ベンツのミニバン「Vクラス」が内外装一新のアップデート
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉メルセデスベンツ Vクラス 新型
メルセデス・ベンツ「Vクラス」は、1998年に欧州のミニバンとして初めて日本に導入されたモデル。
ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出。現行モデルは、2015年に誕生した3代目です。
7名乗車可能なシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、3点式シートベルト一体型のシートや自由度が高いアレンジが可能なシートレイアウト、FRレイアウト、対話型インフォテインメントシステム 「MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)」の第2世代へのアップデートなど、“メルセデス・ベンツのミニバン”の名に相応しい快適性と機能性を備え、累計販売台数約3万台を達成する人気モデルとなっています。
そんな現行型Vクラスの2度目のマイナーチェンジを受けた新型モデルが、2024年10月1日に発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉V 220 d ロング
新型Vクラスでは、内外装デザイン・乗り心地・機能装備等、あらゆる面をアップデート。優れた利便性・快適性を備え、高級感・先進性のあるミニバンに仕上がっています。
ボディサイズは、グレードによって様々。最も小さいV 220 dは全長4,895mm×全幅1,930mm×全高1,880mmですが、全長を延長したV 220 d ロング(V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suiteを含む)では全長5,140mm×全幅1,930mm×全高1,880mm、さらに延長したV 220 d エクストラロング(V 220 d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteを含む)では全長5,370mm×全幅1,930mm×全高1,880mmとなっています。
パワートレインは、最高出力163馬力、最大トルク380N・mを発揮する2リッター直列4気筒ディーゼルエンジン。これに組み合わされるのは9速ATです。
エクステリアでは、ラジエーターグリルを大型化したほか、新デザインのヘッドランプ、リアコンビネーションランプ、アルミホイールなどを採用し高級感を高めたほか、上級グレードには、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットと、5本のクロームルーバーを備えた専用フロントデザインを装備。
ヘッドランプとともにラジエーターグリルが光る「イルミネーテッドラジエーターグリル」もオプションで用意しています。
カラーには、新しいソリッドペイントとして「ジュピターレッド」「ヴィンテージブルー」 「アルペングレー」、メタリックペイントとして「カラハリゴールド」「ソーダライトブルー」 「ハイテックシルバー」を追加しています。
インテリアは、前席のデザインを刷新。ワイドスクリーンコックピット、静電容量式の新ステアリングホイールを採用。
V 220 d、V 220 d long、V 220 d extra-longといった標準モデルでは全席本革シートを備 え、新しく採用された「ダークグレイオープンポアオリーブウッドルックインテリアトリ ム」、AMGラインパッケージでは「カーボンルックインテリアトリム」を採用しています。
上級グレードとなるV 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite、およびV 220 d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteでは、煌びやかな「アルミニウムインテリアトリム」と全席ナッパレザーシー トが採用され、洗練されたラグジュアリーな空間としています。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite
さらに、2列目にはエクスクルーシブシートを標準装備。フットレストが装備され、リクライニング機能、リラクゼーション機能、シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)、ヘッドレストクッション・ レッグレスト・フットレストのサポート、折りたたみ式テーブルなど、最上級セダンさながらの機能が備わっています。
従来モデルと同様ですが運転席、助手席を除いた2列5席で多彩なシートアレンジが可能です。7人乗りで使用することはもちろん、後席を2座のみにして室内を広々と使ったショーファードリブン仕様にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を大量に積載できるようにしたりと、用途に合わせてクルマを使うことができます。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉V 220 d ロング
安全面も抜かりはなく、2列目および3列目を含むすべてのシートに3点式シートベルトが一体化されているほか、センターエアバッグ、ウィンドウバッグ(リア)が追加されています。
このほか、アクティブステアリングアシストの追加やV 220 d以外の全モデルでデジタルルームミラーの標準装備化を実施、安全性を高めています。
《画像提供:Response》〈写真提供:メルセデス・ベンツ日本〉「V 220 d」と「V 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suite」
価格は、最も小さいV 220 dが940万円、中間のV 220 d ロングが975万円、最も長いV 220 d エクストラロングが1,355万円、V 220 d ロングの上級仕様であるV 220 d EXCLUSIVE long Platinum Suiteが1,020万円、V 220 d エクストラロングの上級仕様で最上級モデルとなるV 220 d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteが1,370万円。発売は発表同日より行われており、納車は10月下旬より開始され、V 220 d は11月下旬以降を予定しています。
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