ピカピカレインとは?
ピカピカレインについて知ろう
ピカピカレインは、しっかり施工すればプロの仕上がりのような効果が得られるというものです。
工程としては大きく3つ、「塗布」「拭き上げ」「乾燥」を行います。
■ピカピカレインの特徴
耐久性
耐久性に優れており、汚れがつきにくい・汚れがついても落ちやすいといった特徴もあるため、1度施工すると3年もの間、愛車のボディの光沢が持続します。
ツヤ
硬化後、塗装面が無機質のガラスになり、他の製品などで見られる「ガラス系」ではなく「ガラス質」に変わるため、塗装面の光沢アップとキズから愛車を守ります。
また、ガラス成分が塗った部分の凹部分に入り込むことで乱反射しなくなり、小さいキズを目立たなくさせ、同時に新車のようなツヤを取り戻します。
水のはじき方
滑水性・親水性・撥水性とそれぞれの特性を持ち、ボディなどに水がたまりにくくなることでウォータースポットが発生しにくく、汚れにくくなっています。
硬度
通常のガラスコーティングの被膜硬度は「6H」となっていますが、ピカピカレインは独自の特許技術により、クラックや剥がれが発生しない完全無機質な被膜をつくることで硬度「9H」を実現しました。
特許の内容は、「常温でも完全に硬化するガラスコーティング剤」を進化させ、SGT製法を開発したというものです。
ピカピカレインの種類と性能
ピカピカレインは種類が豊富!
ピカピカレインでは多くの製品が販売されています。
主力のものとしては5つあり、それぞれ性能が異なります。製品の紹介をしつつ、性能もあわせてみていきましょう。
■ピカピカレインプレミアム
この製品は、スーパーピカピカレインの「親水性」とハイパーピカピカレインの「撥水性」を合わせた「滑水性」が特徴とされています。
そのため、水の流れが良く水たまりができにくくなっており、ボディへのウォータースポットができにくいといった特徴があります。
ピカピカレインシリーズの中でも1番の人気を誇る製品となっています。
■ハイパーピカピカレイン
この製品は独自の技術によって、ガラスコーティングであるにも関わらず「撥水性」を伴ったコーティングになっています。
施工後、ボディに水を掛けるとこまかな水玉が面白いように転がっていきます。
■スーパーピカピカレイン
こちらは上記の2つの製品と違い、水を弾くというよりも水が流れるといった状態にしてくれるため、水玉ができにくく、ウォータースポットになりにくいといった特徴があります。
また汚れに強いことから、取れにくい鳥のフンなどが付いても水で洗い流すだけで落とすことが可能です。
■ピカピカレイン for モーターサイクル
ピカピカレインプレミアムをバイク用にしたミニサイズのものです。
性能はピカピカレインプレミアムと同じで、バイクのタンクやフレームなどの部品をガラスコーティングで保護します。
耐熱温度も1200度となっているため、マフラーなどにも使用可能です。
■アルティメットピカピカレイン
その名の通り、ピカピカレインプレミアムをより進化させたアルティメット(最高級)な製品となっています。
ガラス成分含有率は一般的に60%でも高いとされていますが、アルティメットピカピカレインはピカピカレインプレミアムのガラス成分含有率60%を超える「80%」のガラス成分含有率となっています。
また、この製品のみ下地処理剤とメンテナンス剤が付属されています。
ピカピカレインの使い方
使い方を理解しよう!
それでは、使い方と塗る時のポイントなどをご説明します。
■塗る前のチェックポイント
まず、施工する前にチェックしておきたい3つのポイントを見ていきましょう。
天気を確認する
雨などに濡れると濡れた箇所だけ硬化が早まり、白い筋が残ってしまう可能性があります。これは、製品の特性で、空気中の水分と化学反応を起こし被膜を形成するため、水が加わると硬化が促進されるからです。
表面が硬化するのは12時間後となっているため、塗る前はもちろん、塗った後も雨が降らないか必ず確認してください。
量は少なく
液剤を大量に塗ってしまうと拭き残しが出てしまい、ムラの原因になってしまいます。
きちんと塗れているか不安になり量を多くしてしまいがちですが、少量でも十分に伸びますのでご安心ください。
すぐに拭く
液剤を塗った後は、すぐに拭き取りましょう。時間が経ってしまうと施工ムラが出てしまいます。
広い範囲で塗った場合、初めに塗った箇所は時間が経ってしまいます。小さく範囲を区切って塗ることですぐに拭き取ることができ、ムラをなくすことができます。
■使い方のポイント
下地処理
カーシャンプーを使い、
・泥汚れを落とす
・油汚れを落とす
・水垢を落とす
この3つを洗車で行います。
キズをつけないように優しくマイクロファイバークロスなどを使用して洗いましょう。
塗る箇所を決める
いきなり塗り始めるのではなく、事前に小さく範囲を決めておきます。
ボンネットの場合、4つに分けた範囲ぐらいが安心です。
スポンジにつける
液剤を付属のスポンジにつけていきますが、ガラスコーティングは少量で十分に被膜をつくります。
柔らかい面に5~6滴程つけて、それを全体的につけていきましょう。
ボディに塗る
小さい範囲で塗り始めます。
初めはキュッキュッと音がしますが、それでも液剤は足りていますので問題ありません。
拭き取る
時間を置かず、速やかにマイクロファイバークロスで拭き取りをします。きちんと拭き取ることで均一な薄い層を作ることができます。
ただし、強く擦るのではなく、塗りすぎた分をのばすイメージで拭くとよいでしょう。
②~⑤を繰り返す
後は、ボディ全体を繰り返し塗っていく作業になります。
パーツごとに進めていく際、必ず拭き残しがないかライトを使用して色々な角度から確認することが大切です。
ピカピカレインを失敗した際の対処法
対処法も知っておこう!
失敗した時の対処法として、ムラになっていることに気が付いた時間別に見ていきましょう。
■塗ってすぐに気が付いた場合
ガラスコーティングの硬化が進んでいないと考えられるため、マイクロファイバークロスで拭いて伸ばすだけで綺麗になります。
ただし、ムラが飴のようになっている場合は無理に拭くのはやめましょう。
■1時間以内に気が付いた場合
粘度質になっていたらすでに硬化が始まっています。
残っている液剤をムラの箇所に多めに塗り、マイクロファイバークロスで拭きのばして下さい。これでムラが伸びれば綺麗にコーティングができます。
■1時間以上の場合
表面の硬化がかなり進んでいる状態です。ここまで硬化が進んでしまうとコンパウンドで手磨きをするしかありません。
ムラに気づいた時間がコーティングして12時間以内の場合水で濡らしてはいけないので、12時間以上経ってからムラを落としましょう。
ムラを落としたら、洗車をし残っている液剤で削った部分を塗り直しましょう。
まとめ
愛車をピカピカにしよう!
本記事では、ピカピカレインの種類や性能、使い方をご紹介しました。
使ってみたいけどどんな製品かわからなかったという方も、これを機にピカピカレインを使って愛車をピカピカにしてみませんか?