マツダってどんな車メーカー?
マツダ MX-5(ロードスター) 30周年記念車
みなさんは、マツダについてご存知でしょうか。
マツダは、広島県に本拠を置く自動車メーカーで、1920年に創業され、2018年5月にはトヨタと日産についで日本国内生産累計5000万台を達成した3社目の自動車メーカーになりました。
ロータリーエンジンを搭載した自動車を量産していたほか、「ロードスター」は小型の2人乗りオープンスポーツカーの生産量が世界一となり、ギネス記録にも登録されています。
そして、次世代技術「SKYACTIV」により、クリーンディーゼルエンジンの「SKYACTIV-D」や新世代ガソリンエンジンの「SKYACTIV-X」といった他のメーカーと異なるパワーユニットを開発。
ミニバンや軽自動車の生産をやめて、プレミアムなSUVにラインナップを絞ったり、値引きを行わない販売方法、そして親しまれたマスコットネームを廃止し、英数字のみの車名にするなど、思い切った戦略を積極的に取り入れています。
そして、海外への輸出の比率が非常に高いメーカーであることも特徴となっています。
本記事では世界でも注目を浴びているマツダから発売されている、海外専用車に的を絞って、ご紹介します。
日本でも発売してほしいマツダの車
日本メーカーですが、海外専用モデルとして発売されているため、日本のマツダディーラーから購入することはできません。
その中で、「日本でも売られていたら・・・」という声が多かったマツダの海外専用車をご紹介していきます。
■MAZDA CX-4(マツダ シーエックスフォー)
マツダのCX-4。マツダが製造・販売するクロスオーバーSUVであり、中国市場専売車種です。CX-7の後継車として発売されました。
2016年6月から中国で発売されて以来、若い年齢層をターゲットに走りや高品質なデザイン、また安全性にも高評価を受けています。全車SKYACTIV-Gのみの設定で、SKYACTIV-Dの設定はありません。
新車価格:2,480,000円~
燃費:6.3km/L
エンジン:ガソリン
排気量:2L
乗員定員:5人
駆動:FF、4WD
■MAZDA CX-9(マツダシーエックスナイン)
北米市場においてMPVの実質的な後継車種となる3列シート7人乗りの大型SUV、それがCX-9です。
マツダの発売するSUVの中では最も大きく、日本未発売となっています。日本で発売されているCX-8もかなり大きなサイズ感ですが、そのCX-8(4900mm×1840mm×1730mm)よりも一回りも大きいサイズ(5075mm×1969mm×1747mm)です。
トヨタのランドクルーザーレベルの大きさと言えば、何となくわかるでしょうか。このCX-9は「SKYACTIV-G 2.5T」を初めて搭載しました。
北米向けの3列シートになっているため、十分な広さがあり内装も本革を使用しているため高級感が味わえます。
新車価格:3,540,000円
燃費:9.5km/L
エンジン:ガソリン/ディーゼル
排気量:2.5L
ランドクルーザー
まとめ
マツダの海外専用車は滅多に見ることができないものの、調べていくと欲しくなってしまう、といった気持ちにさせられるのではないでしょうか。
また、日本車と海外専用車の違いが見られるため楽しいかもしれませんね。