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【2023年】セダンの人気車種10選!国産車・輸入車の販売台数ランキングから紹介

【2023年】セダンの人気車種10選!国産車・輸入車の販売台数ランキングから紹介

車には様々なボディタイプがありますが、多くの人が車と聞いて最初に思い浮かべる、最もオーソドックスな形状の車がセダンです。最近のセダンは流れるルーフラインでクーペのような美しいデザインも多く、セダンの定義やイメージも時代とともに少しずつ変わってきています。この記事では、現在販売されている新車のセダンで販売台数ランキングトップ5の国産車と輸入車をそれぞれ5台ずつ、計10台紹介します。

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セダンとは

《画像提供:Response》〈撮影:諸星陽一〉ロールスロイス ファントム・エクステンデッド・ホイールベース

セダンの魅力

一般的には、エンジンルーム、居住スペース、荷室の3ボックス構成で、4ドアである車がセダンとして分類されています。

セダンの利点としては、車高の低さによる走行安定性と乗り心地、大人5人が快適に乗れるスペースを確保した実用性です。

一昔前はファミリーカーのスタンダードはセダンで、各メーカーも多種多様なセダンを多くラインアップしていましたが、現代では大人数が乗れるミニバンや、走破性の高いSUVが人気で、セダンの人気は徐々に薄れてきています。

そんな中でもセダンでしか表現できない美しいデザインや、スポーツカーの走行性能と実用性の両立をしている点など、セダンならではの魅力もあります。

どんなセダンが人気?

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサス IS500(北米仕様)

セダンの人気が薄れて各メーカーでセダンのラインアップも減っていますが、現代でも独自の強みを打ち出して生き残っているのは、コンパクトで車重が軽く高燃費を実現した実用セダン、歴史ある車名や充実した装備で高ステータスを表現した高級セダン、スポーツカーと同等のスペックで高性能を追求したスポーツセダンの3種類です。

現在販売されている新車のセダンで、国産車・輸入車の販売台数ランキングトップ5をそれぞれ紹介します。

【国産車】セダン人気おすすめトップ5

《画像提供:Response》〈画像:トヨタ自動車〉トヨタ・カローラ・ハイブリッド W×B

国産セダン販売台数ランキングトップ5は以下の通りです。国内におけるトヨタの人気はどのジャンルでも根強く、セダンでも5台中3台がトヨタ車です。また、実用的なセダンが多くランクインしていますが、クラウンのような高級車もランクインしています。

第1位:トヨタ カローラ
第2位:トヨタ プリウス
第3位:スバル インプレッサ
第4位:トヨタ クラウン
第5位:マツダ MAZDA3

トヨタ カローラ

《画像提供:Response》〈撮影:雪岡直樹〉トヨタ・カローラ(セダン)ハイブリッド

カローラ(COROLLA)は、1966年から12世代にわたって世界中で販売されているトヨタのロングセラーモデルです。

日本で現在新車で販売されているモデルは、カローラ(セダン)、カローラ ツーリング(ステーションワゴン)、カローラ スポーツ(ハッチバック)、カローラ クロス(SUV)の4モデルに加えて、派生車種としてカローラ アクシオ(セダン)とカローラ フィールダー(ステーションワゴン)があります。

カローラはこのように様々なユーザーニーズに合うようにボディタイプや派生車種が多数用意されており、これらをまとめたカローラシリーズとして新車販売台数ランキングで常に上位にランクインしています。

現行カローラ(セダン)は2019年から販売されており、エンジンはハイブリッドとガソリンの2種類、ハイブリッドでは駆動方式をFFと4WDから選択でき、装備の程度によって計9グレードが展開されています。

燃費(WLTCモード)は、ハイブリッドが25~30km/L、ガソリンが18~19km/Lと優秀で、特にハイブリッドはプリウスに次ぐ低燃費。

カローラは、必要十分なちょうど良いボディサイズ、居住性、燃費、価格により全体的なバランスが良くコストパフォーマンスに優れているため、実用性を重視するユーザーに広く受け入れられ、人気に繋がっています。

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【トヨタ カローラ X(ガソリン車・2WD)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,495mm×1,745mm×1,435mm
ホイールベース 2,640mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,230kg
燃費 WLTCモード:19.4km/L
エンジン種類 直列3気筒 ガソリン 1,490cc
エンジン最高出力 88kW(120ps) /6,600rpm
エンジン最大トルク 145N・m (14.8kgf・m) /4,800-5,200rpm
駆動方式 2WD
トランスミッション Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機)
新車価格 1,809,091円(消費税抜)
(2023年1月現在 トヨタ公式サイトより)

