トップへ戻る

本格派SUV ジムニーとジムニーシエラ買うならどっち?

本格派SUV ジムニーとジムニーシエラ買うならどっち?

2018年7月に発売されて以来大ヒット中の新型ジムニー。ご存じの通り軽自動車軽規格の本格派SUVですが、共通のボディを持ちながらも1.5Lエンジンを搭載する小型自動車のジムニー・シエラも高い人気をほこっています。見た目に大きな違いがないこともあり、どちらにするか悩む人も多いと思います。そこでこの記事では、ジムニーとジムニーシエラそれぞれの特徴と違いをご紹介します。あなたはどちらを選びますか?

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


スズキのジムニーとジムニーシエラはフルモデルチェンジでどう変わったのか?

ジムニーとジムニーシエラ

20年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型ジムニー/ジムニーシエラは、伝統を受け継ぐラダーフレームに、前後のクロスメンバー、フレーム中央の「X(エックス)メンバー」を新採用したことで、ねじり剛性を従来の約1.5倍に向上。

さらにフレームとボディを繋ぐ新開発のマウントゴムにより、上下方向に柔軟性を高めるなどで乗り心地の向上を図っています。

パワーとトルクそして燃費も向上

ジムニー R06A型ターボエンジン/ ジムニーシエラ K15B型エンジン

ジムニーとジムニーシエラのパワーユニットはともに載せ替えられ、ジムニーが専用チューニングのR06A型ターボエンジンを搭載。出力、パワーともに先代を上回り、燃費性能も向上しています。

そしてジムニーシエラのパワーユニットは、軽量・コンパクトで燃費に優れ、出力・トルクともに向上した1.5リットルの新開発K15B型エンジンを採用しました。

よりスクエアになって道具感が増したエクステリア

ジムニー

ジムニーシエラ

そのエクステリアは、車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディーに、面の剛性を高める造形、降雪時に雪がたまりにくい凹凸が少ないボディー形状、走破性・積載性を高める細部の工夫など、機能に徹したこだわりの造形に丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなどの、ジムニーの伝統を継承するデザインを随所に取り入れ、これまで以上の道具感を強めたスタイルとなっています。

安全性能も最新機能を搭載

デュアルセンサーブレーキサポート

旧型の車体ゆえに最新の安全装備がなかった先代に対して、新型では予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載。

衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能、そして各標識をメーター内に表示させドライバーに通知する「標識認識機能」を採用しています。

また、ヒルホールドコントロールと下り坂でのブレーキ自動制御機能であるヒルディセントコントロールが標準装備されました。

カラーバリエーションが豊富に

あまり選択肢がなかった先代に比べ、ボディカラーが大幅に拡充され、新規色となる「キネティックイエロー」と「ジャングルグリーン」を加えた9色となりました。さらに、2トーンルーフも新設定され、ブラック2トーンルーフが3色用意されるほか、「キネティックイエロー」には、ルーフに加えてボンネットとAピラーもブラックとしたブラックトップ2トーンが受注生産で設定されています。

グレード体系は普及仕様「XG」と上級仕様「XC」に加え、量販仕様の「XL」が加わり、3グレード、ジムニーシエラは「JC」と「JL」の2グレードとなっています。

気になる!ジムニーとジムニーシエラの違い 何が違うの?

ジムニー
ジムニーシエラ

ジムニーとジムニーシエラの違いはまずボディサイズ。基本的には同じで、室内寸法も共通ですが外寸が異なります。

その差は大きくありませんが軽自動車枠に収められたジムニー本来のダイナミックなデザインが伸び伸びと表現されるのは十分で、大胆に張り出したバンパーやフェンダーがSUV気分を高めてくれます。そして、ボディだけではなくトレッドも広がっているため、より安定感のある走行性能を確保しています。

もちろんエンジンの差は大きく、新しくなったターボ付きのジムニーのスペックは素晴らしく、軽自動車としては十分な動力性能と言えますが、高速域や長距離ドライブにおいては、さほどハイスペックではない15Lエンジンであってもジムニーを上回り、その余裕がシエラの魅力となっています。

ジムニーとジムニーシエラの諸元

ジムニー諸元
全長/全幅/全高(mm):3,395/1,475/1,725
トレッド前/後(mm):1,265/1,275
最低地上高(mm):205
タイヤサイズ:175/80R16 91S
燃料タンク容量(L):40
エンジン型式・排気量:直列3気筒インタークーラーターボ・658㏄
最高出力(kW/rpm):47<64PS>/6,000
最大トルク(N・m/rpm):96<9.8kg・m>/3,500
※公式サイトより(情報は2019年11月現在のもの)

ジムニーシエラ諸元
全長/全幅/全高(mm):3,550/1,645/1,730
トレッド前/後(mm):1,395/1,405
最低地上高(mm) 210
タイヤサイズ 195/80R15 96S
燃料タンク容量(L):40
エンジン型式・排気量:直列4気筒・1,260㏄
最高出力(kW/rpm):75<102PS>/6,000
最大トルク(N・m/rpm):130<13.3kg・m>/4,000
※公式サイトより(情報は2019年11月現在のもの)

【結局】シエラとジムニーどっちを買うべきか?

