■マツダCX-3はこういう人におすすめ
マツダCX-3
CX-3はけっして後席が広い車種ではないので、後席を良く使うファミリーではなく1人もしくは2人プラス荷物という使い方をする人におすすめです。
そうすれば、優れたシートとドライビングポジションをとれ、そして荷室も広く使えて快適なドライブが楽しめますよ。
外車(輸入車)のコンパクトSUVおすすめ5選
外車(輸入車)の場合、海外市場でコンパクトSUVとして販売しているボルボXC40であっても、日本ではとてもコンパクトとは言えませんが、ロッキー並みのサイズのSUVは珍しく、特に車幅は1800㎜クラスは当たり前で1900㎜に達する車種も少なくありません。
ここでは、海外でコンパクトSUVとして認識され、そのメーカーでもっとも小型の車種を選んでみました。
■メルセデスベンツ GLA(ジー・エル・エー)
メルセデスベンツ GLA
2020年の6月に日本への導入が発表された新型GLAは、クーペのようなスタイリッシュなデザインで、力強いデザインのアンダーガードと2本のパワードームを備えたボンネットがSUVとしての存在感とパワーを表現しています。
また、インテリアはAクラスの基本的デザインを踏襲し、モダンでアバンギャルドにまとめられています。
エンジンは2.0L直列4気筒クリーンディーゼルターボのみの設定で、コンパクトなボディを力強く加速させる性能で、低振動で高い静粛性を両立させています。そして、フルタイム4WDシステムの「4MATIC」を装備し、高い悪路走破性を備えています。
■ GLAのスペックと価格
メルセデスベンツ GLA
全長×全幅×全高(mm) | 4,415~4,440×1,835~1,850×1,605~1,620 |
エンジン・排気量(cc) | 直列4気筒・1,949ディーゼルターボ |
最高出力kW(PS)/rpm | 110(150)/3,400~4,400 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] | 320(32.6)/1,400~3,200 |
WLTCモード燃費(km/L) | 16.5 |
※上記スペックは2020年9月現在のメーカー公式サイトによります。
■GLAはこういう人におすすめ
メルセデスベンツ GLA
ベンツが好きでSUVも好き。でもベンツのSUVは大きくてちょっと使いにくいし、実用的ではないなと、あきらめていた人にはピッタリのモデルが GLAです。
なりは小さくても立派なSUVに見えるのはメルセデスベンツならではですし、パワフルなディーゼルエンジンはランニングコストも低く押さえられるので、ファミリーカーとして乗るにはベストな選択になります。
■フォルクスワーゲン・Tクロス
フォルクスワーゲン・Tクロス
Tクロスは、フォルクスワーゲンのSUVラインナップでもっとも小さく、全長4,115㎜、全幅1,760㎜は国産車のコンパクトSUVに匹敵する大きさで、1.0Lの3気筒直噴ターボエンジンというのもロッキーなどと同様なので想像が付きやすいのも特徴です。
外車(輸入車)でこのサイズは珍しく、キャッチコピーの「T さい SUV」の通り、使い易さを実現しています。それでいて最大5人の乗員がリラックスできる広々とした室内で、荷室はクラストップレベルの455Lを確保するなど実用性は十分。
また、エクステリアデザインは、存在感のあるボンネットやワイドなラジエーターグリルなどで、パワフルな外観を強調しています。
■Tクロスのスペックと価格
全長×全幅×全高(mm) | 4,115×1,760×1,580 |
エンジン・排気量(cc) | 直列3気筒・999ターボ |
最高出力kW(PS)/rpm | 85(116)/5,000~5,500 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] | 200(20.4)/2,000~3,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 16.9 |
※上記スペックは2020年9月現在のメーカー公式サイトによります。
ミッション | 消費税込み価格(円) | ||||||||
T-Cross TSI 1st | 7 速 DSG | 3,039,000 | |||||||
T-Cross TSI 1stプラス デザインパッケージ | 7 速 DSG | 3,399,000 |
※上記価格は2020年9月現在のメーカー公式サイトによるものです。
■フォルクスワーゲン・Tクロスはこういう人におすすめ
フォルクスワーゲン・Tクロス
現在、先行発売されている導入記念特別仕様車の「TSI 1st Plus Design Package」はボディカラーのブルー、グリーン系が個性的で、安全装備なども充実しており、今しか手に入らない仕様になっているのでおすすめです。
■ジープ・レネゲード
ジープ・レネゲード
一口にジープといっても様々なモデルがありますが、このジープの末っ子レネゲードは異質。ジープのラインナップで唯一2WDを設定しているのです。
四駆じゃなきゃジープじゃない!という人が多い反面、別に2WDでも良いと思う人が多いのが今のSUVの流れです。それでもジープらしさがなければ意味がないという事もあり、駆動方式の違い以外はこのレネゲードもジープそのものと言えます。
フロントフェイスはラングラーを彷彿とさせ、1.3Lの直列4気筒マルチエア2と呼ばれるターボエンジンも元気そのもの。いうなれば、日本で乗れるジープはこの大きさだと言えるモデルです。
■レネゲードのスペックと価格
トレイルホーク
全長×全幅×全高(mm) | 4,255×1,805×1,695~1,725 |
エンジン・排気量(cc) | 直列4気筒・1,331ターボ |