トヨタ プリウス

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・プリウス

プリウス(PRIUS)は、トヨタが1997年に世界初の量産ハイブリッド専用車として発表した、自動車史に残る革新的なハイブリッド車です。

現在新車で販売されているプリウスは2015年にデビューした4代目で、モデルチェンジの度にデザインと燃費性能を進化させながら世界中で安定した人気を誇り、プラグインハイブリッドモデルのプリウスPHVと合わせて新車販売台数ランキングで常に上位にランクインしています。

グレードは大きくFFと4WDに分かれ、装備の程度によって特別仕様車を含む計19グレードが展開されています。

プリウスの一番の魅力はやはり燃費性能で、WLTCモードでFFは27~32km/L、4WDは25~28km/Lと世界トップレベルの低燃費を誇ります。

現行モデルはデビューから7年が経過しておりモデルサイクルからすると近年モデルチェンジが予想されますが、圧倒的な燃費性能と未来的なデザイン、必要十分な実用性で幅広いユーザーが自家用ファーストカーに選ぶ大ヒットモデルです。

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【トヨタ プリウス E】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,575mm×1,760mm×1,470mm
ホイールベース 2,700mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,320kg
燃費 WLTCモード:32.1km/L
エンジン種類 直列4気筒 ガソリン 1,797cc
エンジン最高出力 72kW(98ps) /5,200rpm
エンジン最大トルク 142N・m (14.5kgf・m) /3,600rpm
駆動方式 2WD
トランスミッション 電気式無段変速機
新車価格 2,360,909円(消費税抜)
(2023年1月現在 トヨタ公式サイトより)

スバル インプレッサ

《画像提供:Response》〈画像:SUBARU〉スバル インプレッサG4 2.0i-S EyeSight(プロトタイプ)

インプレッサ(IMPREZA)は、1992年に初代がデビューし30年にわたり生産されている、スバルを代表するモデルです。

現行モデルは2016年にデビューした5代目で、インプレッサG4(4ドアセダン)とインプレッサスポーツ(5ドアハッチバック)がラインアップ。インプレッサの代名詞だったスポーツグレード「WRX」は、4代目からグレードではなく単独車種として独立しています。

インプレッサG4のグレードは大きく1.6Lモデルと2Lモデルに分かれ、それぞれでFFと4WDを選択でき、装備の程度によって特別仕様車を含む計10グレードが展開されています。

燃費はWLTCモードで13~14km/Lと標準的ですが、流れるような美しいデザインと優れたコストパフォーマンスが人気のスポーティセダンです。

現行モデルは2022年12月11日で注文受付を終了し、次期モデルではハッチバックのみの展開となりG4はラインナップから消滅するため、最後のインプレッサセダンを新車で手に入れるなら今がラストチャンスです。

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【スバル インプレッサ E 1.6i-L EyeSight 2WD】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,640mm×1,775mm×1,455mm
ホイールベース 2,670mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,300kg
燃費 WLTCモード:14.1km/L
エンジン種類 水平対向4気筒 ガソリン 1,599cc
エンジン最高出力 85kW(115ps) /6,200rpm
エンジン最大トルク 148N・m (15.1kgf・m) /3,600rpm
駆動方式 2WD
トランスミッション リニアトロニック(マニュアルモード付)前進無段 後退1速
新車価格 1,820,000円(消費税抜)
(2023年1月現在 スバル公式サイトより)

トヨタ クラウン

《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉トヨタ クラウン クロスオーバー G アドバンスド

クラウン(CROWN)は、1955年から途絶える事なく67年にわたり販売されている、トヨタの歴史ある高級セダンです。

2018年から販売された15代目は、洗練されたデザインと走行性能を持ったスポーティセダンとして、50~60代だけでなく30~40代のユーザー層にも受け入れられ、安定した人気を誇っていました。

2022年7月にフルモデルチェンジしたばかりの16代目は、グローバル展開を狙ってこれまでのクラウンのイメージを一新し、斬新なモデルチェンジとバリエーション展開が図られています。

