トヨタ RAV4 PHVの魅力とは?
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
2019年5月に現行の5代目になるトヨタ「RAV4」が発売されました。クロスオーバーSUVと呼ばれており、ラインナップではすでにハイブリッドも設定されていましたが、今回プラグインハイブリッド車が追加で設定されました。
ハイブリッド仕様をベースにし、フロントモーターとインバーターを高出力化しました。大容量で高出力な新型リチウムイオンバッテリーと組み合わせを実現し、システム最高出力は225kW(306PS)を達成しました。
0から100km/h加速は6.0秒を実現しています。
では、そんな魅力的なRAV4 PHVの優れた加速性能についてまずは詳しく見て行きましょう。
■トヨタ RAV4 PHV 優れた加速性能!
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
新開発のプラグインハイブリッドシステムが生み出すパワーは、E-Four(電気式4WDシステム)によって余すことなく四輪に分配しています。
搭載されているモーターはフロント側が134kW、リア側が40kWもあり、ハイブリッドモードでは、エンジンでアシストし、システム最高出力はRAV4ハイブリッドよりも更に62kW上の225kWとハイパワーになっています。
電気モーターだけで95km走行する実力があるので驚きです。力強いパワーがRAV4 PHVの武器にもなっています。
坂道や山道もなんなく駆け上ってしまうほどの威力があります。
■トヨタ RAV4 PHVのメリットはズバリ「経済的」
RAV4 PHVのメリットは「経済的」に優れている点があげられます。けれど、購入時に支払金額が高くなってしまうのではと思われる方も多いのではないでしょうか。
RAV4 PHVは、購入時に優遇を受けられるんです。エコカー減税をはじめ税制優遇を受けられます。ですのでイニシャルコストは大幅に節約することができます。
自宅のコンセントから充電することができるので、EVモードで走行するのならば、ガソリンを一切使わないでお出かけすることができます。
ですので、日常は驚くほどの経済的な節約につながります。
■トヨタ RAV4 PHVならではの利便性
RAV4 PHV(ブラウインハイブリッド)の利便性はいくつか挙げられます。
まずは、詳しい利便性について見て行きましょう。
緊急時などにも役立つ
緊急時の停電や災害時、アウトドアに役立ちます。
最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備。
ラゲージ内に設置されたアクセサリーコンセント+付属のヴィークルパワーコネクターを車両後方右側の普通充電インレットに差し込めば、外部給電用のコンセントとして利用できます。
充電が気軽にできる
自宅でも外出先でも気軽に充電できます。
付属の充電ケーブルとコンセントをつなぐだけで手軽に充電することができます。100Vの電源なら専用の配線工事が不要になります。
充電予約も可能
家電感覚で充電の予約が可能になっています。普通充電の開始時刻やクルマの出発時刻をあらかじめ設定することができます。
ディスプレイオーディオ画面やマルチインフォメーションディスプレイから充電の予約をすることが可能となっています。
スマホアプリ「MyTOYOTA」から次回予約の変更や、遠隔操作での充電を行うことも可能です。
PHVとHVは何が違う?
PHVは家庭用コンセント(100V/200V)で充電することができます。例えば帰宅後、自宅のガレージで充電をすれば翌日フル充電になっており、ガソリンの消費量が圧倒的に少なく走行することができます。走行中の排気ガスの排出量も少なくて済むのです。
また、PHVはEVモードで長距離EV走行できる点も大きな違いとなっています。HV(ハイブリッド)モードで電気モーターとガソリンエンジンを併用して走行するという点には違いがありません。
ではRAV4 PHVの詳しいエクステリア(外装)を見て行きましょう。
トヨタ RAV4 PHV エクステリア(外装)
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
トヨタ RAV4 PHVの外装の基本的デザインはプレミア感が漂っていると感じませんか。
フロントから見るマスクはフロントグリルとロアモールが低重心でスポーティな雰囲気を演出しています。
オートレベリング機能付きBi-Beam LEDヘッドランプ、先進感を強調しています。LEDデイライトは全グレード標準装備されています。
ワイパーは「ブラックトーン」がウォッシャー連動間欠雨滴感応式。「G“Z“」「G」はウォッシャー連動間欠式のみとなっています。
トヨタ RAV4 PHV BLACK TONE(プロトタイプ)
タイヤ&ホイールの各グレードの装備差は
・「ブラックトーン」・・・235/55R19タイヤ&19インチアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)
・「G“Z”」「G」・・・225/60R18タイヤ×18インチアルミホイール(切削光輝+ダークグレーメタリック塗装)
では、次にRAV4 PHVのインテリア(内装)を見て行きしょう。
トヨタ RAV4 PHV インテリア(内装)
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
インテリアはブラックを基調としたインパネやシート・センターコンソールなどにレッドステッチが施される専用デザインが使用されています。
シート表皮はしっとりとした質感の合皮皮革を採用しています。スポーティなデザインを感じさせるインテリアとなっています。
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
・「ブラックトーン」・・・イルミネーテッドエントリーシステム、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能付き)、置くだけ充電が標準装備
・「G“Z”」・・・ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能付き)、置くだけ充電はメーカーオプション
・「G」・・・置くだけ充電はメーカーオプション
トヨタ RAV4 PHV 試乗記
グレードは19インチを履いた「ブラックトーン」と18インチの「G」。共に4WDのE-Fourである。前者はピラーから上の部分を黒く塗ったものだ。「アドベンチャー」というグレードに屋根を白くした2トーンがあるが、そのブラック版といったところだろう。白とは異なる高級感がこちらにはある。
で、走りはとにかく速い。スタートからアクセルの踏みしろに対しグイグイとトルクが発生してクルマを前へ押しやる。試乗会場がサーキットなのではじめから遠慮なく踏めた。そもそも走行安定性の高いRAV4だけに、その辺は安心材料となる。
事実、高速コーナーからタイトコーナーまでステアリングは正確だし、クルマの挙動も乱れない。おかげでどのタイミングでもブレーキを踏めるのが嬉しい。
試乗記を詳しくみるとわかるように、RAV4 PHVは、走行性能が優れていることがわかります。スタート時の発進のスムーズさや、コーナリングでもハンドルは安定感もあります。
走行安定性の高いRAV4 PHVがますます気になるところですよね。
まとめ
本記事では、トヨタ RAV4 PHVの内容を詳しくお伝えしてきました。
初期投資は高くなりますが、ランニングコストは圧倒的にリーズナブルです。補助金もあるので、かしこく購入できる可能性も高くなります。
気になった方は、ぜひ試乗しに出かけてみてください。RAV4 PHVに乗って、キャンプやアウトドアレジャーに出かけるのもおすすめですよ!