量:520L(ハイブリッド車は509L)
・WLTC燃費
2.5Lガソリン車:13.2km/L
2.0L0ハイブリッド車:14.0km/L
・新車価格(消費税10%込)
2.5Lガソリン車:2,860,000~2,970,000円
2.0L0ハイブリッド車:3,157,000円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■スバル フォレスターはこういう人におすすめ
フォレスター
また、安全性能に関しては、トップクラスの運転支援システム「アイサイト3」に加え、その衝突安全性能は、欧州で唯一、公的な衝突試験を行うユーロNCAPにより、総合評価で、最高の5つ星と認定されているのです。
家族をのせる機会も多いであろうSUVにとって安全性能は何よりも重視したいと考える人にはまず最初におすすめしたい車種です。
■日産 エクストレイル
日産 エクストレイル
エクストレイルは、使いやすいサイズと2.0Lハイブリッドによる低燃費。そして、広い室内と荷室というファミリーカーという特徴がある反面、あらゆる路面に対応する電子制御4WDシステム「インテリジェント 4×4」によるSUVらしい高い悪路走行性能を誇っています。
そして、何といっても高速道路上でアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動的に制御する「プロパイロット」を採用していることです。SUV、ハイブリッド、自動運転というユーザーが今もっともほしい装備が全て揃ったエクストレイルは、発売から6年が経過してもなお人気のある車種となっています。
■エクストレイルのスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,690×1,820×1,740(mm)
・荷室容量:520L(ハイブリッド車は509L)
・JC08モード燃費
2.0Lガソリン車:415.6~16.4km/L
2.0L0ハイブリッド車:20.0~20.8km/L
・新車価格(消費税10%込)
2.0Lガソリン車:2,272,600~3,546,400円
2.0L0ハイブリッド車:2,671,900~3,875,300円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■日産 エクストレイルはこういう人におすすめ
日産エクストレイル AUTECH
エクストレイルには、オーテックジャパン扱いでSUVテイストをアップした特別仕様車「エクストリーマーX」と、プレミアムスポーティ志向の「AUTECH」というモデルがあり、標準車で物足りないと思う方はこの2車をおすすめします。
5人乗り外車(輸入車)SUVおすすめ5選
外車(輸入車)SUVは国産車以上と言って良いほどのモデルが日本市場に導入されています。今回はその中でもより個性の光るより5台をご紹介しましょう。
■BMW X2(エックスツー)
BMW X2
X2は、SUVらしい堂々としたプロポーションと独創的でいて、キドニー・グリルなど、どこから見てもBMWファミリーであることがわかるデザインであることがミソ。
BMWでは2番目に小さいサイズのボディに3気筒1.5Lと4気筒2.0Lのガソリン、4気筒2.0Lのディーゼルエンジンの3種を設定しています。そして、4WDシステムは、フルタイム4WDの「xDrive」で、どんな路面でも、優れたトラクションと抜群の走行安定性を発揮し、BMWとSUVならではの走る楽しみが味わえます。
■BMW X2のスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,375×1,825×1,535(mm)
・荷室容量:470L
・JC08モード燃費
1.5Lガソリン車:13.0km/L
2.0Lガソリン車:11.2~11.4km/L
2.0Lディーゼル車:-----
・新車価格(消費税10%込)
1.5Lガソリン車:4,480,000~4,930,000円
2.0Lガソリン車:5,280,000~6,970,000円
2.0Lディーゼル車:5,440,000円
※2019年12月現在公式サイト調べ
■BMW X2はこういう人におすすめ
BMW X2
SUVというジャンルでありながらも、低い車高によりBMWの持つスポーティーさがしっかり感じられるX2は、「SUVはどうも・・」と思う人にもぜひおすすめしたい一台です。
さらに、新設定された「M Sport X」なら、エクストリーム・スポーツにインスパイアされたエクステリア・デザインと、専用のディテールが施されておりスポーティな個性を際立たせています。
■メルセデスベンツ GLCクーペ(ジーエルシー・クーペ)
メルセデスベンツ GLCクーペ
GLCクーペは、人気のプレミアムSUVである「GLC」同様の走行性能と利便性を実現しながら、
専用サイトに「SUVにスポーツカーの官能」と表するように、ベースのSUVであるGLCより全高が低く、レールをもたない流麗なルーフラインのクーペボディというフォルムが特徴です。
新開発の2.0Lガソリンエンジンと2.4Lのディーゼルエンジン。そして、SUVらしさも損なわれておらず、フルタイム4WDシステムの「4MATIC」は、オフロードや雪道などで、走破性と絶大な走行安定性を実現し、エアスプリングと電子制御ダンパーにより、スポーティなモードを選べば、スポーツカーのように俊敏なドライビングも愉しめ、大きな段差を乗り越えるときは、車高を最大15mm上げることもできます。
■GLCクーペのスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,729~4,740×1,890~1931×1,578~1,605(mm)
・荷室容量:500L
・WLTCモード燃費
2.0Lガソリン車:15.1km/L
2.0Lディーゼル車:15.7km/L
・新車価格(消費税10%込)
2.0Lガソリン車:8,070,000円
2.0Lディーゼル車:7,210,000円
※2019年12月現在公式サイト調べ(AMGモデル除く)
■メルセデスベンツ GLCクーペはこういう人におすすめ
