100万円台~500万円まで マツダSUVシリーズの価格を比較
マツダCX-30 改良新型
マツダSUVシリーズの価格 早見表(エントリー価格~最高価格) 消費税抜
100万円台 | 200万円台 | 300万円台 | 400万円台 | 500万円台 | |
CX-3 | 1,720,000円 | ~ | 3,105,273円 | ||
CX-30 | 2,175,000円 | ~ | 3,699,982円 | ||
MX-30 | 2,200,000円 | 3,085,000円 | |||
CX-5 | 2,435,000円 | ~ | 3,765,000円 | ||
CX-8 | 2,722,000円 | ~ | ~ | 4,645,000円 |
上記価格は2021年2月現在のメーカー公式サイトによります。
シリーズはCX-3、CX-30、MX-30、CX-5、CX-8の順でサイズもクラスも大きくなっていますが、実はすべての車種が揃うのが200万円~300万円台です。200万円台と言っても差は大きいのですが、最も小型のCX-3から、3列シートのCX-8が選べるので、CXシリーズを比較するのには丁度良い価格帯なのです。
また、最近の傾向としては、CX-3に1.5Lガソリンエンジン搭載車が加わったことでエントリー価格が下がり、CXシリーズの間口が広がったことが挙げられます。
さらに、新世代ガソリンエンジンがCX-30に搭載されたり、「100周年特別記念車」や「WCOTY TOP3選出記念モデル」など上級装備の特別仕様車が設定され、それぞれの車種の上位グレードの価格が高くなる傾向にあります。
SUVシリーズのボディサイズを比較
マツダ CX-8 改良新型
SUVシリーズのボディサイズ比較表
全長 | 全幅 | 全高 | ホイルベース | 最低地上高 | |
CX-3 | 4,275mm | 1,765mm | 1,550mm | 2,570mm | 160mm |
CX-30 | 4,395mm | 1,795mm | 1,540mm | 2,655mm | 175mm |
MX-30 | 4,395mm | 1,795mm | 1,550mm | 2,655mm | 180mm |
CX-5 | 4,545mm | 1,840mm | 1,690mm | 2,700mm | 210mm |
CX-8 | 4,900mm | 1,840mm | 1,730mm | 2,930mm | 200mm |
上記ボディサイズは2021年2月現在のメーカー公式サイトによります。
最もコンパクトなCX-3は、スタイリッシュなデザインのスポーツSUVらしく、SUVとしては全高も低く抑えらえ、最低地上高も160mmと控えめ。
CX-30とMX-30も、CX-3よりやや幅広ながらもコンパクトでありながら、室内スペースを拡大して居住性能と実用性を持たせています。
そして、CX-5になると本格SUVらしい210mmもの最低地上高を持つ堂々たるボディサイズとなり、CX-8もその本格SUVらしさを維持しつつ、3列シートを可能にする4,900mmの全長と2,930mmのホイールベースで、マツダで国内販売されるSUV最大の大きさを誇ります。
CXシリーズのエンジンスペック比較
マツダ MX-30
マツダのSUVシリーズはエンジンのラインナップが豊富なことが特徴です。ガソリン、ディーゼル、ハイブリッドなど8種類ものバリエーションがあり、一つの車種に3種類のエンジンを用意することも有ります。
特にCX-30に新世代ガソリンエンジンが加わり、さらに、MX-30にはマイルドハイブリッドを採用したことで一気にその数が増えています。
また、マツダのSUVの代名詞でもあったクリーンディーゼルエンジンも年々改良が施され、進化し続けています。
特に、1.5Lに変わって搭載される最新の1.8Lクリーンディーゼルエンジンは、コンパクトクラスの主力エンジンとしてマツダのSUVを支える存在となっています。
SKYACTIV-G 1.5 1.5L
搭載車種 | CX-3 |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン1,496㏄ |
最高出力 | 82KW(111PS)/6,000rpm |
最大トルク | 144N・m(14.7kgf・m)/4,000rpm |
SKYACTIV-G 2.0 2.0Lガソリンエンジン
搭載車種 | CX-3 | CX-30 CX-5 |
エンジン種類・排気量 | 直列4気筒ガソリン1,997㏄ | |
最高出力 | 110KW(150PS)/6,000rpm | 115KW(156PS)/6,000rpm |
最大トルク | 195N・m(19.9kgf・m)/2,800rpm | 199N・m(20.3kgf・m)/4,000rpm |
SKYACTIV-G 2.5 2.5Lガソリンエンジン
搭載車種 | CX-5 | CX-5(2WD) CX-8 |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン2,488㏄ | |
最高出力 | 138KW(188PS)/6,000rpm | 140KW(190PS)/6,000rpm |
最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/4,000rpm | 250N・m(25.7kgf・m)/4,000rpm |
SKYACTIV-G 2.5T 2.5Lガソリンターボエンジン
搭載車種 | CX-5 CX-8 |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン2,488㏄ターボ |
