ステーションワゴンとは?
マツダ6 ワゴン
家族で過ごす時間というのは非常に大切です。最近は家族がバラバラに過ごす時間が長くなっていて、会話をする機会も減っているという人も多いでしょう。
スマートフォンの普及によって自分だけの世界に没頭することが多くなり、オンラインゲームの流行によって休日は部屋から出ないというお子さんも増えました。
家族で一緒の時間を作るためには、移動時間を上手く使うと良いと言われています。学校の送迎や通勤、旅行の時の移動時間を上手く使うことができるとコミュニケーションをはかることができます。
車の中はプライベートな空間であり、小さな部屋と言っても過言ではないです。この小さな部屋をコミュニケーションツールとして活用するのは賢い方法と言えます。
最近はキャンプが流行していて、自分の車でキャンプ場に行く人も増えてます。キャンプに行くのであれば、アウトドアに適した車を選ぶ必要があります。
荷室が広く、キャンプに使う道具を積むことが出来る車は、ステーションワゴン、SUV、ミニバンなどがあります。荷物をたくさん積むことができる車というと、SUVやミニバンを真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。
SUVやミニバンも定番ですが、意外と便利なのがステーションワゴンです。キャンプやアウトドアに適した車はたくさんあるので、どのように選んだら良いのか分からないという人も多いです。
今回はキャンプやアウトドアに適した車の選び方をはじめ、特徴やメリットとデメリットを紹介していきます。最近人気が上昇しているマツダのステーションワゴン「MAZDA6 WAGON」をご紹介します。
車のことをよく知らないという人であれば、ステーションワゴンとはどのようなものか分からないということもあります。まずは誰にでも分かりやすいようにステーションワゴンを解説していきます。ステーションワゴンは2BOXで車高が低い乗用車のことを意味しています。
ここで気になるワードに2BOXというものがあります。2BOXはボンネット部分と車室が二つに分かれていることを意味します。ミニバンとの大きな違いはエンジンルームをしっかりと確保している点です。
エンジンとの距離があるので車の中は静かですし、快適性が確保されています。SUVやミニバンとの大きな違いは車高の高さです。とにかく広いスペースが欲しいというのであればミニバン、車高が高いのが好きなのであればSUVが良いです。
セダンのような静粛性と広いスペースが欲しい時はステーションワゴンが一番適しています。トランクはミニバンとSUVに負けない広さがありますし、荷物の積み下ろしも楽なので使い勝手も良いのです。
マツダステーションワゴンの特徴
マツダ6 ワゴン
次は今回の主役であるマツダステーションワゴンの特徴についてご説明します。
マツダが現在生産しているステーションワゴンはたくさんある訳ではなく、「MAZDA6 WAGON」の一種類だけとなっています。
このことからも分かるようにステーションワゴンの人気はやや下降気味と言えます。ステーションワゴンはマツダに限らず生産台数も減少していますし、生産している車種も一時期と比較すると少ないです。この理由にはSUVとミニバンの勢いが増していることが関係してます。
SUVは若者を中心に絶大な人気を集めていて、ワイルドなクロスカントリーからお洒落なクロスオーバーまで種類が豊富です。デザイン性に優れた車も増えていて、今後も人気が上昇し続けそうな雰囲気が漂っています。
ミニバンは2000年代になって車種が増えていて、多種多様なニーズに応えるために色々なタイプのものが販売されています。
狭いところでも開閉しやすいスライドドアをはじめ、低重心で乗り降りしやすいものや、高級感を押し出しているものまで幅広く存在します。シートアレンジも豊富で、車中泊もしやすいのでアウトドア好きにも人気です。
一方でステーションワゴンは特徴がなく、SUVやミニバンと比べると印象に残りにくいです。デザインが好き、乗り心地が良いという理由以外でステーションワゴンを買う理由が無くなってしまいました。車自体は素晴らしいのに、ステーションワゴンというカテゴリでは爆発的なヒットが難しくなっているのが現状です。
そんな厳しい状況でも、健闘しているのが、今回ご紹介するMAZDA6 WAGONです。MAZDA6 WAGONは先進性の高い装備を搭載していて、デザインもスタイリッシュでヨーロッパの雰囲気を感じます。
無駄がない美しいデザインで、フォルムもマツダならではのセンスの良さがあります。マツダはグッドデザイン賞を獲得するほどデザイン性が高く、他の自動車メーカには無い個性を発揮してます。
【MAZDA6 WAGON】旧名はアテンザワゴン
マツダ アテンザワゴン(XD Lパッケージ)
