トップへ戻る

ピックアップトラックはどんな車種?人気車種から魅力を一気に紹介

ピックアップトラックはどんな車種?人気車種から魅力を一気に紹介

日本では珍しいピックアップトラックですが、アウトドアのブームでキャンプを楽しむ方が増えて見かけることも多くなりました。大きな体躯で走る姿は豪快でかっこいいですよね。今回はピックアップトラックの人気車種から使用シーンまでを紹介します。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ピックアップトラックとはどんな車?

≪写真提供:response≫ プジョー ランドトレック

ピックアップトラックという言葉を聞いたことがあるでしょうか。皆さんはキャンプやアウトドアに行くときにどのような車で行きますか?おそらく荷室の大きなミニバンや、悪路でも力強く進むことができるSUVのような車を選ぶのではないでしょうか。

ここでは、あまり日本では見かけないピックアップトラックについて、その特徴や人気の車種を紹介していきます。

ピックアップトラックの特徴とは

日本でトラックと言うと運転席の前にはボンネットはなく、そのままバンパーがついたような四角い形をしています。しかしアメリカのトラックは日本とは異なり、運転席の前にボンネットがありセダンのような前面をしています。

このピックアップトラックは、アメリカのトラックのような形状をしているのが特徴です。まるでセダンのリア部分が荷台に置き換わったような形で、日本ではあまり見かけないのではないでしょうか。

日本でも高度成長期時代には各メーカーから販売されていました。近年のモデルはボディが巨大なものが多いため日本の国土には合っていませんが、アメリカやヨーロッパでは比較的オーソドックスな車種となっています。

ピックアップトラックの主な2種類

ピックアップトラックは大きく分けて2種類あります。一つは道も広く国土が強大な北米を市場とするものです。もう一つは、東南アジアなどの道路が完璧に舗装されていない国へ向けて販売されているものです。

前者ではSUVなどと並んで、ピックアップトラックながら高級車のようなラグジュアリーさを求めたデザインがされていることが多いです。それに対し後者は、日常使いとしての車という認識が強く一般車のようなデザインが多くなっています。

ピックアップトラックの使い方は?

そもそもピックアップトラックは、働く車として林業や農業従事する人々が重宝していました。日本の軽トラックのようなイメージです。しかし、最近発売されているピックアップトラックを見るとスタイリッシュでラグジュアリーさを感じるものが増えています。

労働用よりも普段使い車として地位を築き始めているのでしょう。アメリカ資本のスーパーマーケットを想像していただいたらわかるように、食材の量が多いアメリカでは、トラックの荷台に荷物を置くことがとても便利で人気があります。まさにアメリカの車の文化の象徴的な車種といえます。

ピックアップトラックの使用シーン

日本でピックアップトラックが人気だった頃も、実用性がある車の代表的な車種でした。時代とともにピックアップトラックは荷台に荷物をのせるだけではなく、走るための車の一つとして存在感を表しました。

アメリカのダッジ社が手掛けるダッジ ラム SRT-10は8300ccのV10エンジンを搭載しており、最高時速248kmで高加速できるモンスターマシンとして販売されていました。

また、フォード社から販売されているフォード・ファルコンUTEは、ピックアップトラックながらまるでセダンのような使い方をする車として作られたピックアップトラックです。

ピックアップトラックの荷台の使い方

ピックアップトラックの大きな荷台は様々な使い方が可能です。日本で積載容量の大きい実用車といえば、ミニバンやSUVが挙げられます。ミニバンなどではシートを倒すことによって、空間を広げ様々な物資を入れることが可能です。しかし、どれも荷台は室内にあるため物によっては少し運びにくいものもあるでしょう。

例えばバーベキューのグリルやコンロ、もしくは濡れたサーフィンボードやウェアなどです。その点ピックアップトラックは、トラックの荷台が外にあるため様々なものをそこに収納する事が可能です。トラックの種類によっては荷台の部分に様々なオプションを取り付けることができて、収納の幅をさらに広げられます。

代表的的なピックアップトラック

≪写真提供:response≫フォード F-150

ここで実際にどのようなピックアップトラックが販売されているのかご紹介します。

日本の他の車種は日頃からテレビなどで目にするのに対して、ピックアップトラックはたまに街で走っていたりする程度です。そのため、どのようなモデルが販売されているのか気になる方も多いでしょう。

トヨタ ハイラックス

≪写真提供:response≫トヨタ ハイラックス

日本向けに発売されている唯一の車種であるトヨタ ハイラックスは、ダイナミックな見た目と裏腹にラグジュアリーな内装を備えた車です。巨大なボディを支えるための骨格は高剛性なラダーフレームで出来ており、サスペンションも頑強に作られているためオフロードの道も信頼して走破することができます。

