スバル フォレスターとはどんな車?
スバル フォレスター
フォレスターはスバルが製造・販売するクロスオーバーSUVとして、1997年2月に発売を開始しました。車名は世界共通となっています。
現行型は5代目となり、2018年7月19日から販売開始され、2020年10月22日には改良モデルが発売されました。2代目レヴォーグで初採用された新開発のエンジンが搭載されています。
その詳しい内容を見ていきましょう。
【10月22日】フォレスター改良新型発売!
スバル フォレスター
SUBARU(スバル)は10月22日、ミドルサイズSUV『フォレスター』の改良モデルを発表した。
今回の改良では、最上級スポーツグレード「スポーツ」を追加。力強い走りと環境性能を両立した新開発1.8リットル直噴ターボDITエンジンを搭載する。さらに電動技術eBOXER搭載グレードを「Xブレーク」「ツーリング」に拡大。Xブレークには新制御のモーターアシスト、eアクティブシフトコントロールを採用した。
新グレードのスポーツでは、新開発エンジンに加えて、専用開発のダンパーとコイルスプリングを採用し、SUVでありながら質感の高いスポーティな走りを実現した。エクステリアでは、ブラック塗装のフロントグリルや、ダークメタリック塗装のアルミホイール等でコーディネート。インテリアではホールド性などの機能性に優れたウルトラスエード2本革シートを採用。最上級スポーツグレードにふさわしい仕様とした。
2020年10月22日に改良モデルが発表されました。2代目レヴォーグで初採用された新開発の1.8L直墳ターボ「DIT」エンジンCB18型を搭載した「SPORT」が新設定されました。
本グレードは専用ダンパーやコイルスプリングが採用されたほか、外観はフロントグリルを加飾付のブラック塗装、フロントフォグランプカバー(加飾付)、ルーフスポイラー(LEDハイマウントストップランプ内蔵)、ルーフアンテナ(シャークフィンタイプ)をグレーメタリック塗装、18インチアルミホイールをダークメタリック塗装でコーディネートされ、内装には東レの「ウルトラスエード」と本革を組み合わせたシートが採用により、随所にブラックやシルバーのステッチが施されました。
その他にも「平成30年排出ガス基準25%低減レベル(★★★)」認定を取得し、2020年度燃費基準を達成しています。
併せて「Touring」と「X-BREAK」にはe-BOXERが搭載され、「X-BREAK」にはモーターアシスト「e-アクティブシフトコントロール」も同時に採用されています。燃費性能も向上され「2020年度燃費基準+10%」を達成しました。
■スバル フォレスター改良新型外装(エクステリア)
スバル フォレスター
スバル フォレスター
スバル フォレスターの外装は、SUVらしさがあふれているデザイン性の高さ、存在感、力強さ、機能性があふれています。
ボディカラーが一部変更となり「ダークグレー・メタリック」に替わって「マグネタイトグレー・メタリック」が設定されました。
「SPORT」の設定に伴って「Premium」が廃止となったことで2.5L車が廃止されました。
■スバル フォレスター改良新型内装(インテリア)
スバル フォレスター
スバル フォレスター
また、ドライバーモニタリングシステムを全グレードに設定。ドライバーが乗り込むと、インパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識し、シートポジションやドアミラー角度、空調などを自動的に再現するなど、安全運転を支援するとともに、おもてなしも提供する。
車内にドライバーが乗り込むと、インパネセンターバイザーに内蔵されたカメラがドライバーの顔を認識してくれて、シートポジション・ドアミラー角度・空調を自動的に再現するドライバーモニタリングシステムが採用されました。
「Advance」と新グレードの「SPORT」に標準装備されています。「Touring」と「X-BREAK」にメーカーオプションに設定されました。
スバル フォレスタースペック・価格
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,625mm×1,815mm×1,730mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,670mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,630kg | |
燃費 | WLTCモード:14.0km/L | |
価格(消費税抜き) | 2,780,000円円 |
(2020年11月現在スバル公式サイトより)
スバル フォレスター試乗記!
日産 エクストレイル
SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の採用は、『インプレッサ』同様に走りの素性を大幅に高め、新旧で乗り較べるとひとクラス上がったほどの、走りの上質感、なめらかさ、安定感が体感できる。その素性がもっとも端的に実感できるのが、このX-BREAKではないか、と思う。
特にいいのは、オンロードでの路面状況を問わず煽られ感のないフラットな乗り味で、上級の『アウトバック』に迫る、ゆったりしたドライバビリティに仕上げられている。車重自体は「e-BOXER」を搭載する「アドバンス」グレードより軽いのだが、乗り味にはむしろ重厚な味わいすらある。
どうやらこの車重とサスペンションの設定に、専用のオールシーズンタイヤ(BSエコピア H/L 422 Plus、225/60R17 99H・日本製、空気圧:前/後=230/220kPa)の縦バネ、ケース剛性が巧く調和しているようで、このしっとりとした乗り味が生み出されているようだ。舗装路を通常のペースで走る限りタイヤのグリップに不満を覚えることもなく、やや重めの保舵力のステアリングも、安心感のある手応えになっている。
ドライバーの意に反することがないパワートレイン
ダルさがなく自然な身のこなしのボディに、2.5リットルの水平対向エンジンも十二分な役を果たす。CVTとの組み合わせだが、加減速のマナーが自然で、ドライバーの意に反することがないからだ。出足のトルクも問題なく、回すと快活な音とパワー感を発揮してくれるのもわかった。
スバル フォレスターの試乗記を見てみると、快活な走りを実現しているなどの試乗記を見かけました。快活な音もフォレスターの魅力の一つなのかもしれません。
スバル フォレスター口コミや評価は?