MAZDA6 WAGONは、名前がまったく別のものに変わっているので、関係性が無いと思っている人も多いですが、MAZDA6WAGONは2019年8月1日までは、アテンザワゴンという名前でした。
海外では、2002年の初代アテンザ発売当初からMAZDA6 WAGONの名前で親しまれてきましたので、ここへきてようやく統一されたと言うことができるでしょう。
■MAZDA6 WAGONの性能
次はMAZDA6 WAGONの性能について詳しく説明していきます。マツダのワゴンなので走りは安定感があって何の問題も無いです。トルクがあるのでパワー不足は感じないですし、車体を押し進める馬力もあるので合格点です。
大人数でも荷物をたくさん積んでもパワー不足を感じることは無いので、キャンプやアウトドアでも大活躍することは間違いないでしょう。排気量はミドルクラスの車の平均である2,000から2,500ccなので、ランニングコストもそれほど気になりません。
ボディサイズもミドルクラスなので、小回りはききますし、立体駐車場などの狭い駐車場にも停めることができます。先進性の高い装備も付いていますし、安全装備も豊富なので安心してドライブをすることが可能です。大事な家族を乗せて走る車なので、安全性は妥協できません。
■MAZDA6 WAGONの外装
マツダ6 ワゴン
MAZDA6 WAGONの外装はクールで格好良いというのが第一印象です。マツダらしいフォルムで、細部まで丁寧に作りこんでいるのがわかります。上位グレードは19インチのアルミホイールを装備しているので、スポーティーな雰囲気もあって格好良いです。
全長は4,805mmあり、全幅は1,840mmあるのですが、エッジのきいたデザインを採用しているのでスマートです。見た目がスタイリッシュで格好良いので、見た目から入りたい人にもおすすめできる車です。
■MAZDA6 WAGONの内装
マツダ6 2.5リットルガソリンターボ車
MAZDA6 WAGONの内装を見ると、ここでもセンスの良さが光ります。マツダはヨーロッパを意識しているのか、内装は国産車にはないデザイン性の高さが目立ちます。
色の使い方が上手く、価格以上に高級感を感じるような仕様になっています。おそらく何の先入観も無い状態でMAZDA6 WAGONを見ると、輸入車と勘違いする方も居るかも知れません。
シートも上質な作りになっていて、ステッチなども工夫しているのが分かります。あえて縫い目を目立たせることで質感が向上していますし、手に触れたときの特別感を演出することができます。
本皮のシートは硬すぎず、柔らかすぎない絶妙な仕上がりです。まとまりのあるデザインなので、幅広い人が気に入るでしょう。全体的に落ち着きのある雰囲気です。
■MAZDA6 WAGONのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,805mm×1,840mm×1,480mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,750mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,530kg | |
燃費 | JC08モード:16.6km/L | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バイブ | |
最高出力 | 115kW(156PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 199N・m(20.3kgf・m)/4000rpm | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
トランスミッション | 6EC-AT |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
■MAZDA6 WAGONの新車価格
車両本体価格(消費税込)
25T S Package | 4,317,500円 |
25S L Package | 3,635,500円 |
20S PROACTIVE | 3,091,000円 |
20S | 2,893,000円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
まとめ
マツダ6 ワゴン(ジュネーブモーターショー2018)
MAZDA6 WAGONはマツダが自信を持って世に送り出したステーションワゴンです。車自体は魅力的でとても素晴らしいのですが、SUVブーム、ミニバンブームの影響の為か爆発的なヒットを記録するまでには至っていません。
MAZDA6 WAGONはマツダのステーションワゴンの今後を決めるくらいの重要な車種と言っても過言ではないので、今後の売れ行きとモデルチェンジが非常に楽しみでもあります。
美しいデザインと利便性の高さは確かなので、購入してもきっと満足できます。