クラウンはこれまで国内専用の単独車種でしたが、今回のモデルチェンジではオーソドックスなセダンタイプの他、ハッチバックのクラウンスポーツ、セダンとSUVを融合したクラウンクロスオーバー、SUVのクラウンエステートの4モデルがラインアップされます。

2022年10月時点では、従来のクラウンと最もイメージが異なるクロスオーバーが、先陣を切って販売開始されています。

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【トヨタ クラウン CROSSOVER X】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,930mm×1,840mm×1,540mm
ホイールベース 2,850mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,750kg
燃費 WLTCモード:22.4km/L
エンジン種類 直列4気筒 ガソリン 2,487cc
エンジン最高出力 137kW(186ps) /6,000rpm
エンジン最大トルク 221N・m (22.5kgf・m) /3,600-5,200rpm
駆動方式 4WD
トランスミッション 電気式無段変速機
新車価格 3,954,545円(消費税抜)
(2023年1月現在 トヨタ公式サイトより)

マツダ MAZDA3

《画像提供:Response》〈撮影:中野英幸〉マツダ3 新型 セダン

MAZDA3は、2003年から販売されていたアクセラの後継車として、世界共通のモデル名に名称変更して2019年にデビューした、マツダの売れ筋モデルです。

ボディタイプは4ドアセダンと「ファストバック」と呼ばれる5ドアハッチバックが用意され、エンジンタイプはガソリン、ディーゼル、ハイブリッドの3種類があり、さらに一部グレードを除いて駆動方式をFFと4WDから選択できます。

燃費はWLTCモードでガソリンが16km/L、ディーゼルが21km/L、ハイブリッドが17km/Lといずれも優秀な数値です。

MAZDA3の一番の魅力は美しい色気のあるデザインで、マツダが「魂動デザイン」と呼ぶ躍動的で生命力あふれるカタチが追求されています。

もう一つの魅力は、一般的なガソリンエンジンやハイブリッドエンジンに加えて、エコでパワフルなディーゼルエンジンや、唯一無二の爽快なフィーリングを持つ新世代ハイブリッドエンジン「e-SKYACTIV X」で、マツダ独自の革新的な技術により実用的なだけでなく走りも楽しめる点があります。

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【マツダ MAZDA3 15S】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,460mm×1,795mm×1,440mm
ホイールベース 2,725mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,340kg
燃費 WLTCモード:16.6km/L
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ ガソリン 1,997cc
エンジン最高出力 140kW(190ps) /6,000rpm
エンジン最大トルク 240N・m (24.5kgf・m) /4,500rpm
駆動方式 2WD(FF)
トランスミッション 6EC-AT
新車価格 2,080,000円(消費税抜)
(2023年1月現在 マツダ公式サイトより)

【輸入車】セダン人気おすすめトップ5

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉BMW 3シリーズ 新型(330i M Sport)

輸入セダン販売台数ランキングトップ5は以下の通りです。ドイツの車だけでなく、スウェーデンのボルボもS60でランクイン。輸入車で圧倒的な人気を誇るメルセデスもこのジャンルでは3、4位にとどまっています。

第1位:BMW 3シリーズ
第2位:ボルボ S60
第3位:メルセデス・ベンツ Sクラス
第4位:メルセデス・ベンツ CLAクラス
第5位:アウディ A3

BMW 3シリーズ

《画像提供:Response》〈photo by BMW〉BMW 3シリーズ・セダン

BMW 3シリーズは、1975年に初代が発売され世界中でコンパクトセダンとして人気を博し、以降47年にわたって生産されているBMWのベストセラーモデルです。

現行モデルは2019年にフルモデルチェンジした7代目で、ボディタイプはセダンとステーションワゴンの2種類があります。従来はクーペ、カブリオレ、グランクーペも3シリーズにラインナップされていましたが、6代目から4シリーズとして独立しています。

3シリーズの魅力は、輸入車である一定のステータス感、BMWのスポーティなブランドイメージ、日常で扱いやすいコンパクトなサイズ感、大人5人が快適に乗れる実用性がバランス良く調和している事が挙げられます。

グレード構成は、エンジンの種別によって「318i」「320i」「320d」「330e」「M340i」の5種類をベースに装備によって計7グレードが用意されています。

燃費(WLTCモード)は、エコなディーゼルエンジンの「320d」で15.5km/L、直6ツインターボで387psを発揮する高性能な「M340i」で10.6km/Lです。

