ジャガーの名車Eタイプを復刻生産!12台限定!
《photo by Jaguar Cars》 ジャガー Eタイプ 60コレクション
ジャガーカーズ(Jaguar Cars)によれば、ジャガーの名車『Eタイプ』が2021年に誕生60周年を迎えることを記念し、「Eタイプ60コレクション」と命名された2台ペアのEタイプを6セット(合計12台)、復刻生産すると発表しました。
人気の高かったEタイプ。復刻生産は待ち遠しいですね。本記事では最新情報をまとめています。
ジャガー・Eタイプってどんな車?
《photo by Jaguar Cars》 ジャガー Eタイプ(1961年)
ジャガーEタイプは、ジェット機から着想を得た先進的なボディラインと、最高速241km/hを発揮する性能。まさに1960年代のハイパフォーマンスカーにおける新たなベンチマークとなり、当時を象徴するスポーツカーとなった名車です。
Eタイプの人気は高く、スティーブ・マックイーン、ジョージ・ベスト、ジャッキー・スチュワート、ブリジット・バルドー、フランク・シナトラといった多くの有名人たちがオーナーとして名を連ねました。
また、Eタイプのレーシング・モデルは、グラハム・ヒル、ジャッキー・スチュワート、ロイ・サルバドーリ、ブリッグス・カニンガムといったドライバーたちにより、名を広め、成功を収めています。
オリジナルの発売から、約60年を経た現在においても、Eタイプは人々を魅了するロードカーで、レースの勝者と評されるモデルです。
ジャガーEタイプが復刻生産!
《photo by Jaguar Cars》 ジャガー Eタイプ(1961年)
■オリジナル クーペとロードスターを2台ペアで販売
ジャガーカーズは、このEタイプが2021年に誕生60周年を迎えることを記念して、Eタイプ60コレクションと命名された2台ペアのEタイプを6セット(合計12台)、復刻生産します。
2台のEタイプは、最も有名なEタイプとされる「9600 HP」と「77 RW」。
両車は、1961年のジュネーブモーターショーでデビューした最初のEタイプであり、ガンメタルグレーの9600 HPがクーペボディ、ブリティッシュレーシンググリーンの77 RWがオープンボディの「ロードスター」。
Eタイプ60コレクションを生産するのは、ジャガー・ランドローバー・クラシック。
ジャガー・ランドローバー・クラシックは、スペシャル・オペレーションズに属する1部門で、世界中のジャガーとランドローバーのクラシックモデルの顧客やファンに向け、車両、サービス、パーツ、エクスペリエンスの提供を行っています。
■50年ぶりに生産 3.8リットル直列6気筒エンジン!!
《photo by Jaguar Cars》 ジャガー Eタイプ(1961年)
Eタイプ60コレクションのパワートレインは、オリジナル同様、3.8リットル直列6気筒ガソリン自然吸気エンジンとなります。
ジャガーカーズは、Eタイプを含む1950~1960年代のジャガー車に搭載されていた3.8リットル直列6気筒エンジンのエンジンブロックを、およそ50年ぶりに生産するとのこと。
ジャガーカーズの旧車部門のジャガークラシックが、当時の資料などを元にして、鋳鉄製エンジンブロックを正確に再現します。
「XK」と呼ばれる3.8リットル直列6気筒ガソリンエンジンは、1958~1968年にかけて製造された『XK150』、『XK150 S』、『MkIX』、『Mk2』、『MkX』、Eタイプのシリーズ1と『Sタイプ』に搭載されていました。
■Eタイプ60コレクション、気になる価格は?
Eタイプ60コレクションは現在、ジャガー・ランドローバー・クラシックがオーダーを受け付けています。
また、価格は公表されていません。
2台ペアでの購入が前提であり、1台のみでの購入はできないとのことですのでご注意ください!