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【マツダコネクト】マツコネってなに?悪評の真相とは|最新マツコネの進化度を徹底解説

【マツダコネクト】マツコネってなに?悪評の真相とは|最新マツコネの進化度を徹底解説

マツダコネクトとは2013年発売のアクセラから搭載が開始された、マツダの新世代カーコネクティビティシステムのことで略してマツコネと呼ばれています。今回はこのマツコネについてご説明していきたいと思います。マツコネの特徴や機能だけでなく、なぜ評判が悪いのか、果たして最新モデルでも使い勝手は悪いままなのかにも迫っていきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


マツダコネクト、通称「マツコネ」って知ってる?

マツダコネクト

マツダコネクト

マツダの自動車に乗っている方やマツダ車の購入を検討している方であれば、「マツコネ」という言葉をお聞きになった事があるかも知ません。

マツコネとは、“マツダの新世代カーコネクティビティシステム”「マツダコネクト」の事です。これはカーオーディオやカーナビなどが一体になったシステムで、現在ではマツダのほとんどの車種に搭載されている装置となります。

マツコネは、センターコンソールにあるコマンダースイッチとダッシュボードにあるセンターディスプレイで構成されています。このコマンダースイッチを操作すれば、カーナビゲーション・エンターテインメント・コミュニケーション・セッティング・車両情報確認が出来ます。

簡単な操作で、カーナビや他の便利機能が利用できるという優れたシステムとなります。

マツコネでできる事

マツダコネクト スマホ連携を強化

マツダコネクト スマホ連携を強化

マツコネは現在も改良が続けられており、利用できる機能が新たに追加されています。最新バージョンではカーナビやカーステレオなどに加えて、アクティブドライビングディスプレイ・インターネット接続・通話・安全装備の設定などが出来ます。


アクティブドライビングディスプレイというのは、メーターとは別に車速などの走行情報を投影する機能になります。アクティブドライビングディスプレイは、近年のマツダ車ではフロントガラスに直接投影するモデルも増えてきていますが、コンバイナーと呼ばれる樹脂製スクリーンに投影するタイプのモデルもあります。


アクティブドライビングディスプレイは、ダッシュボード上のインストゥルメントパネル背後に設置されており、コンバイナー装着タイプの車では、エンジンを始動させると電気モーターで立ち上がる仕組みとなっています。運転中に目線を大きく移動しなくても、速度などの情報を得る事ができ為疲労軽減も期待できそうです。


また、センターディスプレイを使用すれば、カーナビの他にも車両情報の確認することができます。


 マツコネを使用すれば、通常のラジオ放送に加え、インターネットに接続する事も可能となります。インターネットに接続する事で、運転中にもコミュニケーションツールが利用できます。 標準装備のマツコネは、カーナビ以外にも多くの機能を搭載しているという特徴があります。


カーオーディオやハンズフリー機器を、個別に購入して取り付ける必要がないので経済的となります。  


スマホと連携、Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応

スマホとBluetooth接続することで、「Aha by Harman」が楽しめるようになる

スマホとBluetooth接続することで、「Aha by Harman」が楽しめるようになる

マツコネの大きなメリットのひとつとして、Bluetoothでスマートフォンに接続する機能を備えている事です。スマートフォンに接続する事で、車内で音楽を聴いたりハンズフリー通話機能が使えるようになります。

SNSの読み上げ機能も搭載されているので、運転中に音声でFacebookやTwitterを確認する事も可能になります。 最新バージョンのマツコネには、Apple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。これは、iOS(iPhone)またはAndroidスマホと連携させる為の技術となっています。

Apple CarPlayとAndroid Autoに対応する事で、車内でもスマートフォンを安全に操作する事が出来るようになりました。

マツコネとスマートフォンを連携させると、自動車に搭載されているディスプレイをタッチしたり音声でスマホの操作が出来ます。音声でスマートフォンの操作が出来れば、運転中でもメールを確認したり通話が可能になります。

車のディスプレイにスマホの地図アプリを表示させたり、スケジュールチェックなども簡単に出来ます。

格安価格でカーナビ機能を追加可能

車載機で展開中のCarPlay

車載機で展開中のCarPlay

マツコネはカーナビ機能を備えていて、ナビゲーション用SDカードPLUS(ディーラーオプション)を接続すればカーナビ機能が使えるようになります。ただしマツコネでカーナビ機能を利用する為には、地図データのライセンス料金を支払う必要があります。

