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フリードスパイク、2列シートのユーティリティ王!中古車価格まとめ

フリードスパイク、2列シートのユーティリティ王!中古車価格まとめ

コンパクトサイズで扱いやすいミニ・ミニバンは、ホンダ フリードやトヨタ シエンタが現在でも人気ですね。しかし、居住性が高いとは言えない3列目はピンチヒッターとして使われる場合がほとんどではないでしょうか。3列目は使わないけど、2列シートの広々トールコンパクトとして使いたい、そんな方にぴったりなのが見た目もクールなフリードスパイク。魅力たっぷりのフリードスパイクをご紹介します。

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広大な荷室とちょいワルな顔つき!フリードスパイクの魅力

ホンダ フリードスパイク

ホンダ フリードスパイク

ホンダのミニ・ミニバンとしてもはや定番の人気車となっているのが、フリード。現在販売されているのは2代目モデルとなっていますが、初代には、2列シート専用のインテリアと、つるんとしたフリードとは異なるちょいワルなエクステリアが特徴的な、「フリードスパイク」が設定されていました。

2代目モデルへモデルチェンジした際に廃止されてしまい、現在では中古車でしか買うことのできないフリードスパイク。しかし、独自の魅力の数々は、中古車を探してでも欲しくなること間違いなしです。

あなたのライフスタイルをもっとアクティブに変えてしまうかもしれない、フリードスパイクの魅力をご紹介していきます。

3列目をなくして得た幅広な荷室

ホンダ フリードスパイク 荷室

ホンダ フリードスパイク 荷室

ベースとなったフリードでは、現行モデルと同様に左右跳ね上げ式の3列目シートが装備されます。

床下に収納するタイプよりも荷室床面を低く設計できるため荷室高に余裕があるほか、跳ね上げ式とはいえ3列目シートを収納するのにそこまで力は要らないのですが、厚みのあるシートが荷室上部を占領してしまい、有効な荷室幅が狭くなってしまう点がネックでした。

そこで、フリードスパイクでは潔く3列目を排除。フリード譲りの低い床面はそのままに、キャビン幅をめいっぱい使える幅広荷室をも手に入れました。

普段から3列目をバリバリ使うユーザーはかなり少数と思われるので、常に収納しっぱなしで荷室スペースだけを取る3列目シートが邪魔になるシーンも多いことでしょうから、この潔さが魅力的なユースケースも多そうです。

簡単とはいえ3列目シートの上げ下げは手間もかかるので、背が高くてユーティリティ性抜群すぎるハッチバックとして便利に使いやすくなった点はポイントが高いですね。

2列目もフラット収納で車中泊OK!

ホンダ フリードスパイク インテリア

ホンダ フリードスパイク インテリア

こちらもベースとなったフリードと異なるのが、2列目シートの収納方式。フリードでは、背もたれを前方に倒してから座面ごと前方に収納するダブルフォールディング方式の2列目シートを採用していました。

これは、低い荷室床面を活かした高さのある荷室アレンジには最適だったのですが、2列目シート収納後の荷室長は1,445mmと、シートの厚みがある分やや小さめな点が、主に車中泊の際や、自転車などのかさばる荷物を積む際には不便な点でもありました。

そこでフリードスパイクでは、背もたれを前に倒すと座面も連動して床面に収納されるダイブダウン方式の2列目シートに変更することで、シート収納時の荷室高では劣りますが、荷室全体でフルフラットな空間を作り出すことに成功。

助手席を一番前にスライドした状態では、荷室長が最大2,015mmにもなるため、大人でも足を伸ばして横になることができるようになりました。

ちょっぴり上級感も?独自のエクステリア

ホンダ フリードスパイク アクセサリー装着車

ホンダ フリードスパイク アクセサリー装着車

低めに抑えられたノーズ先端からルーフ後端まで、ワンモーションで流れるツルンとしたフォルムが特徴のフリードとは異なり、フリード比で100mm程度上げられたノーズは、フリードスパイクの大きな特徴でしょう。