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【BMW 3シリーズ 318i Standard】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,720mm×1,825mm×1,440mm
ホイールベースmm 2,850mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,540kg
燃費 WLTCモード:13.0km/L
エンジン種類 直列4気筒DOHC ガソリン 1,998cc
エンジン最高出力 115kW(156ps) /4,500rpm
エンジン最大トルク 250N・m (25.5kg・m) /1,300-4,300rpm
駆動方式 後輪駆動
トランスミッション 電子油圧制御式8速AT
新車価格 4,981,818円(消費税抜)
(2023年1月現在 BMW公式サイトより)

ボルボ S60

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉ボルボ S60 新型(T5インスクリプション)

ボルボ S60は、2000年に初代が発売されたスウェーデン発のミドルサイズセダンです。

現行モデルは2019年にフルモデルチェンジした3代目で、ステーションワゴンのV60、SUVのXC60と共通のデザインで、60シリーズとしてラインアップされています。

S60の魅力は、ステータス性のある輸入車の中でも定番のドイツ御三家(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)とは一味違った北欧の洗練されたデザインと、ボルボが確立してきた強固で安全なブランドイメージによる安心感があります。

グレード構成は、ハイブリッドの「Ultimate B4」とプラグインハイブリッドの「Recharge Ultimate T6 AWD plug-in hybrid」の2種類で、燃費(WLTCモード)はいずれも約15km/Lとなっています。

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【ボルボ S60 48V ハイブリッド】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,780mm×1,850mm×1,435mm
ホイールベース 2,870mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,690kg
燃費 WLTCモード:15.4km/L
エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC 16バルブ
(インタークーラー付ターボチャージャー)
ガソリン+電気モーター 1,968cc
エンジン最高出力 145kW(197ps) /4,750-5,250rpm
エンジン最大トルク 300N・m (30.6kg・m) /1,500-4,500rpm
駆動方式 前2輪駆動式
トランスミッション 電子制御前進7速A/T (7G-DCT)ギアトロニック
新車価格 5,990,091円(消費税抜)
(2023年1月現在 ボルボ公式サイトより)

メルセデス・ベンツ Sクラス

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉メルセデスベンツ Sクラス(S500 4MATIC ロング)

Sクラスは、ドイツの高級車メーカーであるメルセデス・ベンツのラインアップで最上位に位置づけられるフラッグシップモデルです。

初代Sクラスは1972年に登場し、現行モデルは2020年にデビューした7代目。6代目で展開されていたSクラスクーペ(旧CLクラス)とSクラスカブリオレはモデルチェンジと同時にラインナップから消え、現行モデルのボディタイプはセダンのみになっています。

Sクラスの魅力はなんといってもその圧倒的なステータス性と高級感、そして快適性です。車にあまり詳しくない人でも外車や高級車と聞いて「ベンツ」を連想し、その代名詞としてSクラスをイメージする方も多いのではないでしょうか。

そしてイメージだけに留まる事なく、フラッグシップモデルとして常にメルセデス・ベンツの最高峰を目指し、最高の技術と装備が惜しみなく投入されています。

グレード構成は大きく3リッター直6ターボで330psの「S400」と435psの「S500」、4リッターV8ターボで503psの「S580」の3種類があり、それぞれにホイールベースを拡大した「ロング」が用意されます。

この車格のモデルで燃費はあまり重要でないかもしれませんが、「S400」では12.4L/km(WLTCモード)となっており、エンジンスペックと車重を考えるとかなり優秀な数値と言えるでしょう。

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【メルセデス・ベンツ Sクラス S 400 d 4MATIC(MP202202)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 5,180mm×1,920mm×1,505mm
ホイールベース 3,105mm
最大乗車定員 5名
車両重量 2,210kg
燃費 WLTCモード:12.2km/L
エンジン種類 直列6気筒 ディーゼル 2,924cc
エンジン最高出力 243kW(330ps) /3,600-4,2000rpm
エンジン最大トルク 700N・m (71.4kgf・m) /1,200-3,200rpm
駆動方式 四輪駆動(4WD)
トランスミッション 電子制御9速A/T
新車価格 12,527,273円(消費税抜)
(2023年1月現在 メルセデス・ベンツ公式サイトより)

メルセデス・ベンツ CLAクラス

《画像提供:Response》〈撮影:中野英幸〉メルセデスベンツ CLA 新型(CLA200d)