最高出力 | 169KW(230PS)/4,250rpm |
最大トルク | 420N・m(42.8kgf・m)/2,000rpm |
SKYACTIV-D 1.8 1.8Lクリーンディーゼルエンジン
搭載車種 | CX-3 | CX-30 |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼル1,756ccターボ | |
最高出力 | 85KW(116PS)/4,000rpm | 95KW(130PS)/4,000rpm |
最大トルク | 270N・m(27.5kgf・m)/1,600~2,600rpm | 同左 |
SKYACTIV-D 2.2 2.2Lクリーンディーゼルエンジン
搭載車種 | CX-5 CX-8 |
エンジン種類 | 直列4気筒ディーゼル2,488ccターボ |
最高出力 | 147KW(200PS)/4,000rpm |
最大トルク | 450N・m(45.9kgf・m)/2,000rpm |
SKYACTIV-X 2.0L新世代ガソリンエンジン
搭載車種 | CX-30 |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン1,997㏄ SPCCIマイルドハイブリッド |
最高出力 | 140KW(190PS)/6,000rpm |
最大トルク | 240N・m(24.5kgf・m)/4,500rpm |
最高出力(モーター) | 4.8KW(6.5PS)/1,000rpm |
最大トルク(モーター) | 61N・m(6.2kgf・m)/100rpm |
e-SKYACTIVG 2.0Lガソリン マイルドハイブリッドエンジン
搭載車種 | MX-30 |
エンジン種類 | 直列4気筒ガソリン1,997㏄マイルドハイブリッド |
最高出力 | 115KW(156PS)/6,000rpm |
最大トルク | 199N・m(20.3kgf・m)/4,000rpm |
最高出力(モーター) | 5.1KW(6.9PS)/1,800rpm |
最大トルク(モーター) | 49N・m(5.0kgf・m)/100rpm |
e-SKYACTIV
搭載車種 | MX-30 EV MODEL |
エンジン種類 | 交流同期電動機 |
最高出力 | 107KW(145PS)/4,500~11,000rpm |
最大トルク(モーター) | 270N・m(27.5kgf・m)/0~3,243rpm |
上記スペックは2021年2月現在のメーカー公式サイトによります。
マツダSUVシリーズの各車種をご紹介!
マツダ MX-30 マイルドハイブリッドモデル
それではマツダのSUV5車種を紹介していきましょう!
■CX-3
マツダ CX-3 アーバンドレッサー
CX-3は、マツダ最小のコンパクトSUVです。特徴であるエクステリアは、コンパクトSUVでありながらも、スリムで美しいプロポーションを持つ都会派のクロスオーバーとなっています。
CX-3は、デビューしてから5年の間に5度の商品改良がおこなわれ、エンジンや制御系に多くのテクノロジーが投入されています。
エンジンでは、2015年の発売当時は1.5Lのクリーンディーゼルのみの設定ということが注目されましたが、その後、2017年に2.0Lのガソリンエンジンが追加設定、2018年には1.5Lのクリーンディーゼルエンジンが1.8Lに置き換えられ、2020年には1.5Lのガソリンエンジンも設定されています。
CX-3は、SUVのごついイメージを払拭したスポーツモデルの様な、スタイリッシュなデザインなので都市部で乗っても扱いやすくカッコ良いSUVであると言えます。
CX-3の価格
消費税込み(10%)車両本体価格 | 消費税抜き車両本体価格 | |
1.5Lガソリン車 | 1,892,000~2,883,200円 | 1,720,000~2,621,091円 |
2.0Lガソリン車 | 2,486,000~3,140,800円 | 2,260,000~2,855,273円 |
1.8Lディーゼル車 | 2,492,600~3,415,800円 | 2,266,000~3,105,273円 |
(2021年2月現在の マツダ公式サイトより)
CX-3の燃費
エンジン種類 | WLTCモード燃費 |
1.5Lガソリン車 | 15.7~17.0km/L |
2.0Lガソリン車 | 15.2~16.0km/L |
1.8Lディーゼル車 | 19.0~23.2km/L |
(2021年2月現在のマツダ公式サイトより)
■CX-30
CX-30 100周年特別記念車
CX-30はCX-3とCX-5の中間となるコンパクトSUVです。
着座位置の高さとフロア高を工夫して余裕のある頭上空間を確保し、荷室は430Lの容量と1,040mmの開口幅を確保しています。また、デザインでは、伸びやかなプロポーションとSUVらしい力強さ表現したエクステリアと、クルマとの一体感を強め、「包まれ感」を表現したインテリアを採用しています。
また、エンジンには、小型で効率的なハイブリッドシステム「M HYBRID」を組み合わせた新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」をはじめ、「SKYACTIV-G 2.0」、「SKYACTIV-D 1.8」を搭載します。
さらに、AWDシステム「i-ACTIV AWD」も進化させ、G-ベクタリングコントロールとの協調制御を採用し、ニュートラルなコーナリング性能を実現させています。
