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人気薄!?だけど実力と魅力が満載!のおすすめ車 軽自動車編

人気薄!?だけど実力と魅力が満載!のおすすめ車 軽自動車編

軽自動車の人気が止まりません。自販連と軽自協が発表した6月の車名別新車販売台数でも、ホンダの「N-BOX」を筆頭にトップ3を軽自動車勢が10か月連続で独占しています。それでは軽自動車が全て売れているのかというと、実はまったくの人気薄で、波に慣れていない車種もあります。しかも、それらはベスト3常連の人気車種にも劣らない魅力満載の車種なのです。そこで、今回はそれら実力があるのになぜか売れない軽自動車の魅力をご紹介しつつ、なぜ売れないのかを筆者の独断と偏見から検証しました。

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6月度軽自動車販売台数ランキング ワースト3

(全国軽自動車協会連合会2019年6月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報より)

15位 ホンダN-ONE 1505台
14位 ダイハツ ウェイク 1958台
11位 ダイハツ キャスト 3334台

ちなみに、1位のホンダ N-BOXの販売台数は23,605台となっており、この3車種がいかに売れていないのかがわかります。

この他にもジムニーやコペン、そしてホンダS660のように特殊なジャンルの車種やOEM供給車種も販売台数は少ないと言えますが、一般向けの乗用車でなおかつ自社生産車種となるとこの3車種がワースト3となります。

それぞれいい車ではあるのに、いったいどうしてこのような結果になってしまったのでしょうか。

ホンダN-ONE 取り残された N シリーズの本命

ホンダN-ONE 特別仕様車「ホワイトクラッシースタイル」

(2012年11月2日発売)

2012年に発売された「N-ONE」は、2013年3月には16,000台を超える台数を記録するなど、 N シリーズの本命として大ヒット車種となりました。しかし、その後台数は伸び悩み、現在では月販千~2千台前後となっています。

ホンダ N-ONE Premium Tourer LOWDOWN

N360をモチーフにした、その愛くるしい小動物のようなフロントフェイス暖かさを感じます。また、軽トールワゴンでありながらハッチバックタイプに近い全高という絶妙の高さは、大きな空間を持て余すハイトールワゴンより安心感と程よい包まれ感がありながらも、「N-BOX」と同じく、独自のセンタータンクレイアウトにより、アルトやミラよりも広い空間があります。

ホンダ N-ONE Premium Tourer LOWDOWN

さらに、シンプルながら機能的な「Standard」、こだわりを感じさせる上品な佇まいの「Select」、洗練された上質さと重厚感を表現した「Premium」、そして精悍かつスポーティー、走りのポテンシャルを感じさせる「RS」という4つの世界観を、豊富なカラーバリエーションと合わせて表現しているのも特徴です。

ダイハツ キャスト魅力を絞り切れなかったハスラーキラー

ダイハツ・キャスト アクティバGターボ

(2015年9月9日発売)

キャストは2015年9月に、一つの車体でスタイル/アクティバ/スポーツの3つの異なるバリエーションを展開するモデルとして発売されました。特に販売の中心となるのがSUVテイストの「アクティバ」です。SUVテイストの軽トールワゴンといえばスズキのハスラーが大ヒットしたことで注目されたジャンルであり、ダイハツが対ハスラーの刺客として送り込んだ意欲作ですが、発売以来一度もハスラーに迫ることが出来ずにいます。

ダイハツ・キャスト アクティバGターボ

敗因は特徴ともいえる3つの異なるバリエーション展開。SUV一本に絞ったハスラーのような分かりやすさがなかったのです。

ダイハツ・キャスト・スタイルG“プライムコレクションSA III

しかし、そのスペックはハスラーに負けることはなく、7月29日に発売された特別仕様車「VSシリーズ」では、スタイリッシュさを向上させるインテリアのアクセントカラーや、駐車時などの運転をサポートする「パノラマモニター」、寒い日でも快適な運転席シートヒーターなどを特別装備するなど、その魅力を御買い得な価格で設定しています。

ダイハツ ウェイク 出来すぎた身内がネックになった新ジャンルワゴン

ダイハツ ウェイク

(2014年11月10日発売)

ウェイクの特徴は、軽最大の室内空間「ウルトラスペース」を実現するし1455mmの室内高です。全高はタント より85mm高いルーフラインを持っています。それにともなって、大容量ラゲージと約90Lものアンダートランクのスペースを確保しています。また、助手席前に6.6Lの大型インパネトレイを用意し、一眼レフカメラやタブレットPCを収納できる空間とするなど、レジャーシーンを想定した内容となっています。

ダイハツ ウェイク

ウェイクの狙いは正解でしたが、なぜ販売は低迷したのでしょうか。それはタントなどのハイトワゴンが、もともと十分な収納能力を持っているからです。そうなるとその高さは無駄と捉えられてしまい、スタイリングでも安定感のあるタントの方が良く見えてしまうのです。

ダイハツ ウェイク

出来すぎたハイトワゴンのタントのせいで売れあぐねたウェイクですが、その荷室の高さはゴルフバックやスノーボードが立てに積めるなど、使用目的が明確な人には最適なパッケージングであることは間違いありません。安全装備も最新の「スマートアシストIII」を搭載しているので安心です。その高いルーフによる解放感だけでなく、シートポジションもタントより高めなので運転席からの視界も良好なのもウェイクの良さです。

まとめ

今回ご紹介した3車種はいずれも新規車種。それぞれ新しいコンセプトをもとにメーカーの期待を背負っての登場でしたが不発に終わりました。しかも、キャスト以外は身内の車種の好調さにおされての不振でした。

基本的に同じエンジンと同じパッケージングである軽自動車において、複数のモデルを同時にヒットさせる難しさが浮き彫りになっています。そして7月、ホンダがN-WGNが新型となり、大ヒットを続けるN-BOXに並ぶ2本目の柱になれるかどうかが注目されています!

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