CLAクラスは、メルセデス・ベンツのエントリーモデルであるAクラスをベースに展開する高級コンパクトセダンです。

初代は2013年に登場し、2019年にフルモデルチェンジした現行モデルは2代目にあたり、兄貴分のCLSと共通のデザインイメージでより一層伸びやかで洗練された印象です。

メルセデス・ベンツはCLAを4ドアクーペとカテゴライズしていますが、この記事では4ドアで5人乗りという点でセダンに含めて紹介します。ボディタイプはその他に5ドアステーションワゴンのシューティングブレークも用意されています。

グレードは1.3Lガソリンの「CLA180」と2Lディーゼルの「CLA200d」、さらにAMGの名を冠したハイパフォーマンスグレードとして最高出力306馬力の「CLA35」と最高出力421馬力の「CLA45S」が用意されています。

最もエコな「CLA180」の燃費(WLTCモード)は15.3km/Lとまずまずの数値です。

コンパクトで美しいデザイン、メルセデスの高級感がバランス良く調和している点がCLAの魅力でしょう。

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【メルセデス・ベンツ CLAクラス CLA 180(MP202202)】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,690mm×1,830mm×1,430mm
ホイールベース 2,730mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,420kg
燃費 WLTCモード:15.3km/L
エンジン種類 直列4気筒 ガソリン 1,331cc
エンジン最高出力 100kW(136ps) /5,5000rpm
エンジン最大トルク 200N・m (20.4kgf・m) /1,460-4,000rpm
駆動方式 前輪駆動(FF)
トランスミッション 電子制御7速A/T(7G-DCT)
新車価格 4,618,182円(消費税抜)
(2023年1月現在 メルセデス・ベンツ公式サイトより)

アウディ A3

《画像提供:Response》〈写真撮影:中野英幸〉アウディ A3セダン(30TSI アドバンスド)

アウディA3は、「小さな高級車」をコンセプトに1996年にデビューしたアウディのエントリーモデルです。

現行モデルは2020年に発売された4代目で、「A3セダン」の他に5ドアハッチバックの「A3スポーツバック」があります。

さらにA3をベースにチューニングしたハイパフォーマンスモデルとして、「S3」と「RS3」もラインナップされています。

A3の魅力は、誰でも気軽に運転できるサイズでありながら、アウディらしい上質さと高級感を備えており、国産車に比べて一定のステータス感がある点ではないでしょうか。

A3のグレード構成は、1L直列3気筒ターボでFFの「30 TFSI」と、2L直列4気筒ターボで4WDの「40 TFSI quattro」の2種類をベースに、それぞれ装備の程度で「advanced」と「S line」を選択できる計5グレード展開となっています。

燃費(WLTCモード)は小排気量の「30 TFSI」では17.9km/Lを達成しています。

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【アウディ A3 Sedan 30 TFSI】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 4,495mm×1,815mm×1,425mm
ホイールベース 2,635mm
最大乗車定員 5名
車両重量 1,330kg
燃費 WLTCモード:17.9km/L
エンジン種類 直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ(1気筒=4バルブ)
ガソリン 999cc
エンジン最高出力 81kW(110ps) /5,5000rpm
エンジン最大トルク 200N・m (20.4kgf・m) /2,000-3,000rpm
駆動方式 FWD
トランスミッション 7速Sトロニックトランスミッション
新車価格 3,190,909円(消費税抜)
(2023年1月現在 アウディ公式サイトより)

高級セダンもしくは実用セダンがランクイン

《画像提供:Response》〈撮影:佐藤靖彦〉トヨタ クラウン

国産車と輸入車でそれぞれ5モデルずつ人気のセダンを紹介しましたが、気になるモデルはありましたでしょうか。

高級セダンでは、国産車と輸入車でそれぞれ代表格と言えるクラウンとSクラスがランクインしていますが、他は実用セダンでした。

スポーツセダンは車好きには一定の需要がありますが、全体で見るとターゲット層が狭く一般的に販売台数は伸びず、ランキング上位には入ってこないようです。

全体的には、コンパクトボディと高燃費でコストパフォーマンスに優れた実用セダンの人気が高い傾向があります。

デザイン、走行性能、燃費、実用性、ステータス性も含めたトータルバランスでは、SUVやミニバンに劣らないセダンならではの魅力も依然ありますので、”セダン”という選択肢に注目です。

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