最新バージョンのマツコネにはスマートフォンと連携させる事が出来るので、スマホの地図アプリをカーナビ代わりに使用する方法があります。最近のスマホの地図アプリでも、位置情報を正確に把握したり目的地まで案内してくれる機能を備えています。

スマートフォンと連携させる事で、もはやカーナビは不要になるように思えるかも知ません。 ここで注意しなければならないのは、スマホで使用できる一部の地図アプリは、自動車の大きさなどを考慮しないルート案内をする可能性があることです。

その為目的地まで案内してもらう場合には、車が通れない細い道などが含まれている事があります。使い慣れた地図アプリを利用すると便利で安上がりですが、スマートフォンにカーナビ機能を完全に代替させる事は出来ません。

買い物や通勤などでカーナビを必要としない方であれば、スマートフォンの地図アプリでも問題がないかも知ません。それでも知らない場所を走行する機会が多い方は、マツコネのカーナビ機能を利用するか別売りのカーナビを取り付ける必要があるでしょう。

車両情報を表示させる機能も

i-DM

i-DM

マツコネを実際に利用している方であれば、カーナビやオーディオ機能をメインに使用していることでしょう。この装置にはカーナビやオーディオ以外に加えて、車両情報を表示させる機能も付いています。

マツコネは、i-DM(インテリジェント・ドライブ・マスター)で、燃費モニター・ドライビングモニター・メンテナンス・ウォーニングガイダンス、などの表示が可能となっており、 i-DMはハンドル・ブレーキ・アクセル操作のスコアを知らせてくれる機能になります。

スコアをチェックする事で、運転方法を改善して乗り心地や燃費を改善する事ができ、 ドライビングモニターを表示させると、ハイブリッド車のエネルギーフローを確認する事が出来ます。

EV走行や回生ブレーキの使用状況が確認でき、省エネ走行に役立てせる事が出来るでしょう。メンテナンス機能を利用すれば、定期点検やオイル交換の時期を知らせてくれます。

ウォーニングガイダンスとは、燃料やウォッシャー液などの不足を知らせてくれる機能になります。 マツコネを活用して車両情報をチェックする事で、燃費を節約したり自動車のメンテナンスに役立たせる事が出来ます。

普段はカーナビやオーディオ機能でマツコネを利用している方も、たまには車両情報をチェックしてみる事をおすすめします。

充実機能なのに、マツコネの評判が悪いのはナゼ?!

登場当初は使い勝手にかなり難があった

マツダコネクト

マツダコネクト

マツコネは、2013年6月に発売された新型アクセラに搭載されて誕生しました。スイッチひとつでカーナビやオーディオなどを簡単に切り替える事が出来るという事で、登場当時はカーマニアの間で話題になりました。

しかし、2013年に登場したマツコネには、ハンガリーのNGG社製のシステムのカーナビが組み込まれていました。このカーナビは自車の位置を正確に把握できなかったり、目的地まで遠回りさせられるなどといった問題を抱えていました。

最悪の場合は交通案内が出来なかったり、走行中にシステムがフリーズする事もありました。その後、これらの問題は改善されましたが、不満を感じるユーザーの中には他社製カーナビへ換装して使用する方もいました。

これらの問題を抱えていた事から初代マツコネの評判はあまり良くなかったのですが、次世代モデルから改良が施されました。

マツコネの初期モデルはカーナビ性能や操作性に問題がありましたが、最近のモデルではかなり改善しています。

販売済モデルまで含めて改良を重ねるも、当初の悪評が根深く…

マツダコネクトがデビューした2013年、高価格帯の車ではビルトインタイプのディスプレイが標準装備されることは珍しくなかったものの、普及価格帯のアクセラで幅広く標準装備されるという物珍しさは大いに話題を呼んだので、その完成度の低さと使い勝手の悪さはかなりセンセーショナルに取り上げられました。

しかし、マツダは2014年発売の改良型アテンザからナビソフトウェアを日本製のものに切り替えるなど、マツダコネクトにきめ細やかな改良を続けました。

特に評判の悪かった初期型マツダコネクトを搭載していた2013年から2015年に生産した10万台以上ものアクセラとデミオでは、機能を向上させるために本体のアップデートを行うサービスキャンペーンを展開するなど、異例の対応も行いました。

その結果、現在では、ややクセがある部分は残るものの、充分以上に使い勝手の良いシステムに進化しているのですが、どうしても初期の悪評の印象が強く残ってしまい、「マツダコネクト」という名称に拒否反応を示されてしまうケースも少なくないようです。

最新マツダコネクトマツダコネクトはここまで進化!