スバル フォレスターの口コミをSNSを中心に探してみましたが、新しく発売されたSPORTの口コミを多く見かけました。
どれもかっこいい外観の写真がたくさんアップされており、見ていると欲しくなってしまいますよね。
スバル フォレスターライバル3選
スバル フォレスターはミドルサイズSUVになります。その他のメーカーでもライバル車がたくさんあります。ここでは、マツダ CX-5、日産 エクストレイル、トヨタ RAV4のライバル3車種を厳選してご紹介していきます。
■マツダ CX-5
マツダ CX-5
マツダ CX-5は、初代が2012年2月16日から発売されている、クロスオーバーSUVになります。現行型は2017年より発売されている2代目です。
初代モデルから5年足らずで初のフルモデルチェンジを果たしました。エクステリアは台形フォルムを基調とし、前後トレッドを初代から10mm拡大しました。
シグネチャーウィングの立体感を強めたつくりと、先端をヘッドランプ下側に通すデザインとなっています。フロントグリルも立体形状を組み合わせたデザインとなっており、若い世代の人気も集めたデザインとなっています。
CX-5はスタイリッシュな外観がとても人気のある車種となっています。マツダでも特に人気のある車種ですので、強力なライバル車となることでしょう。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,545mm×1,840mm×1,690mm | |
---|---|---|
ホイールベース | 2,700mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,610kg | |
燃費 | WLTCモード:17.4km/L | |
価格(消費税抜き) | 2,670,000円 |
(2020年11月現在マツダ公式サイトより)
■日産 エクストレイル
日産 エクストレイル 20Xi レザーエディション Vセレクション
エクストレイルは日産が2000年から発売しているミドルサイズSUVとなります。その歴史はすでに20年となっています。
現行型は3代目で2013年から発売されています。2020年10月7日には一部仕様向上が発表され、11月5日より発売されました。
外観は「20Xi」グレードでフロントグリル、バンパー下部(フロント・リア共に)ドアロアモール、バッグドアフィニッシャーをダーククローム化としました。
アウトドアハンドルをボディカラーも同色に変更され、アルミホイールも全車ダークカラーに変更となりました。
エクストレイルが発売されて以来20年のロングセラー車種ということもあり、常にミドルサイズSUVの中でも比較対象に該当する人気車種となっています。リーズナブルな価格帯も魅力的の一つです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,690mm×1,820mm×1,730mm | |
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ホイールベース | 2,705mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,660kg | |
燃費 | WLTCモード:13.8km/L | |
価格(消費税抜き) | 2,705,000円 |
(2020年11月現在日産公式サイトより)
■トヨタ RAV4
トヨタ RAV4ハイブリッド
RAV4はトヨタ自動車が生産・販売しているクロスオーバーSUVになります。4代目は海外専売車となっていましたが、2019年4月10日より発売の現行型、5代目より再び日本市場に投入されました。
「TNGA」による「GA-Kプラットフォーム」を採用され、パワートレインが刷新されました。2020年8月7日には日本仕様が一部改良されました。ディスプレイオーディオ(DA)とDCM(車載通信機)を全車標準装備としました。
2020年10月2日には、日本仕様に特別仕様車「Adventure"OFFROAD Packege”」が設定されました。アドベンチャーをベースとして、ルーフレールをブリッジ型に変え、専用サスペンションの採用で最低地上高をベース車よりも10mmアップしました。
RAV4は2019-2020年のカーオブザイヤーにも選出された魅力的な車ですので、強力なライバル車になるに違いないでしょう。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,600mm×1,855mm×1,685mm | |
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ホイールベース | 2,690mm | |
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,690kg | |
燃費 | WLTCモード:20.6km/L | |
価格(消費税抜き) | 3,662,728円 |
(2020年11月現在トヨタ公式サイトより)
まとめ
スバル フォレスターの最新情報をまとめてご紹介してきました。
2018年から現行型が発売されていますが、2020年10月22日には改良新型のフォレスターが発売されました。その気になる最新情報もまとめています。
ライバル3車種も併せてご紹介していますので、ミドルサイズSUVは種類も多く、フォレスターも含めてどれにしようかとお悩みの方の参考になればうれしく思います。
お気に入りのSUVを見つけて、ステキなカーライフをお過ごしくださいね。