マツダのマツダ3 乗ってみた感想はどう?試乗記感想まとめ
マツダ3
今年日本でもフルモデルチェンジして発売されたマツダのマツダ3。これから購入をしようかと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。本記事ではそんな方向けにマツダ3の試乗記をまとめています。
■マツダのマツダ3とは?
『アクセラ』後継車、それがマツダ3です。
全面刷新された新型は日本における名前も変わり、グローバル名称である『マツダ3』(MAZDA3、マツダ・スリー)」を名乗ることとなりました。
このマツダ3は、マツダにとってきわめて特別な意味をもつ新型車です。
2012年にデビューした先代『CX-5』以降のマツダ車は、『CX-8』まで第6世代商品と呼ばれる技術基盤で作られていました。
MAZDA3からはプラットフォームやボディ構造、そしてサスペンションなどのコア技術を刷新。マツダ3はその新世代商品群(第7世代)の先陣を切ることになります。
マツダは、5月24日より新型『マツダ3(MAZDA3)』の販売を全国で開始した。マツダ3 は、2003年にグローバルモデルとして誕生後、日本国内では『ファミリア』から代わって、『アクセラ』として販売されていたが、4代目となる今モデルからはグローバル名称であったマツダ3に車名が統合された。
新型マツダ3 は、日本の美意識「引き算の美学」を追求し、本質を体現することを目指す深化した「魂動デザイン」を採用。人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求した新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)」に基づいて開発された。
マツダのマツダ3 試乗感想・試乗記・評価まとめ
マツダ3
■遮音性の向上
クローズドのテストコースの外周路を80km/hで走行した。「路面が悪くないのでロードノイズに関してはあまり印象はないなぁ」と思ったが、後からよくよく考えるとそれが今回の技術からくる結果なのかもしれない。それにディーゼルエンジン音も、走り出せば最近のクルマは消えるのがデフォルトだが、乗り込んでドアを閉めたときからしなくなっている。この辺もかなり遮音されている証拠だろう。
マツダ3
■長距離ドライブがより楽に
低速時の印象だが、マツダとしては乗員の身体をできるだけ揺さぶらないことに精を注いだ。人間が歩行時無意識に足や骨盤、脊髄をコントロールし、頭の位置を安定させていることに注目し、それを乗車時でも行えないかと考えたのだ。身体が揺さぶられないと長距離ドライブでの疲労を軽減できるのは容易に想像できる。
マツダ3
■インテリアには引き算の美学を
マツダ3 インテリア
インテリアには、「引き算の美学」に基づいて、水平基調と要素を削ぎ落としたシンプルな造形により、美しさと機能性を融合。コックピットにある操作機器や情報など全ての要素をドライバー中心にシンメトリに配置することでクルマとの一体感を向上させている。