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【徹底調査!】スズキ ジムニーは燃費が悪い?ライバル車と比較も

【徹底調査!】スズキ ジムニーは燃費が悪い?ライバル車と比較も

唯一無二の個性的な存在、スズキ ジムニー。ジムニーは小さなボディに超本格的な走破性能を備え、世界中にファンのいる車です。毎日の街乗りに、あるいはセカンドカーに欲しいと思っている方も多いのではないでしょうか?ジムニーの購入を検討する際に最も気になるのが、”燃費”です。今回はジムニーの燃費を中心に詳しく検証していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


現行スズキ ジムニーJB64W型の魅力

スズキ・ジムニーXG

スズキ・ジムニーXG

スズキジムニーは1970年から販売されている小型のSUVで、軽自動車ながら高い走行性能を持っています。まずは、現行ジムニーJB64W型の魅力を見て行きましょう。

その1. 走破力の高さ

現行スズキ・ジムニーJB64W型の大きな魅力は、非常に高いオフロード走破力になります。

ジムニーは元々オフロード走行に強い車ですが、現行モデルでは先代のパワーはそのままにより低中速向けにチューニングが施された新エンジンが搭載され、悪路を乗り越える能力に磨きをかけました。

現行モデルでは車体の剛性が向上しているので、車輪が路面を押し付ける力がアップしました。ボディ剛性の強化によっても、オフロード走行能力が向上しました。

その2. 快適性の向上

現行スズキジムニーJB64W型は、街乗りでも快適に運転ができる車に生まれ変わりました。

現行モデルでは悪路走破性を高めるための装備だけでなく、クルーズコントロールが新たに装備されたり、ステアリングダンパーを活用して高速走行時にステアリングのふらつきを抑えるなど、舗装路上での使い勝手も向上しました。

現行モデルでは各種安全装備も強化されていて、衝突被害軽減ブレーキ・誤発進抑制機能・車線逸脱警報機能・標識認識機能などが追加されています。

ちなみに変速機は4速ATと5速MTの2種類があり、希少な国産車のマニュアル車のひとつとなります。ジムニーはクロカンだけでなく、普段の街乗りでも楽しく安全にドライブができる車といえます。

現行スズキ ジムニーJB64W型のカタログ燃費

新型ジムニー

新型ジムニー

SUVを選ぶ際に気になるのが燃費。カタログを見ると、5速MT・4速ATのそれぞれのWLTCモードの燃費が表示されています。現行ジムニーのカタログ値を見ると、5速MTだと16.2km/Lで4速ATだと13.2km/Lとなっています。

ジムニーのカタログの性能を見ると、リッターあたりの航続距離がかなり短いように思われるかもしれません。実は現行モデルからは国際基準「WLTCモード燃費」が表示されていて、これは実際の走行に近い状態で計測された数値になります。

先代モデルのカタログ燃費値は、WLTCモードが採用される以前に使われていたJC08モード計測の燃費でも5速MT仕様で14.8km/Lと、既に負けてしまっています。

JC08モード燃費は数値が甘めに出やすいとされており、現実世界での実燃費では、もっと大きな差が生まれているかもしれません。

現行スズキ ジムニーJB64W型の実燃費

スズキ・ジムニーXL

スズキ・ジムニーXL

現行ジムニーの燃費性能について、実際に走行して測定したデータがあります。自動車関連の雑誌に掲載されているデータによると、5速MT車でさまざまなシチュエーションで160kmの距離を走行した実燃費は18.5km/Lという結果でした。

これはカタログ値である16.2km/Lを1割以上も上回る数値で、コンパクトカー(ガソリンエンジン)に匹敵します。

現行ジムニーには回生ブレーキやアイドリングストップ機能などが付いておらず、車体重量は1000kgを超えています。そのような状況で、コンパクトカーに匹敵するほどの高い燃費性能を叩き出したことになります。

歴代ジムニーの燃費も見てみよう!

