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【中古スタッドレスタイヤ】安い・安全・安心三拍子揃う中古タイヤを探せ!見逃せない4項目とは

【中古スタッドレスタイヤ】安い・安全・安心三拍子揃う中古タイヤを探せ!見逃せない4項目とは

冬のドライブで安心感をもたらしてくれるスタッドレスタイヤ。しかし、タイヤは4本セットでは意外と高く、購入には二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるのでは。しかし、新品をお探しの方でも一度チェックしておきたいのが、お買い得な中古タイヤの世界です。スタッドレスタイヤは使われる期間が限られることもあるので、中古在庫も豊富。安心な中古スタッドレス選びの基準をご紹介します。

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スタッドレスタイヤは欲しいけど、高くて… 中古という選択肢も

グッドイヤー アイスナビ7

多くの方は春夏秋とサマータイヤを愛車に装着していると思いますが、冬場の凍結路面や積雪路面に対して、サマータイヤでは役不足。

普段から積雪する地域にお住まいの方なら毎冬のスタッドレスタイヤへの交換は恒例行事となっていることでしょうし、雪が積もるのは稀な地域の方でも、予防策としてスタッドレスタイヤを装着している場合も多いことでしょう。

しかし、スタッドレスタイヤもサマータイヤも、1本あたりの価格は安く思えても、車に装着する際は4本セットで買うので出費もかさみがち。さらにスタッドレスタイヤは、取り付けや保管が容易なホイールセットでの購入も一般的ですので、ホイール代も考えておかなければなりません。

一年のうちに何度遭遇するか分からない積雪や凍結路面のための出費としては大きすぎて、二の足を踏んでいる、という方もいらっしゃることでしょう。

そんなあなたにぜひチェックしていただきたいのが、中古スタッドレスタイヤの世界です。

普段気にすることはあまりないかもしれませんが、自動車用のタイヤは中古取引も活発で、きっとお探しのスタッドレスタイヤの中古品も見つかるはず。詳しくご紹介していきましょう。

スタッドレスもサマータイヤも、意外と中古取引が活発!

《画像提供:Response 》タイヤ販売店 イメージ

タイヤを交換するなら新品購入、と決めつけていませんか? 中古のタイヤを販売しているショップも多数ありますし、ネットオークションなどを見ても、スタッドレスタイヤやサマータイヤの中古品の出品は意外と豊富です。

タイヤは寿命が比較的長いものなので、前の所有者が何らかの理由で別のタイヤに交換した際に、もともと装着していたタイヤがまだ使えることもしばしば。廃棄してしまうと料金もかかりますしもったいないので、中古タイヤとして販売されることも多いというわけです。

気にしていなかったうちは気づかなかったかもしれませんが、実はお住まいの地域にも中古タイヤ販売専門店が存在しているかもしれませんよ。

中古タイヤはホイール付きの販売も多数、DIYでも交換可

《画像提供:Response 》ブリヂストン BLIZZAK VRX3

主にネットオークションなどで中古タイヤを探すと、意外とホイールに組み込まれた状態での出品も多く、その場合は購入後に安全面で確認が取れれば、そのまま車にDIYで取り付けすることも容易です。

ホイールからタイヤを付け外しするのは、基本的にはプロが専用の工具や機械を使ってしか作業できないものなので工賃も発生しますが、DIYで交換作業ができれば、タイヤ本体の価格が安上がりになるだけでなく、支払い総額も抑えることができそうです。

お買い得なスタッドレスタイヤを見つけたいなら、中古タイヤ市場はぜひチェックしておきたいところですね。

【大事な4項目】中古スタッドレスを買う前にココをチェック!

溝深さは十分?確認すべきは「プラットフォーム」

ブリヂストン BLIZZAK DM-V1

タイヤに詳しい方なら、残り溝の深さを「スリップサイン」と呼ばれる仕組みで確認できることをご存知かもしれません。スタッドレスタイヤにもスリップサインは組み込まれていますが、スタッドレスタイヤが冬タイヤとして使えるかどうかを判断する際は、別の基準を用いる点に注意が必要です。

スタッドレスタイヤの冬用タイヤとしての溝深さの寿命は、「プラットフォーム」で確認します。残り溝が1.6mmであることを示すスリップサインに対して、プラットフォームは新品時の溝深さの50%まで消耗したことを示し、おおよそ5mm程度の残り溝となっているようです。

