トヨタ アクアとは?
トヨタ トヨタアクア 2018年
日本は自動車製造技術の実力が高く、日本車は世界の中でも高く評価されています。世界中でも日本車は活躍しているのですが、その中でも特に大きな影響力を持っているのがトヨタでしょう。
トヨタは日本の自動車メーカーの中で長年に渡り売り上げトップを記録していますし、言わずと知れた大手自動車メーカーとなります。
トヨタは数多くの人気車種を抱えており、新しい技術の開発にも力を入れ成長を続けています。そしてトヨタといえば、ハイブリッドカーは最も得意とするジャンルで、その技術力は非常に高く評価を得ています。
トヨタ トヨタアクア 2018年
ハイブリッドカーといえば、トヨタと言われるほどにまで高い評価があり、プリウスやシエンタ、ヴォクシーなど様々なハイブリッド車が販売されている、実績のあるメーカーとなっています。
その中でも、ハイブリッドカーとして、特に人気なのは2019年に発売された、新型アクアではないでしょうか。
新型アクアはトヨタのハイブリッド車の中でも、走行性能、機能性はもちろん、非常に燃費性能が良く、環境にも配慮されたコンパクトカーです。更にモデルチェンジするたび魅力が増しているモデルでもあります。
トヨタ トヨタアクア 2018年
また、アクアはコンパクトカー+ハイブリッドという画期的なスタイルを確立おり、ハイブリッドカーの枠組みをこえてベストセラーに選ばれています。
室内空間も十分広く、低燃費で利用できるという人の願いを叶え、提供しているクルマとなっています。
アクアのモデルチェンジは頻繁に行われており、その度に改良が施されています。現行のアクアも日々進化を遂げている1台です。
トヨタ アクアの燃費
トヨタ トヨタアクア 2018年
燃費について見ても新型アクアは良好とされており、トップレベルの燃費の良さに注目されています。
先代アクアの燃費はJC08モード37km/Lと国内トップの燃費の良さを持っていました。しかし、2016年に発売となるライバル車「日産ノートe-POWER」によりトップの座を奪われてしまいました。
その後、アクアはマイナーチェンジにより燃費効率が向上し、再びトップの座を奪還しています。
2019年発売の最新のアクアでは、最も安い価格グレード「L」が、改良後に38km/Lと先代より向上しています。「S」と「G」グレードは歩行者保護の法規対応などにより、車両重量が増したことで燃費は34.4km/Lと先代よりも少し落ちていますが、他車種と比較して全く問題ない低燃費と言えます。
製造技術として、車両の小型化や軽量化が施されていることで、空気抵抗を減らし、走行への影響が抑え、余分なエンジンパワーに負担をかけことを改善の基にして新型アクアは製造されています。
トヨタ アクアの内装
トヨタ アクア G ソフトレザーセレクション
次はアクアの内装について詳しく説明していきます。歴代のアクアは基本的には黒を貴重とした内装で、シックな感じに仕上がっています。
機能的で無駄なものを削っているので、エアコンやカーナビなどを操作がしやすいことが1つの利点といえます。
ワンタッチで操作可能なので、運転の妨げにならないですし、スムーズに操作をすることができることもその1つです。
モニターとスイッチ類は1つの場所にまとめてあるので、目線を動かさずに目的地を設定して、行き先を確認することができます。
シートカラーも黒がメインで、上質な肌触りで自然な仕上がりとなっているため体感も完璧となっています。
■スペース
トヨタ アクア G ソフトレザーセレクション
気になるアクアの室内スペースですが、コンパクトカーなので空間は制限されているのですが、天井が高くて、全幅も広く乗り心地からしてそれほど狭さを感じることはありません。
室内空間は軽自動車よりも広く、大人が4人乗車しても楽ですし、ラゲッジスペースも広く確保されているので、大量の荷物が積み込めることができるので安心です。奥行きのある内装で、実際の数字よりも広く感じるのがアクアの特徴となります。
トヨタのハイブリッドカーには、アクアの他にもプリウスという人気車種がありますが、プリウスとアクアに共通している点があります。その点について紹介したいと思います。
内装はどちらも同じような雰囲気で、黒を基調としています。シンプルですが使い勝手がよく、体を動かさなくても全てのボタン操作などが、できるようなセッティングされています。
また、両車とも内装をカスタマイズするパーツも豊富にあり、トヨタ純正のものから社外品まで多々あります。パーツはインターネットでも購入できますし、カタログで注文することもできるので気になるものがあれば探しやすいラインナップとなっています。
■コンフォート
アクアも最新のコンフォート路線を継承しています。その1つがUVカットガラスの採用されたアクアのフロントガラスなどに現れています。
UVカットガラスは、日焼けの原因となる紫外線をカットしてくれるので、日焼けなどの紫外線影響を避けたい方には最適となります。
日差しの中の暑さのもととなる赤外線をカットするIRカット機能付きガラスの用意もあるため、エアコンを効きやすくすることもできます。
