スマートキーとは?
スマートキーについて知ろう
スマートキーは、キーをポケットやバッグに入れた状態でドアノブ付近のボタンを押す・ドアノブを引く・車に近づくだけで車のドアの施錠や解錠ができるキーです。また、エンジンをかける際もスタートボタンを押すだけでエンジンが始動するのでとても便利です。
スマートキーと似ているキーレスキーはキーにリモコンボタンが付いており、それを押すことで施錠・解錠ができます。エンジンをかける際は、鍵を差し込んで回す必要があり、そういった点はスマートキーと違います。
スマートキーは、キーレスキーからさらに進化したキーと言えるでしょう。
スマートキーは何のために必要?
スマートキーのメリット・デメリット
スマートキーは何のために必要かと言われると、ズバリ「車の利用を便利にするため」です。
従来の鍵タイプのキーからスマートキーにすることでのメリット・デメリットがいくつかあるので、ご紹介します。
■メリット
スマートキーは、従来の鍵に比べると様々なメリットがあります。
ちょっとしたことですが、実は非常に助かることもあるので、いくつかご紹介します。
ドアの施錠・解錠がスムーズに行える
ドアの施錠・解錠がスムーズに行えることが、スマートキーを使う一番大きなメリットではないでしょうか。
両手いっぱいに買い物袋を持った状態や子供を抱っこした状態で車の鍵をドアに差し込んで解錠するのは、大変な作業です。それそれをボタンを押したり、近づいたりするだけで解錠ができるので、車の乗り降りを非常にスムーズに行うことが出来ます。
盗難やいたずらの防止
スマートキーを搭載している車には、鍵穴が一切ない車もあります。
今までは、鍵穴をピッキングされて車上荒らしや盗難の被害に遭うこともあったかと思いますが、鍵穴が無ければそういった被害に遭うこともありません。
鍵の紛失リスクの低下
今までに1回くらい「家や車の鍵が無い!」といって慌てて探したことはありませんか?
スマートキーであれば、施錠・解錠の際にわざわざ鍵を取り出す必要がありません。なので、鍵を失くすリスクを減らすことが出来るでしょう。
■デメリット
スマートキーになって便利になったかと思いきや、実はデメリットもあります。
よくあるトラブルをいくつかご紹介します。
インロックされてしまう
一番怖いのが、スマートキーを車内に置き忘れることです。キーが車内にあると基本的にはロックされないようになっていますが、スマートキーの電波をキャッチできなかったりすると車内に置いていてもロックがかかってしまいます。
なので、スマートキーは常に携帯するようにしましょう。
エンジンが始動できない
エンジンがかかっている状態でスマートキーを車外に出して、そのまま走行してしまわないように注意してください。その際、エンジンは停止できますが、その後スマートキーが無いとエンジンを始動できなくなります。
基本的には、エンジンがかかっている状態でスマートキーを車外に出すとブザーが鳴るため大丈夫だとは思いますが気をつけるようにしましょう。
スマートキーの種類
メーカーによって呼び方の違うスマートキー
スマートキーは、実はメーカーによって呼び方や形が異なります。それぞれのメーカーのスマートキーの呼び方をご紹介します。
知っておけば、スマートキーの表記がないなどで慌てずに済みますので、覚えておいて損はないかと思います。
・トヨタ:スマートエントリー&スタートシステム
・ホンダ:Hondaスマートキーシステム
・日産:インテリジェントキーシステム
・マツダ:アドバンストキーレスエントリー&スタートシステム
・三菱:キーレスオペレーションシステム
・スバル:キーレスアクセスシステム
・スズキ:キーレススタートシステム
・ダイハツ:キーフリーシステム
スマートキーの使い方
スマートキーの使い方はとても簡単!
スマートキーの使い方ですが、「ドアの施錠・解錠」と「エンジンの始動」の2つがあります。
ドアの施錠・解錠に関しては、ドアノブ付近のボタンを押したり、ドアノブを引いたり、車に近づいたりすることで行えます。メーカーや車種によって施錠・解錠の仕方が変わってくるため、最初に使い方を聞くようにしてください。
エンジンの始動は、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押すだけです。
鍵を差し込む必要はないので、スムーズにエンジンをかけることができます。
■ドアの施錠・解錠
ドアの施錠・解錠に関しては、ドアノブ付近のボタンを押したり、ドアノブを引いたり、車に近づいたりすることで行えます。
メーカーや車種によって施錠・解錠の仕方が変わってくるため、最初に使い方を聞くようにしてください。
■エンジンの始動
エンジンの始動は、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押すだけです。
鍵を差し込む必要はないので、スムーズにエンジンを始動させることができます。
スマートキーの電池が切れたら?
定期的に電池を交換しよう
スマートキーが故障したと思い調べてみるとよくあるのが、電池が切れてしまっていることです。
急に車の施錠・解錠ができなくなってしまい焦るかもしれませんが、電池が切れてしまったとしても施錠・解錠は出来ますし、エンジンをかけることもできるので安心してください。
スマートキーの電池が切れた場合どう対応すればいいのかを詳しく見ていきましょう。
■ドアの施錠・解錠方法
実は、スマートキーの中にも物理キーが内蔵されているものがほとんどです。
物理キーの取り出し方は最初に教えてもらえますが、分からない方は取扱説明書を読むようにしてください。
物理キーを使って車の施錠・解錠を行うようにしましょう。車のセキュリティによっては、警告音が鳴り響く場合もありますが、エンジンをかけると止まる場合もあるので、慌てないようにしてください。
■エンジンの始動方法
エンジンの始動方法は簡単で、ブレーキペダルを踏みながらスマートキーでスタートボタンを押すだけです。ただ、車種によっては違う場合もあるかもしれないので、最初に確認するようにしてください。
また、スマートキーがいきなり使えなくなってしまうとかなり焦ってしまうので、定期的に電池を交換するようにしてください。
まとめ
あると便利なスマートキー
スマートキーを利用することで、車の使い勝手がかなり向上します。
最近の車はスマートキーを搭載している車がほとんどですが、中古車でもスマートキーを搭載している車もあります。
今後車を買う際のチェックポイントとしても見てみてください。