【続々登場】カッコイイ!プレミアムな最先端EVカーまとめ
■ポルシェ タイカン
ポルシェは、ポルシェ初の量産EVスポーツカー、『タイカン』を2019年より生産開始します。
このタイカン(Taycan)という名前ですが、「生気あふれる若馬」を意味しています。
タイカンには2個のモーターを搭載し、最大出力600ps以上を発生。
このパワーが4輪に伝達される4WDとなります。ルマン24時間耐久レースを制した『919ハイブリッド』の技術を応用した「PMSM」を導入。
ポルシェのトルクベクタリングにより、4輪に最適な駆動力を配分します。
タイカンは、0-100km/h加速3.5秒以下、0-200km/h加速12秒以下と、ポルシェのEVスポーツカーに相応しい性能を発揮。
バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電での航続は500km以上に到達する、とのこと。
気になる価格ですが、まだはっきりとわかっていません。
ポルシェの性能を持つEVカーということもあって800万円~1000万円ほどはするとみられています。
■メルセデスベンツ EQC
メルセデスベンツは9月4日、メルセデスベンツブランド初の市販EV、『EQC』(Mercedes-Benz EQC)を、スウェーデン・ストックホルムでワールドプレミアしました。
「EQ」とは、メルセデスベンツが立ち上げた電動車に特化したサブブランドです。
EQブランドの最初の市販車として登場するEVが、SUVタイプの「EQC」になります。
EQCは電動SUV。
ボディサイズは、全長4761mm、全幅1884mm、全高1624mm、ホイールベース2873mm。
EQCには、メルセデスベンツが新開発した電動パワートレインを搭載。モーターは前後に2個搭載し、4輪を駆動する4WDになる。2個のモーターは、合計で最大出力402hp、最大トルク76.5kgmを引き出します。
動力性能は、0~100km/h加速を5.1秒。最高速はリミッターによって、180km/hに制限されています。
バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は80kWhと大容量。重量は650kgで、車体中央の低い場所にレイアウトされています。
ちなみに1回の充電での航続は、欧州の計測モードで450km以上。
価格は約1000万円ほどになると言われています。日本発売は2019年~2020年の予定です。
■ジャガー I-PACE
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ジャガー初の電気自動車(EV)『I-PACE』を発表、9月26日より受注を開始しています。
I-PACEは、ミッドサイズSUVのボディに最先端の90kWhリチウムイオンバッテリーを搭載し、470kmの航続距離を実現する、ジャガー初のゼロエミッションモデル。
永久磁石同期式電動モーターを前後輪に各1基ずつ配置し、アクスルを駆動させ、瞬時に四輪すべてに正確なトルクを配分。最高出力400ps、最大トルク696Nm、0-100km/h加速4.8秒のパフォーマンスを発揮します。
価格は959万円~1312万円。
■BMW 次世代EVコンセプトカーヴィジョンiNEXT
BMWグループは9月16日に、次世代のEVコンセプトカー、BMW『ヴィジョンiNEXT』(BMW Vision iNEXT)を発表しています。
ヴィジョンiNEXTは、BMWグループが2021年から生産予定の新型EV、『iNEXT』を示唆するコンセプトカーです。
BMWグループは2025年までに、25の電動車両を投入することを柱にした電動化戦略を掲げています。
25車種のうち、12車種はEVとなる予定。残りの13車種については、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車になります。
ヴィジョン iNEXTの開発には、現行のBMWグループの市販EV、『i3』得られたノウハウを応用。
航続などの性能面を進化させた次世代EVとして開発が進められています。
■アウディ e-tron
アウディは9月、ブランド初の市販EV、アウディ『e-tron』(Audi e-tron)を米国カリフォルニア州ロサンゼルスで初公開しました。
アウディe-tronは、アウディのラグジュアリーモデルと同等のスペースと快適性を備えた電動SUVです。
5名の乗員とその荷物を積載することが可能。長距離ドライブに対応する航続と、幅広い充電方法を用意する実用性の高いEVになります。
e-tronの駆動方式は、電動4WDの「クワトロ」。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は95kWhと大容量。この効果もあり、1回の充電での航続は、欧州仕様の場合、最大で400km以上(WLTPドライビングモード)の性能を備えています。
またe-tronは、市販車としては初めて最大150kWで急速充電を行うことが可能。これにより、およそ30分で充電をすることが可能です。
e-tronの発売日は2019年~2020年頃と言われており、価格は800万~1,000万円あたりになるとみられています。
■テスラ モデル3
EVカーを手掛けるテスラ。
その中でも、モデル3は、『モデルS』の下に位置する小型EVセダンです。
テスラにとって、入門EVの役割を担うモデル。
テスラは、このモデル3の新グレードの米国での受注を開始しました。このグレードは現行モデル3シリーズにおいて、最廉価となります。
今回、テスラが米国で受注を開始したモデル3の新グレードは、バッテリーの蓄電容量を小型化することにより、価格を抑えているのが特徴。
それでも1回の充電の航続は、最大で260マイル(約420km)を確保しており、中長距離レンジをカバーします。
この新グレードの動力性能は、0~96km/h加速が5.6秒、最高速が125マイル/h(約201km/h)。
米国でのベース価格は4万5000ドル(約506万円)に設定されています。
ちなみに、気になるモデル3の日本への納車は公式サイトによると、2019年以降とのこと。
最後に
本記事では、発売中&これから発売が予測されているプレミアムでカッコイイEVカーについてまとめました。
気になる車はありましたか?これからのEVカーに期待ですね!