最高出力kW(PS)/rpm | 111(151) / 5,500 132(179) / 5,750 |
最大トルク[N・m(kgf・m)/rpm] | 270 (27.5) / 1,850 |
WLTCモード燃費(km/L) | 12.1~14.3 |
※上記スペックは2020年9月現在のメーカー公式サイトによります。
消費税込み価格(円) | 消費税抜き価格(円) | ||||||||||
ロンジチュード | 2,990,000 | 2,718,182 | |||||||||
リミテッド | 3,620,000 | 3,290,909 | |||||||||
トレイルホーク | 3,870,000 | 3,518,182 |
※上記価格は2020年9月現在のメーカー公式サイトによるものです。
■ジープ・レネゲードはこういう人におすすめ
ジープ・レネゲード
もちろん、ジープ=4WD派の人向けにはトレイルホークという4WDモデルが用意されますが、やはりレネゲードの良さは2WDで日常の生活を送る車として使えるという事です。ラングラーで買い物に行くのは少しつらいものがありますから。
価格も299万円からとなっており、VWのTクロスと同額。これは比較しなければなりません。
■アウディ・Q2(キュー・ツー)
アウディ・Q2
アウディのコンパクトSUVである「Q2」は、全長が同社の「Q3」と比べても30cmほど短くアウディで最もコンパクトなSUVとなっています。
そして、クーペのような傾斜したルーフラインを持つにもかかわらず、後席の乗員にも十分なヘッドルームとレッグルームを確保しています。
後席の広さは、足元、頭上にタップリとした空間が残り、ラゲッジスペースも容量も深さも十分な空間が用意されています。
また、車体に対し1.0L及び1.4Lターボエンジンは、コンパクトSUVらしいきびきびとした走りをもたらしてくれます。
■Q2のスペックと価格
全長×全幅×全高(mm) | 4,200×1,795×1,500 |
エンジン・排気量(cc) | 直列3気筒・999ターボ 直列4気筒・1,394ターボ |
最高出力kW(PS)/rpm | 1.0L 85(116)/5,000-5,500 1.4L 110(150)/5,000-6,000 2.0L 221(300)/5,300-6,500 |
最大トルクNm(kgm)/rpm | 1.0L 200(20.4)/2,000-3,500 1.4L 250(25.5)/1,500-3,500 221(300)/5,300-6,500 |
JC08モード燃費(km/L) | 17.9~19.8 |
※上記スペックは2020年9月現在のメーカー公式サイトによります。
消費税込み価格(円 | |
Q2 30 TFSI | 3,120,000 |
Q2 30 TFSI sport | 3,860,000 |
Q2 35 TFSI cylinder on demand sport S troni | 4,190,000 |
※上記価格は2020年9月現在のメーカー公式サイトによるものです。
■アウディQ2はこういう人におすすめ
アウディQ2
広々使える室内空間と最新の予防安全機能と必要十分なパワーを備え、なおかつ実用一点張りではない余裕とセンスのあるデザインのアウディQ2は、自分流のスタイルやファッションを楽しむ人におすすめのモデルといえるでしょう。
■シトロエンC3・エアクロスSUV(シー・スリー・エアクロス・エス・ユー・ブイ)
シトロエン・C3エアクロスSUV
その奇抜なデザインを、フランス流のセンスにまとめたエアクロスSUV。インテリアも含めて国産メーカーには100年かかっても真似できない個性の塊です。1.2Lのピュアテック3気筒ターボ
もハイパワーではないけれど、2WDでこの大きさのボディなら実用性十分と言えます。
そして小ぶりなサイズながらも、スライド式の後席などの使い勝手や機能性も高い。それでいてドイツ車より低価格でコスパに優れているのもうれしい。もっと高級感をと思う人には「DS 3 クロスバック」という選択肢もあります。
■C3エアクロスSUVのスペックと価格
シトロエン C3 エアクロス SUV
全長×全幅×全高(mm) | 4,160×1,765×1,630 |
エンジン・排気量(cc) | 直列4気筒・1,195ガソリンターボ |
最高出力kW(PS)/rpm | 81(110)/5,500 |
WLTCモード燃費(km/L) | 14.7 |
※上記スペックは2020年9月現在のメーカー公式サイトによります。
■シトロエン・C3エアクロスSUVはこういう人におすすめ
シトロエン・C3エアクロスSUV
ポップなのに甘すぎず飽きがこない。こんなC3エアクロスSUVは、個性を大事にする、他の人と同じ車には乗りたくないという人に、そして国産車を買う予算しかないけど外車(輸入車)が欲しいという人たちにおすすめの一台といえます。
【どっち!?】国産車VS外車(輸入車)SUVなら…
日本だけでなく、今や世界的な広がりをみせているコンパクトSUV市場では、機能性だけではなく個性も重要となっています。個性造りの苦手な国産メーカーも、ことSUVに関しては外車(輸入車)に負けない個性ある新機種を次々に導入しています。
しかし、シトロエンやジープを見るとやはり国産車は没個性と言わざるをえません。その変わり、燃費などのスペックや価格面では勝っており、日本車も捨てがたい魅力があります。
まとめ
コンパクトSUVを10台選んでみましたが、SUVにはまだ多くの種類があり、大きさだけでは分別できない要素がたくさんあります。
しかし、予算面で考えると今回のコンパクトSUVは非常に現実的であり、手の届く範囲ではないでしょうか。貴方ならどの車種を選びますか?