ジープ レネゲードってどんなクルマ?
ジープ レネゲード リミテッド
もっともコンパクトなジープとして登場したのがレネゲードです。小さくてもジープのDNAはしっかりと継承され、小型ながらオフロード性能も追求されています。
ジープには憧れるけど、思ったより大きくて使いずらいし、価格も高いと思っている人、国産SUVでは物足りないという人には最高のチョイスとなるのがレネゲードです。
レネゲードには1.3Lのマルチエアと呼ばれるターボエンジンを搭載する「ロンジチュード」「リミテッド」「トレイルホーク」というグレードがあります。
そして、2020年11月に「リミテッド」「トレイルホーク」にプラグインハイブリッド(PHV)モデル「4xe」が設定されることになっています。
ジープ・レネゲード・リミテッド
レネゲード ガソリン仕様のスペック
車両本体価格(税抜き) | 2,772,728~3,572,728円 |
全長×全幅×全高 | 4,255mm×1,805mm×1,695~1,725mm |
WLTCモード燃費 | 12.1~14.3km/L |
エンジン最高出力 | 【ロンジチュード/リミテッド】111KW(155PS)/5,500rpm 【トレイルホーク】132KW(179PS)/5,750rpm |
エンジン最大トルク | 270N・m(27.5kg・m)/1,850rpm |
※上記スペックは2020年11月現在の公式サイトによります
日本初!ジープのPHV「レネゲード 4xe」登場!
レネゲード 4xe
日本に導入されるジープ初のプラグインハイブリッド(PHV)モデルの「レネゲード 4xe」を追加設定し、11月28日から販売を開始することを発表しました。価格は498万円からとなっています。
ついにジープにも電動化の波が来ました。
■「レネゲード 4xe」は電気だけで48km走れるジープに!
ジープ レネゲード 4xe
レネゲード 4xeは、1.3Lのガソリンターボエンジンに電気モーター2基を組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。
搭載するリチウムイオンバッテリーには、家庭用200V充電器やサービスエリア等の公共の充電設備などの外部電源から充電することにより、モーターのみで最長48kmの走行が可能となっています。
さらに、バッテリーを使い切っても、ハイブリッド車として低燃費で走行できるのでロングドライブも安心です。
■モーターパワーでオフロードでも威力を発揮!
ジープ レネゲード 4xe
レネゲード 4xeの前輪を駆動する1.3Lエンジンの最高出力は、リミテッドが131馬力、トレイルホークが179馬力、これに後輪を駆動するリアの独立した60馬力のモーターが加わります。
また、フロントのモーターは、路面からの運動エネルギーを回収し、回生ブレーキとして機能しています。
さらに、本格的にオフロード走行を行う場合は、電気モーター2基によりeAWDトラクションが常に確保され、困難なオフロード走行にも対応することが可能になるのです。
ジープ レネゲード4xe
レネゲード 4xeのスペック
車両本体価格(税抜き) | 4,527,273~4,572,728円 |
WLTCハイブリッド燃費 | 16.0~17.3km/L |
WLTC EV走行換算距離 km | 48km |
エンジン最高出力 | 【リミテッド4xe】96KW(131PS)/5,500rpm 【トレイルホーク4xe】132KW(179PS)/5,750rpm |
エンジン最大トルク | 270N・m(27.5kg・m)/1,850rpm |
モーター最高出力 | F 33KW(45PS)/R 94KW(128PS) |
モーター最大トルク | F 53N・m(5.4kg・m)/R 250N・m(25.5kg・m) |
※上記スペックは2020年11月現在の公式サイトによります
レネゲードには「フィアット 500X」という兄弟がいる
フィアット 500X
フィアット500X (チンクェチェント・エックス) は、プラットフォームなどの基本メカニズムをレネゲードと共用する兄弟車で、フィアット500Xと500Xクロス、それに500Xスポーツというグレードが展開されています。
兄弟と言っても見た目は似たところがまったくありません。フィアット500に新たなアレンジを加えたデザインなっていて、SUV感はレネゲードほど感じられないオシャレ系クロスオーバーSUVとなっています。
価格は2,990,000~3,440,000円でレネゲードよりやや安く、レネゲードの「トレイルホーク」のようなオフロードバージョンは設定されていません。
500Xについて詳しく知りたい方はこちら
レネゲードのライバル比較
VW Tクロス
レネゲードのライバルは、車の大きさから考えるとトヨタのヤリスクロス、日産のキックス、フォルクスワーゲンのTクロスというところでしょうか。また、兄弟車種のフィアット500Xもライバルと言えるでしょう。
プラグインハイブリッド(PHV)のSUVではトヨタのRAV4、もしくは発売予定の三菱の新型エクリプスクロスが考えられます。
しかし、ボディサイズがワンランク上の大きさになってしまうので、実際に比較検討する車種としては厳しいかもしれません。
ボディサイズの比較
メーカー 車種 | 全長×全幅×全高 |
ジープ レネゲード | 4,255mm×1,805mm×1,695-1,725mm |
トヨタ ヤリスクロス | 4,180mm×1,765mm×1,590mm |
日産 キックス | 4,290mm×1,760mm×1,610mm |
VW Tクロス | 4,115mm×1,760mm×1,580mm |
フィアット 500X | 4,280-4,295mm×1,795mm×1,610mm |
※上記スペックは2020年11月現在の各メーカー公式サイトによります。
メーカー希望小売価格と燃費の比較
メーカー 車種 | 消費税抜き車両本体価格 | WLTCモード燃費 |
ジープ レネゲード | 2,772,728~4,572,728円 | 12.1~17.3km/L |
トヨタ ヤリスクロス | 1,798,000~2,559,091円 | 17.4~30.8km/L |
日産 キックス | 2,509,000~2,609,000円 | 21.6km/L |
VW Tクロス | 2,762,728~3,090,000円 | 16.9km/L |
フィアット 500X | 2,471,075~3,127,273円 | 13.4km/L |
※上記価格は2020年11月現在の各メーカー公式サイト情報によります。
Tクロスについて詳しく知りたい方はこちら
まとめ
日本のユーザーにとって扱いやすく、しかも本格オフロード車のレネゲードは、老舗ブランド「ジープ」の敷居を低くしてくれます。
今後、コンパスやチェロキーにレベルアップして、いつかはラングラーも欲しくなるかも知れませんね!