2020年12月の商品改良で「SKYACTIV-X」搭載車は、ほぼ全ての出力・トルクが向上され、素早いアクセル操作や応答性を向上させています。
車両本体価格(消費税抜き) | WLTCモード燃費 | |
1.8Lクリーンディーゼル車 | 2,625,000~3,328,982円 | 18.4〜19.2km/L |
2.0Lガソリン車 | 2,175,000~3,078,982円 | 14.8~16.2km/L |
2.0L新世代ガソリン車 | 2,995,000~3,699,982円 | 15.8~17.0km/L |
■MX-30
マツダ MX-30
2020年10月8日に発表されたMX-30は、マツダの共通デザインとなっているシグネチャーウイングではなく独自のシンプルなグリルと、サイドドアにはRX-8以来となる観音開きの「フリースタイル・ドア」を採用したクーペ風デザインのSUVとなっています。
主要部分をCX-30と共通化したプラットフォームに搭載されるパワートレインには、ガソリン車が2.0L直列4気筒ガソリンエンジンに24Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-SKYACTIV G」を搭載するほか、ヨーロッパで先行して販売されていた「EV MODEL」も2021年1月に国内販売が開始されました。
マツダ初の量産電気自動車となる「EV MODEL」は、電動化技術の「e-SKYACTIV」が採用され、最高出力 107kW、最大トルク270N・mとなるモーターを採用しています。そして、一充電走行距離(WLTCモード) 256kmの性能となっています。
グレード展開はマイルドハイブリッド車で、「ベースモデル」の他に、オプションの組み合わせで「Basic Set」「Advanced Set」「Highest Set -Industrial Classic-」「Highest Set -Modern Confidence-」の4パターンが用意され、EV MODELでは、「EV」「Basic Set」「EV Highest Set」の3パターンとなります。
MX-30 EV MODEL
車両本体価格(消費税抜き) | WLTCモード燃費 | |
2.0Lマイルドハイブリッド車 | 2,200,000~3,085,000円 | 15.1~15.6km/L |
EV MODEL | 4,100,000~4,500,000円 |
WLTCモード交流電力消費率 | WLTCモード一充電走行距離 | |
EV MODEL | 145Wh/km | 256km |
■CX-5
マツダ CX-5 改良新型
2012年に新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用した初めての車種として登場。2.0Lガソリンエンジン(2013年に2.5Lを追加)に加えて新開発の2.2 Lディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を採用したトルクフルな走りが特徴となりました。
現行モデルは2017年12月にフルモデルチェンジされた2代目となり、先代とほぼ変わらぬサイズながらも立体感を強めたシグネチャーウィングによってより洗練されたデザインとなっています。
エンジンは先代同様に2.0Lと2.5Lのガソリンエンジン、2.2Lのディーゼルターボエンジンに加え、2018年には2.5Lガソリンターボエンジンが加わりました。
車両本体価格(消費税抜き) | WLTCモード燃費 | |
2.0Lガソリン車 | 2,435,000~2,765,000円 | 14.6km/L |
2.5Lガソリン車 | 2,645,000~3,475,000円 | 13.0~13.8km/L |
2.5Lガソリンターボ車 | 3,195,000~3,760,000円 | 12.2~12.6km/L |
2.2Lクリーンディーゼル車 | 2,725,000~3,765,000円 | 16.6~19.5km/L |
■CX-8
マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)
CX-8は、マツダの日本国内向けクロスオーバーSUVの最上位モデルであり、ミニバンに替わる3列シート6/7人乗りのSUVとして投入されました。
CX-5より長い全長とホイールベースにより、広く快適な室内には、2列目シートは、左右分割のキャプテンシート(6人乗り)とベンチシート(7人乗り)が設定され、3列目シートもゆとりを持って乗車できるミニバンのような居住性となっています。
また、荷室容量は、3列目シート使用時は239L、3列目シートを倒せば572L。そして、トランクボード下には307mmの深さのサブトランクも備わります。
エンジンは2.2L直列4気筒ディーゼルターボと、2.5L直列4気筒ガソリン、そして2.5L直列4気筒ガソリンターボの計3種類から選択可能となっています。
車両本体価格(消費税抜き) | WLTCモード燃費 | |
2.5Lガソリン車 | 2,722,000~4,297,000円 | 12.2~12.4km/L |
2.5Lガソリンターボ車 | 4,180,000~4,645,000円 | 11.6~12.0km/L |
2.2Lクリーンディーゼル車 | 3,070,000~4,645,000円 | 15.4~15.8km/L |
まとめ
今回は充実ラインナップのマツダSUVシリーズをご紹介しました。いずれも高品質で高性能なSUVとなっていて、エンジンの種類も多いので車種選びに悩むかもしれないですね。そんな時にこの記事がお役に立てば幸いです。