スタッドレスタイヤは、スリップサインが表面に現れるまではサマータイヤとして問題なく使用できるものの、プラットフォームがひとつでも表れていると、冬用タイヤ規制などの際には冬用タイヤとして認められず、通行ができません。

スタッドレスを履いているから安心!と思っていたのに通れない…なんてことのないよう、残り溝はきちんと確認しておきたいところです。

スリップサインはタイヤサイド部に△マークで位置が示されていますが、スタッドレスタイヤにおけるプラットフォームも、同じくタイヤサイド部に上矢印マークで位置が示されています。

ゴムの硬化が進んでない?しなやかさはスタッドレスの生命線

ダンロップ ウィンターマックス03を装着したトヨタ ヤリス

タイヤはゴム製品ですので、製造から時間が経つと未使用でも段々と劣化が進行していきます。劣化の兆候を知ることができるひとつの方法は、タイヤの硬さをチェックすることです。

スタッドレスタイヤは路面と接するトレッド面に太く深い溝を配していたり、「サイプ」と呼ばれる細かな切れ込みが多数入っている点が特徴的ですが、これらの溝や切れ込みを路面にしっかり密着させるために、冬季の厳しい寒さでもしなやかさを保つゴムが使用されています。

しなやかさが失われたゴムでは、スタッドレスタイヤとしての性能をしっかり発揮できないおそれもあるので、使用が推奨されません。

触ることができるなら触れた感じがしなやかさがあるかどうかチェックすることもできますが、比較対象がないとなかなか判断が難しいもの。タイヤショップなどでは硬度計を用いて数値で判断するので、中古タイヤを探す際にも硬度を教えてくれるショップなら安心ですね。

また、大まかな基準ではありますが、タイヤの製造年を確認することもできます。タイヤサイド部には製造年が刻印されており、適正に保管されていた場合はおおよそ製造から3年程度は性能が維持されるとされていますので、ひとつの基準にはできそうですね。

表面にキズやひび割れはない?最悪は「バースト」の危険も

《画像提供:Response 》劣化してひび割れの入ったタイヤ

中古タイヤは、どのような環境で保管されてきたのかが分かりません。タイヤはゴム製品ですので、直射日光による紫外線や、電子機器などから発せられるオゾン、水分などによって、劣化が加速してしまうこともあり、残り溝がしっかりあるスタッドレスタイヤであっても、劣化の進行具合には注意が必要です。

タイヤの劣化が進むと、トレッド面やタイヤサイド面にひび割れが発生してくることもあります。タイヤ表面のひび割れは、タイヤ内部にまで達しない限りは安全とされていますが、その判断はプロでないと難しいもの。ひび割れのある中古タイヤは、避けておくのがベストでしょう。

そのほか、前の持ち主が縁石などにぶつけてしまってできたキズなども、忘れずにチェックしておきたいところです。

重たい車体を支えるしっかりとした強度を持つタイヤだけに、軽微なキズやひび割れは問題ないような気もしますが、それらのダメージがより大きなトラブルを誘発してしまうことも。具体的にはパンクや、突然タイヤが破裂する「バースト」の危険性が高まります。

バーストは前兆がない場合も多く、突然にタイヤが破裂するので車の操作に影響がある場合もあり、事故にもつながりかねません。中古のタイヤを探す際は、それまでの保管状況にも気を配っておきたいところです。

接地面やサイド面が変形してない?買った後も気をつけよう

《画像提供:Response 》トーヨータイヤ T-MODEを活用したリアルタイムシミュレーション イメージ

スタッドレスタイヤの保管状況という面では、タイヤの変形にも気をつけておきたいところです。

一年の内でも主に冬季にしか使用されないスタッドレスタイヤは、残りの長期間はしまわれていることがほとんどでしょう。タイヤの保管に適した、日光が当たらず乾燥した涼しい場所に保管されている場合でも、置き方によってはタイヤそのものの変形が起きてしまう場合もあります。

具体的には、トレッド面が真円になっていない、タイヤサイド面にへこみや出っ張りがあるなどの変形には要注意。

タイヤの中でも特にスタッドレスタイヤはしなやかなゴムが特徴的ではありますが、一度ついた変形のクセは取り除くことが困難で、車に装着して運転するとハンドルを取られたり異音や振動の原因となったりと、あらゆるトラブルを招きかねません。