2代目ジムニー(SJ30型)

2代目ジムニー(SJ30型)

現行ジムニーと過去のモデルの燃費も比較してみましょう。ちなみに昔は「10・15モード」が表示されていて、これはJC08モードよりも大きな数値になります。

ジムニー SJ/JA系(1981年~1998年)の燃費

1995年に発売された2代目モデル(5速MT)の10・15モード燃費は、15.8km/Lとなっています。この数字だけを見ると、現行モデルとほとんど変わらないように見えるかもしれません。

もしも同じ車体でWLTCモードで測定をすれば3割前後小さくなるので10km/L前後になると思われます。

ジムニー JB系(1998年~2018年)の燃費

先代モデル(3代目)の走行性能は、10・15モードとJC08モードの両方が併記されています。2010年9月モデルの場合、5MT車のカタログ値は10・15モードが16.4km/LでJC08モードだと14.8km/Lとなっています。

WLTCモードだと2割ほど小さくなるので、11km/L前後と推測されます。

ジムニーのライバル車の燃費

国産車でジムニーのライバル車種がいくつか存在しており、他のSUVと比較してみましょう。

スズキ ハスラーの燃費

スズキ ハスラー

スズキ ハスラー

スズキハスラーは、コンパクトタイプのクロスオーバーSUVになります。ハイブリッドエンジンを搭載しておりベースモデルのFF仕様だと25.0km/L(WLTCモード)となります。

ハスラーは回生機構を備えているので、減速時に発電した電力を加速時に使用することができます。

スズキ ジムニーシエラの燃費

スズキ ジムニーシエラ

スズキ ジムニーシエラ

スズキ・ジムニーシエラは5ナンバーサイズ版のジムニーで、5速MTが15.0km/Lで4速ATだと13.6km/Lとなります。

現行型ジムニーJB64W型と比較すると、AT車はほぼ同じでMT車は少し低い数値となっています。エンジン排気量が1.5Lであることを考慮すると、かなり健闘しています。

ダイハツ タフトの燃費

ダイハツ タフト

ダイハツ タフト

ダイハツ・タフトは、街乗りが多い人向けのコンパクトサイズのクロスオーバーSUVでエンジン排気量は660cc、車体重量は最上級グレードとなるGターボの4WD仕様でもジムニーよりもひとまわり軽い890kgとなっています。

Gターボ 4WDのカタログ値(WLTCモード)を見ると、19.7km/Lとなっています。タフトはハイブリッドエンジンや回生ブレーキを備えていませんが、アイドリングストップ機能が付いています。

【番外編】ランドクルーザープラドの燃費

トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザープラド

ランドクルーザープラドは大型SUVで、数少ないオフロード走行が可能な車のひとつでカタログに記されているJC08モード燃費は、ガソリンエンジン車で8.8~9.0km/Lとなっています。

WLTCモードでは記載されていませんが、7km/L前後と思われます。

【豆知識】燃費の向上のコツ

スズキ・ジムニーXC

スズキ・ジムニーXC

車が一番多くの燃料を消費するのは、停止状態から発進する時で、AT車であればブレーキを離すと、クリープ現象で車が動き出します。クリープ現象で車体が動き出した後にアクセルを踏むようにすれば、ガソリン消費を抑えることができます。

スムーズに流れている道で走行する時に減速と加速を繰り返すと、無駄に燃料を消費してしまいます。空いている道であれば、アクセルを軽く踏み続けて一定速度で走行するようにしましょう。

エンジンブレーキを使用すると、一時的にエンジンに送られる燃料がカットされて空気だけが送られる仕組みになっています。エンジンブレーキを活用すれば、ガソリンの消費量を抑えることができます。

車の燃料は走行距離に比例して消費されるので、最短距離のルートを選ぶことも燃費向上につながります。出発前にきちんとルートを確認して、走行距離が短くなるように計画を立てましょう。

空気圧が低くなってタイヤと路面の抵抗が大きくなると、無駄に燃料を消費してしまいます。燃費向上のためにはこまめにタイヤの空気圧をチェックするようにしましょう。給油の際にガソリンスタンドで空気圧をチェックしてもらうことができます。

まとめ

スズキ ジムニー

スズキ ジムニー

SUVのジムニーは、燃費が悪いというイメージを持っている方が多いかもしれません。最新型のジムニーは燃費性能が大幅に向上していて、コンパクトカーに匹敵するほどの省エネ設計となっています。

SUVの購入をお考えの方は、ジムニーも候補に入れてみると良いでしょう。

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