また、アクアのエアコンにはファンを作動させると肌に優しいナノイーを発生させる装置が組み込まれています。ナノイーとは水に包まれている電気を帯びたイオンで、体に負担をかけない優しいものです。
アクアは鍵を取り出さなくてもすぐに開錠することができます。スマートキーをポケットやバッグに入れておけばドアを軽く握るだけで開錠してくれます。
これは意外と便利な機能で、子育て中のお母さんがお子様を車に乗せる際や、買い物で両手がふさがっている時に役立ちます。
小さい子どもがいると目を離すことができないので、この機能があると非常に便利です。スマートキーなので鍵を差し込む必要は無いです。エンジンも一手間なくかけることができます。
■コックピット
トヨタ アクア S(内装色:レッド)
新型アクアのコックピットも見所があります。中心には高精細なモニターを装備していて、一目で車の状態を知ることが可能となります。
アクアにはエコモードがあり、エコ運転をサポートする機能が搭載されています。運転中もこれを確認することができるので安心してドライビングを楽しめます。
表示切り替えはステアリングスイッチで切り替えが可能なので、運転中にステアリングから手を離すことなく、切り替えることができます。
アクアは運転中に視線が動かないように工夫されていて、ドライバーの視界の中に全てのスイッチが配置されています。
運転中に視線を動かしてしまうと安全上問題があるため、アクアはドライバーの目線にたち、安全性を確保します。
■トヨタ アクアのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,050×1,695×1,455mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,550mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,060kg | |
燃費 | JC08モード:38.0km/L | |
交流電力量消費率 | JC08モード:-Wh/km | |
エンジン種類 | 直列4気筒 | |
最高出力 | 54kW(74PS)/4,800rpm | |
最大トルク | 111N・m(11.3kgf・m)/3,600-4,400rpm | |
電動機種類 | 交流同期電動機 | |
最高出力 | 45kW(61PS) | |
最大トルク | 169N・m(17.2kgf・m) | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
トヨタ アクアの新車・中古車価格
トヨタ アクアの新車価格、新車価格は以下のようになっています。
■トヨタ アクアの新車価格
【特別仕様車】メーカー希望小売価格(消費税込)
Crossover“Glam” | 2,198,900円 |
S“Style Black” | 2,087,800円 |
S“GLAMPER” | 1,966,800円 |
S“Business Package” | 1,952,500円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
【ハイブリッド】メーカー希望小売価格(消費税込)
G“GR SPORT・17インチパッケージ” | 2,581,700円 |
G“GR SPORT” | 2,372,700円 |
G“ソフトレザーセレクション” | 2,125,200円 |
G | 2,097,700円 |
Crossover | 2,097,700円 |
S | 1,921,700円 |
L | 1,818,300円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
■トヨタ アクアの中古車価格
トヨタ アクアの中古車価格は、35万円〜274.5万円となっています。
グレードや状態、物によりますが、新車で購入するよりも比較的お安く購入できます。
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)
2021年に新型アクア登場か?!
2021年には、新型アクアの登場が予定されています。
今までマイナーチェンジは施されてきましたが、フルモデルチェンジは初代アクアから考えると10年ぶりとなり、待ち望んでいたファンの方達も多いことでしょう。
新型アクアでは、「TNGA」プラットフォームが採用されるようで、5ナンバーでありながら居住性の向上が期待できます。
燃費もJC08モードで45.0km/L程度が予想される高性能のクルマとなっており、登場が待ち遠しいですね!
まとめ
トヨタ アクア G ソフトレザーセレクション
2019年にマイナーチェンジを受けたばかりのアクアですので、今考えられる最新の技術が注ぎ込まれています、燃費も非常に満足のいく数値を公表しておりますし、ロングドライブに威力を発揮しそうです。
プリウスでは少し大きいけど手頃なハイブリッド車をお探しの方には、是非ご検討する1台にアクアをお加えになる事をお薦めします。