ジムニー

ジムニーは魅力的な車ですが、軽自動車であり、しかも室内はけっして広くなく2人乗りプラス荷物と割り切らない限り実用性はありません。

ジムニーシエラも普通乗用車といっても室内は軽自動車のジムニーと変わりません。しかも、向上したと言っても燃費はジムニーでもトールワゴンのスペーシアほど良くありませんし、価格も高めです。非常に興味性の高い車種なので、純粋に運転を楽しんだり、アウトドアなどカーライフそのものを楽しむツールだと考えた方が良いでしょう。

ジムニーシエラの良いところは長距離でも余裕のあるエンジンとワイドトレッドによる安定感です。これは軽自動車に満足できない人にとっては外せない部分です。

しかもスタイリングもジムニーよりワイルドでカッコイイと思われるでしょう。軽自動車だからこそジムニーの価値があるというのは日本だけで、グローバルではジムニーといえばシエラなのです。

それでも、見た目や機能性がまったく同じならジムニーで十分という考え方もあり、もし他に乗用車をお持ちならば迷わずジムニーを。

一台ですべてをこなすなら、自分のライフスタイルとご家族の理解が得られれば(ここ大事!!)ジムニーシエラがベストと言えるでしょう。

悩んだら最後は価格で決めましょう!!

ジムニーメーカー希望小売り価格 2019年10月現在
1,485,000円(消費税抜き1,350,000円)から1,877,500円(消費税抜き1,705,000円)
ジムニーシエラメーカー希望小売り価格 2019年10月現在
1,793,000円(消費税抜き1,630,000円)から2,057,000円(消費税抜き1,870,000円)

まとめ

納車までに相当かかると言われるジムニー/ジムニーシエラですが、あまり焦る必要はありません。

まだ予想でしかありませんが、これまでジムニー/ジムニーシエラは魅力的な限定車である「ランドベンチャー」や「クロスアドベンチャー」が設定されています。

まだ人気が衰えていないので時期が早いかもしれませんが、各社から新型SUVやSUVテイストあふれる新機種が登場する中、そろそろ登場してもおかしくありません。

できればお買い得な限定車を狙うのも良いと思いますよ。

関連する投稿


【2024年】アウディSUVの現行車一覧|各車種の特徴や人気モデルを紹介

【2024年】アウディSUVの現行車一覧|各車種の特徴や人気モデルを紹介

アウディはドイツの自動車メーカー。日本でも数多くの車種を展開しており、輸入車の定番と言われるメルセデスやBMWと並んでドイツ御三家と呼ばれています。そんなアウデイでも人気のSUVは20機種近くラインアップされており、アウディでSUVを購入したいという方は迷ってしまうことでしょう。この記事では、アウディSUVの現行車をそれぞれのスペックとあわせて紹介します。


【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2024~2025年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2024年から2025年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2024年11月21日更新)


【2024年】コンパクトSUV 人気おすすめ5選!街乗りからアウトドアまで多様なシーンで活躍

【2024年】コンパクトSUV 人気おすすめ5選!街乗りからアウトドアまで多様なシーンで活躍

ボディサイズが小さく扱いやすい「コンパクトSUV」。5ドアハッチバックに代わるモデルとして、現在その市場を伸ばしているジャンルですが、それだけに各メーカーから多くの車種が展開されています。今回はそんなコンパクトSUVの中から、おすすめの車種を5台紹介します。


【2024年】ミドルサイズSUV 人気おすすめ5選!扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを両立

【2024年】ミドルサイズSUV 人気おすすめ5選!扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを両立

扱いやすいサイズ感とラグジュアリーさを高いレベルで両立した「ミドルサイズSUV」。近年のSUV人気もあって販売台数を伸ばしているジャンルですが、その分多くの車が存在します。今回はそんな人気のミドルサイズSUVの中から、おすすめの車種を5台紹介します。


スズキ新型「ジムニー/ジムニー シエラ」発表! 仕様変更と原材料価格高騰で値上げへ

スズキ新型「ジムニー/ジムニー シエラ」発表! 仕様変更と原材料価格高騰で値上げへ

スズキは、2024年2月19日、軽四輪駆動車「ジムニー」および、小型四輪駆動車「ジムニー シエラ」について、法規対応に伴う一部仕様変更を実施。4月11日より発売すると発表しました。


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。