あおり運転を受けたらどうすればいい?
もし自分が運転している車があおり運転を受けてしまったら?
自分がターゲットになってしまった場合、一体どのような対処をするのがいいのでしょうか。
焦らずに対処するのがいいのはわかってはいるものの。急で予測できないことに対して人間はパニックに陥ってしまいますよね。
あおり運転を受けた場合、どのような対処法がいいのか対策を考えていきましょう。
■あおり運転を受けた時の対処法とは?
1、安全な場所へ避難する
2、車外には絶対に出ない
3、ドライブレコーダーを取り付けている人はドラレコを、そうではない人はスマートフォンのカメラを有効活用する
あおり運転を受けた時は、安全な場所へまず避難してください。
交番や警察署などに助けを求めることも時には大事です。また、高速道路であおられた場合には、サービスエリアやパーキングエリアなどの休憩施設に逃げましょう。
相手が追ってきた場合は、必ずドアをロックし、110番することも大事です。また、相手が脅してきたとしても、絶対に車外に出てはいけません。
■あおり運転を受けないようにするにはどうすればいい?
1、あおり運転の原因になるような無理な車線変更はしない
2、ドライブレコーダー・ダミーカメラ・ドラレコステッカーなどを設置
3、車内からのゴミのポイ捨てはしないようにする
4、自車が追い越し車線を走らないようにする
5、急ブレーキをかけないよう、十分に車間をとって運転する
6、そのほか(赤ちゃんが乗っています、など)ステッカーを設置する
あおり運転と聞くと、加害者が100%悪いイメージがありますが、必ずしもそうとは限らないケースもあります。
もちろん、結論としてはあおり運転をした加害者の方に責任がありますが、場合によっては被害者側の運転の仕方やマナーが悪い場合もあります。
基本的にあおり運転をしてくる人はイライラしている方、ストレスが溜まっている方が多い傾向にあります。
ですので相手に仕返しをしたり、挑発する行為は避けた方が無難です。
急な車線変更は車内のポイ捨てなどしてしまったら、相手のイライラを増発させてしまいますよね。ですから、あおり運転しそうな車を発見した場合、適度な距離を保ちながら運転することもあおり運転を受けないコツかもしれません。
ドライブレコーダー・ダミーカメラ・ステッカーをあらかじめ車に設置しておくことも、あおり運転から逃れられるポイントになります。
※ステッカーは(BABY IN CAR)など赤ちゃんが乗っているのがわかるようなステッカーなどもおすすめです
■そもそもあおり運転とは?
「あおり運転」とは、後方の車が極端に車間距離を詰めてきたり、威嚇や理由のないバッシング、突然の急停止などを行ってくる、故意に特定の車両の運転妨害をするような振る舞いの迷惑行為などを意味します。
2019年には、高速道路で蛇行運転をし後方車両をあおった結果、停車し降りてきて後方車両の運転手に暴行を与えた「煽り運転殴打事件」や前方車両にエアガンを発砲するなどの事件が発生しました。
このような事件は煽り運転の中でもかなり悪質な事件になります。その他でも日々メディアにとりあげられていないあおり運転の被害もたくさんあります。
つまり、いつあなたの身に降りかかるかわからないということ。
大切な人とドライブを楽しむためにも、あおり運転について知識を深めておくことが、いざという時にあなたを守ります。
では、新設が予定されている「あおり運転罪」とはどのような法律になるのでしょうか。
■新設「あおり運転罪」とは?決まったらどうなる?
警察庁によれば、道路交通法を改正し、「あおり運転」を新たに定義、罰則を設ける方針を固めました。
車の通行を妨害する目的で車間距離をつめたり、急ブレーキをかけたりするなど、交通の危険を生じさせるなどの一定の違反行為について、「あおり運転罪」として規定します。
また、「一定の違反」行為については罰則は懲役2年~3年以上としており、免許の取り消しの対象とする案も検討されています。
但し、新たな「あおり運転罪」を適用させるには、通行妨害を目的とした意図的な違反という要件を満たすことが必要となります。そのため、ドライブレコーダーや防犯カメラの映像などから執拗に違反行為を繰り返したことが立証できるかどうかも大きなポイントとなってきます。
今後の「あおり運転罪」にも注目していきましょう。
まとめ
あおり運転
あおり運転、絶対にあいたくないと思っていても、いつどこで遭遇するかわからないのも事実です。
そのため、あおり運転を回避するには、事前にある程度の対処法を想定しておくことをおすすめします。そうすることで、いざという時にも、あせらずに対処することが可能になります。
いつ、どこで起こるかわからない不測の事態に備えておくことはとても大切です!みなさんもこの記事を読んで、今日からできることを検討してみてくださいね。