角張った印象を与えるノーズは、ヘッドライトの造形も相まってややコワモテ。サイズの大きいミニバンと並んでも引け目を感じない存在感がありますよね。

また、リアクォーターウィンドウを取っ払って暗窓とし、フィン付きの外装パーツを装着したことで、横から見ても独特の道具感や実用性の高さが感じられますね。

乗用として使い倒せる欧州の商用バンのような、ちょっぴり他の車とは違う個性的な造形が特徴的です。

荷室にビルトインテーブル?!増えた収納

ホンダ フリードスパイク 荷室

ホンダ フリードスパイク 荷室

先述した暗窓化されたリアクォーターウィンドウの内側は、なんと収納スペースや照明、アクセサリーのスピーカー装着位置など、よりクリエイティブな使い道に有効活用されている点もフリードスパイクのおもしろさです。

特に荷室左側に設けられたビルトインテーブルは、荷室床面からの距離がこたつの高さ程度に設定されるこだわり仕様で、車中泊に使ってくれと言わんばかりの設定ですよね。

また、収納した後席と荷室床面をフラットにするために装着されている「反転フロアボード」は、その名の通り反転してより床面を低くしたり、床下収納を作り出したりと状況に応じた使い分けができる点が魅力的。

フロアボード前後端に装着されているのは本物のアルミの引き抜き材とのことで、使い込んでいって傷などがついても、フリードスパイクの道具っぽさがより増すことでしょう。

ハイブリッドやスカイルーフもイイね!

ホンダ フリードスパイク ハイブリッド

ホンダ フリードスパイク ハイブリッド

フリードにはモデルライフ途中で追加されたホンダ独自のハイブリッドシステム「IMA」搭載のフリードスパイクハイブリッドでは、IMAの特徴であるスペース効率性の高さを活かし、フリードスパイクの荷室ユーティリティを損なわずにさらなる低燃費を実現。

ブルー調のヘッドランプやクリア仕様のテールランプなど、外装での差異化もあって、使い勝手と燃費を両立させた贅沢なグレードとして、より一層高いステータス性を誇りました。

また、こちらはモデルライフ途中で廃止されてしまうのですが、実用車としてはあまり採用車の多くない印象もあるガラスルーフ「スカイルーフ」がオプションで設定されていた点も、フリードともども新規軸を感じさせる点でした。

もとより広々として頭上空間に余裕のあるフリードスパイクですから、スカイルーフ装着時の開放感の高さは特筆もの。実際に装着して販売された車はやや少なめな印象ですが、中古車をお探しの際は、スカイルーフ装着車をこだわってお探しになってもおもしろそうですね。

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ホンダ フリードスパイクのスペック

【ホンダ フリードスパイク ハイブリッド ジャストセレクション(2016年型)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,210mm×1,695mm×1,715mm
ホイールベース2,740mm
最大乗車定員5名
車両重量1,380kg
燃費JC08モード:21.6km/L
エンジン種類直列4気筒ハイブリッド 1,496cc
エンジン最高出力65kW(88PS)/5,400rpm
エンジン最大トルク132N・m(13.5kgf・m)/4,200rpm
モーター種類交流同期電動機
モーター最高出力10kW(14PS)/1,500rpm
モーター最大トルク78N・m(8.0kgf・m)/1,000rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッションCVT
新車価格2,163,637円(消費税抜き)
(2016年9月 ホンダ公式サイトより)

【比較】フリードスパイクと現行フリードプラスを比べてみた

ホンダ フリードプラス クロスター アクセサリー装着車

ホンダ フリードプラス クロスター アクセサリー装着車

フリードが2代目にモデルチェンジした際に、フリードスパイクは廃止されてしまったのですが、2列シートのユーティリティ重視モデルとしては「フリード+(フリードプラス)」が新たに設定されました。