オフロードも走ることができる駆動方式は、市街地では2WDモードに、悪路や雪道などではハイとローの2種類から選べる4WDモードにと切り替えることで、走行時の安定した走りを実現しています。国内仕様のハイラックスは2.4リッターのディーゼルエンジン仕様のみですが、コモンレール式燃料噴射システムを搭載し、緻密な制御でクリーンさと優れた燃費性能も実現しています。

【無料】ガリバーにハイラックスの中古車探しを依頼する

北米向けのピックアップトラック

北米で売られているピックアップトラックをご紹介します。日本のディーラーからは手に入れることができず、なかなか見ないモデルになりますが見た目も性能もまさにアメリカンな車が多いです。

トヨタ タンドラ

≪写真提供:response≫トヨタ タンドラ

北米で生産されるタンドラは、1999年からトヨタが、アメリカなどに向けて販売していたピックアップトラックです。発売時からさまざまなチェンジを経て、2021年モデルでは全幅が約2,030mm、全長に至っては最も大きなモデルで約6,300mmとかなり巨大なボディを備えています。

エンジンも5.7リッターV型8気筒エンジンを搭載していて、大きなものを牽引する時でも力強く引っ張るほどの馬力があります。タンドラの最新モデルを語るにあたってやはり特徴的なのは、存在感のあるフロントのグリルではないでしょうか。ピックアップトラックとしての実用性と、遊び心を兼ね備えたラグジュアリーなモデルです。

【無料】ガリバーにタンドラの中古車探しを依頼する

ホンダ リッジライン

≪写真提供:response≫ホンダ リッジライン

ホンダの北米向けのピックアップトラックであるリッジラインは、乗用車とよく似た作りをしているピックアップトラックです。

ボディはモノコック構造で、3.5リッターのV6エンジンはFF仕様も用意される横置きエンジンを採用。サスペンションも乗用車同様の構造でトラック本来の商用車的な基準ではなく、一般車としての使い方が想定された仕様となっており、素晴らしい乗り心地を実現しました。

しかしパワーが劣るわけではなく、最大積載量は仕様に応じて最大で1,500ポンド(約700kg)、けん引能力は5,000ポンド(約2,300kg)となっています。

【無料】ガリバーにリッジラインの中古車探しを依頼する

日産 フロンティア

≪写真提供:response≫日産 フロンティア

北米市場で人気を集める日産 フロンティアは、最新モデルを2021年の夏に発売すると発表しました。堅牢性と存在感のある黒いグリルやはっきりとしたフロントフェイスが特徴です。ピックアップトラックとしての実用性と遊び心を兼ね備えたモデルとなっています。

3.8LのV6エンジンにトランスミッションは9速ATを採用。素早い反応でシフトチェンジ行えるとともに、ステアリング性能も改善され長距離ドライブでも疲労を感じにくい仕様となっています。

日産の技術力である先進安全技術では、米国モデル初のオフロードモードのアラウンドビューモニターが搭載されています。大きなボディを操るために、4台のカメラによって車を上空から見下ろしたような映像で、走行をサポートしてくれます。

【無料】ガリバーにフロンティアの中古車探しを依頼する

ピックアップトラックの維持方法

≪写真提供:response≫三菱 トライトンのレース画像

日本の車ではなかなか見ない車種のため、どのような維持費がかかるのか気になる方もたくさんいらっしゃるでしょう。今回はピックアップトラックの年間の維持費についてご紹介します。

ピックアップトラックの維持費は?

日本で手に入れることのできる唯一のピックアップトラックであるハイラックスを基準にご紹介します。ピックアップトラックは「貨物車」として扱われます。ピックアップトラックは貨物登録をするため毎年車検を受けなければいけません。

日本での相場としては約6万円がかかります。また自動車税は、5ナンバーや3ナンバーではなく普通貨物の1ナンバーとなります。この点がこのクラスの大きさの車を維持するにあたって少しお得な面でもあります。

1ナンバーは積載量で値段が決まり、ハイラックスの場合は年間16,000円となります。こちらが基本にかかる税金ですが、さらに駐車場代や燃料代がかかります。様々な使い方があるので一概には言えませんが、高級車などに比べるとそこまで高い維持費ではありません。

ただ、ボディが大きいぶん取り回しが難しく駐車なども難しくなります。購入を検討する際はぜひ自身の使い方を考えた上で検討しましょう。

まとめ

≪写真提供:response≫アメリカらしいフォードのピックアップトラック

日本では見かけることの少ないピックアップトラックについて、様々な面から紹介をしてきました。とても大きいボディで、ワイルドに走行する姿はロマンがあふれています。日本でもSUVのようなアウトドアシーンでも活躍する車が人気です。

ピックアップトラックはトラックではあるものの、乗用車としての実用性を十分に兼ね備えているためアウトドアやレジャーにももってこいの車といえるでしょう。メリットとデメリットをおさえた上で購入を検討すると良いでしょう。

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

こちらの記事もおすすめ!