変形したタイヤを使用し続けると、タイヤに想定外の負担がかかり続けて発熱し、最悪の場合はバーストや発火事故の可能性もあります。

スタッドレスタイヤは新品?中古?ケースバイケースの選び方

ミシュラン X-ICE SNOWを装着したレクサス RX

冬道の安全性を高めてくれるスタッドレスタイヤですが、新品で購入するべきか中古を探すべきか迷っている方もいらっしゃるでしょう。もちろん、安全面では新品を買うに越したことはありませんが、予算のこともあり、中古で探せるなら嬉しいものですよね。

メーカーや販売店によって性能が担保されている新品と違い、中古は状態がまちまちなので、中古スタッドレスタイヤを購入して使用したがために事故を起こしてしまっては節約した意味がありません。しかし、タイヤの程度に気をつけながら中古タイヤを探すことで、新品よりも安上がりでもしっかりと性能が確保された中古スタッドレスタイヤに出会えるかもしれません。

1年の中でも主に冬季にしか使用しないという特殊な用途もあるスタッドレスタイヤ。新品で購入してから数シーズンは同じタイヤを使用する方も多いものの、中古タイヤをもっと短いスパンで交換していくことも可能ですし、総額で見ればそのほうがお買い得になる可能性もあります。

絶対的な安心感を取るなら新品スタッドレスタイヤの一択ですが、一度中古スタッドレスタイヤの価格帯もチェックしてみると、新品を長く使うのか、中古を頻繁に取り替えていくのか、どちらがあなたにぴったりかイメージがわきやすそうです。

未使用中古品が見つかる場合も!リーズナブルで高性能

トーヨータイヤ オブザーブ GIZ2を装着したトヨタ カローラスポーツ

「中古タイヤ」といっても程度は千差万別で、ある程度しっかり使い込まれたまさに中古品というものもあれば、在庫保管されていた旧モデルなどが「未使用品」として販売されることもあります。中古と呼ぶかどうかは販売者次第ではありますが、この未使用タイヤなら、中古とはいえ安心感が高そうです。

新品よりも格安な値段で販売されていることも多い未使用タイヤ。スタッドレスタイヤは、適正な保管状況のもとでは3年経っても性能をほぼ維持していたという調査結果もあるので、製造から2〜3年程度の未使用タイヤなら、しっかりとした性能で安心の冬道ドライブができそうです。

短期間だけ利用するなら、レンタルという手も経済的

《画像提供:Response 》グッドイヤー ICE NAVI 6を装着したトヨタ プリウス

知る人ぞ知るスタッドレスタイヤの利用方法としては、近年家電などでも拡大のすすむレンタルという手もあります。

短期間だけスタッドレスタイヤの安心感が必要な地域に車で向かうのなら、中古スタッドレスタイヤの購入よりも格安で、保管場所などの面倒もないレンタルを利用することも考慮してみるとよいでしょう。

都市圏や、都市圏から積雪地帯へ向かう道中のお店でレンタル対応していることが多いスタッドレスタイヤを利用すれば、ウィンタースポーツを楽しみに行くドライブ旅行や、帰省など、短期間の利用でも安心ですね。

まとめ

《画像提供:Response 》トーヨータイヤ オブザーブ GIZ2

中古スタッドレスタイヤを選ぶ際の注意点についてご紹介してきました。

タイヤは長く使えてしまう分、いざ交換となると出費額も大きくなりがちです。中古でもしっかりとした程度の良いスタッドレスタイヤを見つけることができれば、安心感をリーズナブルに実現できることでしょう。

よくある質問

中古タイヤを購入して自分で取り付けてもいいの?

スタッドレスタイヤをはじめ、タイヤは意外と中古での取引も活発で多数のサイズを見つけられますし、ホイール付きで流通している中古タイヤも少なくありません。これらの中古タイヤは、安全に走行可能な基準を満たしているなら、購入後に自分で取り付けしても全く問題ありません。

スタッドレスタイヤってひと冬でダメになったりしないの?

もちろん環境の違いや使用の仕方、走行距離などにもよるため一概に言うことはできませんが、多くのスタッドレスタイヤユーザーは、一度購入したスタッドレスタイヤを複数シーズン使い回すことが一般的でしょう。そのため、程度の良い中古スタッドレスタイヤなら、購入した年、その翌年と、長く使うことも可能かもしれません。

溝がしっかり残ってるスタッドレスなら、古くても使えるよね?

適正に保管された新品タイヤなら3シーズンは性能を維持したという調査結果もあるものの、中古タイヤでは保管状況もまちまちですし、たとえ溝が残っていてもタイヤとして劣化が進んでしまっている可能性もあります。価格的には古いタイヤの方が安くはなりますが、できるだけ新しいものを選ぶのがおすすめです。

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