フリードスパイクのように外観でのフリードとの差別化は無くなったのですが、もはや下げようがなさそうなほど究極に下げられた荷室床面と、ダイブダウン方式の後席を収納した際にフルフラットになるデッキボードとの間の大空間が特徴的です。

これはフリードスパイクの反転フロアボードによる「荷室上下で分類して収納する」、「フルフラットモードでも床下に収納場所を確保する」という考えをさらに特化させたもので、荷物がかさみがちな車中泊でも十分な収納を確保している点は、フリードプラスのうれしいポイントでしょう。

ホンダ フリードプラス(2016年型) 荷室

ホンダ フリードプラス(2016年型) 荷室

また、新たに流行のSUVルックとなった「クロスター」グレードがフリードと同様に設定されており、よりアクティブな雰囲気の外装が選べる点や、ハイブリッドシステムが「スポーツハイブリッド i-DCD」に進化したことで燃費性能だけでなく動力性能が向上した点も見逃せません。

しかし、フリードスパイクのちょいワルな顔つきや、クォーターウィンドウを暗窓とした独特な道具感がお好みの方にとっては、フリードプラスの外観の独自部分のなさはやや物足りない部分かもしれませんね。

室内ユーティリティでは年式が新しいだけあってフリードプラスが優勢ですが、荷室壁面の収納がなくなってユーティリティホールになっているなど、やや簡素化された部分も見受けられるフリードプラス。

中古車同士で比較してもフリードスパイクは安さが光りますので、どちらを選べばしっくり来そうか、じっくりと考えてから決断されることをお勧めします。

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ホンダ フリードプラスのスペック

【ホンダ フリードプラス ハイブリッド クロスター Honda SENSING FF】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,295mm×1,695mm×1,710mm
ホイールベース2,740mm
最大乗車定員5名
車両重量1,440kg
燃費WLTCモード:20.8km/L
燃費JC08モード:27.4km/L
エンジン種類直列4気筒ハイブリッド 1,496cc
エンジン最高出力81kW(110PS)/6,000rpm
エンジン最大トルク134N・m(13.7kgf・m)/5,000rpm
モーター種類交流同期電動機
モーター最高出力22kW(29.54PS)/1,313-2,000rpm
モーター最大トルク160N・m(16.3kgf・m)/0-1,313rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション7速DCT
新車価格2,549,000円(消費税抜き)
(2020年10月現在 ホンダ公式サイトより)

ホンダ フリードスパイクの中古車情報まとめ

ホンダ フリードスパイク インテリア

ホンダ フリードスパイク インテリア

フリードスパイクの中古車在庫は、2020年10月現在、ガソリン車とハイブリッド車を合わせて711台が確認できます。フリードスパイクは1代のみのモデルだったことを考えればかなり選びやすい在庫台数といえそう。

このうちガソリン車が437台、ハイブリッド車が274台と、割高かつグレード展開が少なかったハイブリッド仕様は台数が少なめなので、お好みの仕様を手に入れるには根気が必要かもしれませんね。

ガソリン車の中古車平均価格は税抜き約60万円、ハイブリッド車でも約78万円と、かなりのお手頃価格に落ち着いてきている点は非常に大きなポイントで、流行の車中泊用にセカンドカーとして手に入れられそうなほどのリーズナブルさですよね。

独特なスタイリングが古びないこともうれしい点で、2011年のデビュー当初のモデルであっても旧型車っぽくなくおしゃれに乗れそうです。

まとめ

ホンダ フリードスパイク

ホンダ フリードスパイク

日本の道路事情でも使いやすい5ナンバーサイズを維持しつつ、それでいて室内のユーティリティ性も追求した欲張りな車、フリードスパイクの魅力をお伝えしてきました。

そろそろ10年落ちと思えないラギッド感もあるスタイリングは、普段乗りでもレジャー用途でもサマになる垢抜けた印象もありますよね。

現行ミニ・ミニバンの2列シート仕様にも負けない魅力を持つフリードスパイクを、お得に手に入れてみては。

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