  • カービュー査定

関連するキーワード


ピックアップトラック

関連する投稿


三菱 新型「トライトン」発表!安全装備強化と鮮烈なブルー追加を実施

三菱 新型「トライトン」発表!安全装備強化と鮮烈なブルー追加を実施

三菱は2025年4月3日に、1トンピックアップトラック新型「トライトン」の運転支援技術の機能向上など一部改良を施した新たなモデルを発表。発表同日より販売がスタートしました。


三菱新型「トライトン」日本導入!2024年2月発売で12年ぶりの復活へ

三菱新型「トライトン」日本導入!2024年2月発売で12年ぶりの復活へ

三菱は、2023年7月26日に、タイ・バンコクで、フルモデルチェンジを果たした1トンピックアップトラック新型「トライトン」を12年ぶりに日本に導入することとし、2024年2月15日(木)より販売すると発表しました。


トヨタ新型「ハイラックス」発表!新ホワイト設定&パノラミックビューモニターを追加

トヨタ新型「ハイラックス」発表!新ホワイト設定&パノラミックビューモニターを追加

トヨタは、2023年9月28日、ピックアップトラック「ハイラックス」にパノラミックビューモニターと新たな外装色が設定した一部改良モデルを発表、発売しました。


三菱 新型トライトンが世界初公開!9年ぶりのフルモデルチェンジで日本導入へ

三菱 新型トライトンが世界初公開!9年ぶりのフルモデルチェンジで日本導入へ

三菱は2023年7月26日に、タイ・バンコクで、フルモデルチェンジを果たした1トンピックアップトラック新型「トライトン」を発表しました。同車は、2024年初頭に日本にも導入される見込みです。


【2023年】ピックアップトラックの特徴と人気中古車おすすめ6選

【2023年】ピックアップトラックの特徴と人気中古車おすすめ6選

ピックアップトラックは、見た目がおしゃれでかっこよく、荷台がついているのでマウンテンバイクなどの大きなものを運ぶのにも適しています。そんな利点を生かして、アウトドアやレジャーを好む人から注目を集めています。ここでは、ピックアップトラックのメリットとデメリット、そして中古で買えるおすすめの車種を紹介します。


最新の投稿


スバル新型「インプレッサ」発表!安全性強化しカラーも追加

スバル新型「インプレッサ」発表!安全性強化しカラーも追加

スバルは2025年7月10日、5ドアハッチバック「インプレッサ」の一部改良モデルを発表しました。カラー展開の追加に加え、先進安全装備を強化しました。


ブリヂストン、乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1」を9月より発売

ブリヂストン、乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1」を9月より発売

株式会社ブリヂストンは、乗用車用プレミアムスタッドレスタイヤ「BLIZZAK WZ-1(ブリザック ダブルゼットワン)」を2025年9月より発売することを発表しました。「BLIZZAK WZ-1」は、「新たなプレミアム」と位置付ける商品設計基盤技術「ENLITEN」を乗用車用スタッドレスタイヤで初めて搭載し、高いICEコントロール性に加え、あらゆる路面で高いパフォーマンスを実現、サステナビリティへも貢献することで「ブリザック」の性能を新たなステージへ引き上げるとのことです。


カー用品専門店CARCLUBとは?通販の強み・取扱商品を解説

カー用品専門店CARCLUBとは?通販の強み・取扱商品を解説

カー用品を購入しようと考えたとき、品揃えや価格、品質など、どこで買うべきか迷うことはありませんか?そんな方にオススメしたいのが、オンライン通販に特化した「カー用品専門店CARCLUB」です。メーカー・車種別に最適なカスタムパーツが豊富に揃っており、初心者でも選びやすいのが特徴。インテリア用品から電装パーツ、洗車グッズまで、欲しいアイテムがきっと見つかります。この記事では、カー用品専門店CARCLUBの強みや取扱商品、実際の評判などをわかりやすく解説。読み終えるころには、カー用品専門店CARCLUBがあなたにピッタリのショップかどうかが明確になっていることでしょう。


自動車業界の営業利益率、Tier間で4.7倍の差に。コロナ禍を経て格差広がる【帝国データバンク調査】

自動車業界の営業利益率、Tier間で4.7倍の差に。コロナ禍を経て格差広がる【帝国データバンク調査】

株式会社帝国データバンクでは、同社保有するデータをもとに、国内自動車メーカー10社に対して部品などのモノやサービスを提供する周辺産業をサプライチェーン企業とし、財務や海外輸出の視点を加えて調査・分析を実施し、結果を公開しました。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年6月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、ダイハツ「ムーヴ」が新型車登場で一気に2位まで浮上。直近では、上位陣が固定化される中で大きな変化が起こりました。