メルセデスベンツ GLCクーペ
また、TVCMでもおなじみの、対話型インフォテインメントシステムや最新の安全運転支援システムを採用しているなど、その斬新なスタイルとともに、新しいものが大好きな人におすすめのSUV
です。
■ボルボ XC60(エックス・シー・シックスティー)
ボルボ XC60
XC60は、日本カーオブザイヤー2017-2018大賞やワールドカーオブザイヤー2018をはじめ、数々の賞を受賞しているボルボの主力SUVとなっています。上級クラスの「XC90」のイメージを踏襲するラグジュアリーなインテリアやエクステリアなど高級SUVとしての存在感があります。
そして、大小ふたつターボチャージャーを採用するディーゼルエンジンと、2種の高出力のガソリンエンジンに加え、プラグインハイブリッドなど、豊富なパワーユニットをラインナップ。そして、厳しい環境で鍛えられた走行性能や、他車、歩行者、サイクリスト、大型動物を昼夜を問わず識別する安全装備はボルボを選ぶ大きな理由となっています。
■ボルボXC60のスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,690×1,900×1,660(mm)
・荷室容量:505L
・JC08モード燃費
2.0Lガソリン車:11.5~12.6km/L
2.0Lディーゼル車:16.1km/L
・WLTCモード燃費
2.0LPHV車:12.61km/L
プラグインレンジ:40.9km/L
EV走行距離:39.9㎞
・新車価格(消費税10%込)
2.0Lガソリン車:7,068,519
2.0Lディーゼル車:6,253,704円
2.0LPHV車:7,221,297
※2019年12月現在公式サイト調べ(AMGモデル除く)
■ボルボ XC60はこういう人におすすめ
ボルボ XC60
重量級になるボディに余裕のあるエンジンと、どっしりとした乗り心地や静粛性も十分に高い高級
SUVであるXC60は、生活に余裕がる人にこそ乗ってほしいSUVです。
■ジープ ラングラー
ジープ ラングラー
「ラングラー」は今風の“SUV”とは異なる超本格オフロード4WDとなります。丸型ヘッドライト、7スロットグリル、台形ホイールアーチなどの伝統的なボクシーフォルムは、他のクロスオーバー
SUVにはない男のロマンすら感じられます。
現行モデルでは4×4性能をさらに鍛え上げ、史上最強のオフロード走破性を実現したモデルです。エンジンには2.0L直列4気筒ターボと3.6LV6から選べます。ボディタイプは、ゆとりのリアシートと充実のカーゴスペースが魅力で多くの家族や仲間と旅が楽しめる4ドアグレードと、初代ジープの血統を直接受け継ぐ軽快な走りの3ドアがあります。
■ジープ ラングラーのスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:
4,870(3ドアは4,320)×1,895×1,825~1,850(mm)
・WLTCモード燃費
2.0Lガソリン車:11.5km/L
3.6Lガソリン車:9.0~9.6km/L
・新車価格(消費税10%込):4,900,000~6,120,000円
※2019年12月現在公式サイト調べ(AMGモデル除く)
■ジープ ラングラーはこういう人におすすめ
限定車アンリミテッド アルティテュード
ラングラーの購買層は30代後半の男性が圧倒的に多いことからも、やはりそんな人達におすすめすべきでしょう。特に限定車「アンリミテッド アルティテュード」は、各グレードに設定され専用装備が付いて買い得感ある価格になっているのでお勧めです。
■シトロエン C5エアクロスSUV(シーファイブ・エアクロス・エスユーブイ)
シトロエン C5エアクロスSUV
飛びぬけて個性的なスタイリングのSUVであるC5エアクロスSUVの最大の特徴は「魔法の絨毯」と評されるその乗り心地にあります。
新開発の「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」は、大きな凹凸でも衝撃をスムースに吸収し、独自の高密度フォームを採用した大きめのシートが身体をソフトに優しく包み込む絶妙な乗り心地になっています。固めの足回り全盛の
SUVにあって、これは秀逸。目からうろこものです。
もちろん走行性能もぬかりなく、2.0Lのディーゼルエンジンを搭載し、グリップコントロールやヒルディセントコントロールなどを搭載し、FFながらSUVとしての本格的なオフロード性能も発揮します。
■C5エアクロスSUVのスペックと価格
・ボディサイズ全長×全幅×全高:4,500×1,850×1,710(mm)
・荷室容量:970L
・WLTCモード燃費
2.0Lディーゼル車:16.3km/L
・新車価格(消費税10%込):4,319,000~4,685,000円
※2019年12月現在公式サイト調べ(AMGモデル除く)
■シトロエン C5エアクロスSUVはこういう人におすすめ
シトロエン C5エアクロスSUV
人と違う車に乗りたいと思ってSUVを検討したけど、どれも同じに見えてしまうというと嘆く貴方には、このC5エアクロスSUVがおすすめです。
どこを走っても注目の的になるのは間違いなし。好き嫌いがはっきりしていますが、好きな人には強烈に愛されるSUVといえます。
まとめ
今回ご紹介した10台はどれも個性的で、選んで悔いのない車種ばかりです。
なので、きっとあなたのSUV選びのお役に立てるはず。
SUVと一口に言っても、ジープの様な本格的オフローダーから、2WDがメインのスタイリッシュで装備が充実したクロスオーバーSUVがあり、どれも需要があり、人気もクロスオーバーSUVに偏った時期もありましたが、最近はRAV4のようにオフロードよりのモデルに変化しつつあります。
そして、もはやSUVはブームではなく車の新しい形として定着しており、その中で高級車、スポーツタイプ、コンパクトとタイプが増殖する時代になってきました。
だからこそ、気になっている方はぜひSUVを検討してみてくださいね!
もっと小さいSUVが気になるというあなたのために、次回はおすすめの厳選コンパクトSUV10選をお届けしますのでご期待ください。