【市販化決定】日産の自動運転クロスオーバーEV『IMx』【爆誕】
日産自動車は、コンセプトカーの『IMx』から発想を得た新型クロスオーバーEVを、世界市場に投入する計画を発表しました。
IMxは2017年秋の、東京モーターショー2017で初公開されています。
日産は完全自動運転技術を搭載した次世代のクロスオーバーEVとして、IMxを提案しています。
日産自動車 IMxコンセプト(東京モーターショー2017)
■自動運転クロスオーバーEV IMx エクステリア画像
■自動運転クロスオーバーEV IMx インテリア画像
■IMxは完全自動運転機能を採用
IMxでは、「プロパイロット」をさらに進化させた完全自動運転機能を採用しました。
「プロパイロットドライブモード」(PDモード)を選択すれば、ステアリングホイールは格納され、シートは深くリクライニングし、乗員全員がリラックスしたまま移動可能です。
「マニュアルドライブモード」(MDモード)を選択すると、PDモードからシームレスに切り替わり、ドライバーの目の前にステアリングホイールが現れ、シートは適切なドライビングポジションに変化します。
■IMx 一回の充電で航続距離は最大600km以上
EVパワートレーンは、高出力モーター2基を前後に搭載したツインモーター4WD。
最大出力は435hp、最大トルクは71.4kgm。
バッテリーには、エネルギー密度をさらに高めた大容量バッテリーを採用しました。1回の充電での航続は、最大600km以上を確保しています。
■IMx気になる発売日はいつ?
気になる発売日・発売時期についてですが、日産からはまだ明らかにされていません。
しかしながら、東京モーターショーにて、日産の副社長であるダニエレ・スキラッチ氏が「IMxは、日産の将来のモビリティの世界観。しかもそれは決して遠い将来のことではなく、極めて近い将来に実現する」と発言していることからも、そう遠くない未来に、道路でIMxを見られる日が来るのではないか、と思っています。
日産のダニエレ・スキラッチ副社長は10月25日に行ったプレスカンファレンスでIMxについて「新型『リーフ』が単なる電気自動車ではないのと同様に、IMxも単なる構想ではない。ゼロエミッションのクロスオーバーコンセプトであるIMxは、日産の将来のモビリティの世界観。しかもそれは決して遠い将来のことではなく、極めて近い将来に実現する」と紹介した。
その上で「IMxは、電気自動車がもたらすワクワク感とニッサン・インテリジェント・モビリティを支える想像力とを合わせ持つと同時に、伝統的な日本の美を体現している。これこそ数年後、クルマとドライバーの関係が進化した新たな形であり、よりワクワクするドライビングとより楽しい旅をお約束する」と述べた。
最後に
東京モーターショー2017にて初公開されていた、日産の完全自動運転技術を搭載した「IMx」。
ついに市販化決定となりました。
実際に、自分で乗ることができる日が来るのが待ち遠しいですね。