迫力と使い勝手のワイド大画面

CX-5やCX-8に搭載される新世代のマツダコネクトでは、上位グレードでディスプレイサイズが10.25インチと大型化。ウルトラワイドな大画面で、さまざまなサービスがより見やすくなっています。

オプションのナビ機能を使用する際も、地図と再生中のメディア情報などを2画面で同時に表示させたり、広域地図と詳細地図を並べて表示させるなどしても分かりやすく、使いやすさが向上しています。

向上した測位性能と操作性

登場当初は弱さを指摘されることも多かった測位性能でも改善があり、GPSだけでなくロシアの衛星測位システム「グロナス」、日本の準天頂衛星システム「みちびき」に対応するほか、車種によって3Dジャイロセンサーを搭載するなど、自車位置をより正確に把握できるシステムへ進化しています。

特にみちびきに対応したことで、高層ビル街や山あいでも安定した測位が可能になっており、安心感があります。

また、これまでは停車中のタッチパネル操作が可能だったのですが、新しいマツダコネクトではタッチパネルを廃止。代わりにコマンダーコントロールにタッチパッドを設けており、新しい操作感が新鮮ですね。

話題のコネクティッド機能も!スマホで車をリモート操作

車載通信機を搭載した新世代のマツダ車で利用できる最新機能が「コネクティッドサービス」です。これは車両とマツダがネットワークでつながっていることで、さまざまな先進サービスが利用できるものです。

例えば、車のロックし忘れの際はスマホからリモートで施錠操作ができたり、マツダエマージェンシーコールやマツダアドバイスコールといったオペレーターとの通話によるサービスが利用できたり、メンテナンス時期がスマホに通知されたりといったもので、これまで以上に安心感のあるカーライフが送れることでしょう。

マツコネの進化
ワイドな大画面上位グレードはディスプレイサイズが10.25インチ。
測位性能と操作性の向上車種によっては3Dジャイロセンサーを搭載するなど、自車位置をより正確に把握できるシステムに進化。
コネクティッドサービスを追加車をリモートで施錠操作できる、オペレーターとの通話によるサービスなどが利用可能。

まとめ

アクティブドライビングディスプレイ

アクティブドライビングディスプレイ

マツコネは標準搭載のカーナビなどではなく、車内で便利な機能を利用する為の多機能システムになります。最新モデルはスマートフォンと連携させる機能を搭載しているので、メッセージ交換や地図アプリなど簡単に利用できます。

マツコネは、マツダが製造する多くの種類の乗用車に標準搭載されています。新車の購入をお考えの方は、マツコネが搭載されたマツダ車を検討してみてはいかがでしょうかでしょう。

よくある質問

マツコネってなに?

「マツダコネクト」とは、マツダ車に搭載される、センターディスプレイを中心とした機能のことです。運転中に前方から視線を大きく動かさずに済む位置に取り付けられたディスプレイと、センターコンソールに設置された「コマンダーコントロール」の組み合わせで、オーディオから車両情報の表示まで、さまざまな機能を簡単に使うことができます。

マツコネには費用がかかるの?

マツダコネクトが標準装備されるグレードなら、追加費用なく利用することが可能です。マツダコネクトが装備されていても、ナビ機能を利用するにはデータSDを別途購入する必要があるほか、コネクティッド機能に関しては車両の登録日から3年間は無償、それ以降は有償サービスとなることが発表されています。

マツコネは市販のカーナビと取り替えられるの?

マツダコネクトは、ダッシュボードにスマートに収まったデザインだけでなく、車両情報の表示が可能など車両との結びつきの強さも大きな特徴で、社外ナビを取り付ける際には取り外すのではなく移設するなどの配慮が必要になります。車種によっては専用ダッシュボードまで含めた社外ナビ装着キットも用意されていますが、社外ナビへの交換は、手間と費用の面でハードルが高めといえるでしょう。

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