アウディとは
アウディ A3セダン エンブレム
アウディはアウグスト・ホルヒによって設立された自動車会社です。
アウグスト・ホルヒは、最初、自らの名前を冠した「ホルヒ」を設立しますが、他の経営陣との対立から、「ホルヒ」を離れ、自力で別の自動車会社を設立、これを1910年にアウディに変更して現在のアウディの源流としています。
その後、1932年にドイツ国内で様々な中堅メーカーと合併し、アウトウニオンと言う社名となって自動車製造を続けます。
現在のアウディの象徴である4つのマークはこのときの4社の合併を示したものとなっており、これが現在でも踏襲されることになりました。
現在ではドイツを代表する中型車のブランドとして広く世界中にその名を知られていますが、現在はフォルクスワーゲンの傘下となっており、同社のブランドとして残っている車種となっています。
しかしその卓越した自動車の技術と安全性を追求した様々な構造は現在でもトップブランドとして世界的に評価されており、日本でも非常にファンが多く国内での売り上げも非常に高いのが特徴です。
セダンとは
アウディ A6 2019年
セダンとは一般的には3ボックスで4ドアのものと考えられています。
エンジンルームとキャビン、そしてトランクルームがそれぞれ独立しており、非常に安定的なスタイルとなっているのがポイントです。
自動車の基本的な形と考えられているものでもあり、車の中心に人が乗るような形になっていることから、重量バランスが良い上、ボディー剛性も高い構造となっているため、走行性能も安定しているのです。
近年ではミニバンなどその他のボディタイプの車も非常に人気となっており、セダンは荷物の出し入れをする際にトランクルームを開けなければいけないなど不便だと感じる面も多いのですが、スタイルの美しさや空力特性の良さなどからファンも多い形状となっています。
【現行車種】アウディのセダン一覧
アウディには様々なセダンのモデルがあり、A3やS3をはじめA4やS4、A6そしてA8の6種類が用意されています。
アウディはしっとりとした大人のセダンタイプから、スポーティなタイプまで幅広く展開されており、アウディを選択する人に満足いただけるラインナップとなっております。
A3はアウディの中でも最もコンパクトなモデルとなっており、その排気量も1.4リットルや2.0リットルと言う小ぶりなものとなっているのが特徴で、非常に取り回しのしやすいサイズが魅力です。
S3はA3のスポーツモデルとなっており、2リッターのエンジンで非常にパワフルなものとなっているのが特徴です、その特徴を生かした運動性能は非常に満足頂けるのではないでしょうか。
A4やS4はDセグメントに属し、中型クラスのパワフルなエンジンを搭載している点が特徴となっており、近年の日本車では一般的なセダンと言うレベルとなっているのがポイントです。
A6やA8はさらにその上位モデルとなり、特にA8はメルセデスベンツのSクラスやBMW7シリーズに相当するフラッグシップモデルで、その価格も1,000万円以上と高級セダンの位置づけになっています。
アウディのA8モデルは特にラグジュアリーな仕上がりとなっておりベンツにも決して引けをとるものではないといえます。
■アウディ A3セダン
アウディ A3セダン
アウディA3セダン30TFSIはアウディのセダンの中では最も小さなタイプとなっており、日本のような道路の狭い場所でも非常に取り回しが容易となっているコンパクトなサイズのモデルです。
排気量は1.4リッターもしくは2.0リッターとやや小振りにはなっていますが、非常にトルクフルなエンジンとなっているためパワー不足は感じられず、また非常に上質感のある仕上がりとなっているのが特徴です。
伝統的な4輪駆動車であるクワトロも用意されており、300万円台から購入できる、アウディの中では廉価版のモデルでありながら、非常に上質なものとなっているのが特徴です。
アウディ A3 30TFSIのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,465mm×1,795mm×1,405mm(ホイールベース :2,635mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,330kg | |
燃費 | JC08モード:19.5km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 90kW(122PS)/5,000-6,000rpm | |
最大トルク | 200N・m(20.4kg・m)/1,400-4,000rpm | |
駆動方式 | FWD | |
トランスミッション | 7速 Sトロニック |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ A3セダンの新車価格
アウディ A3セダンの中古車価格
アウディ A3セダンの中古車価格は、104.7万円〜461.8万円となっています。
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)
■アウディ S3セダン
アウディ S3セダン 改良新型 2016年
アウディS3はA3をさらにスポーティにチューニングしたモデルと考えることができます。
エンジンは2リットルの直噴ターボを搭載し、足回りもその高い走行性能を満足するためにA3よりも固めにチューニングされています。
しかしそのパワーと相まってしなやかな反応を見せるため、非常に乗りやすいものとなっているのが特徴です。
スポーツモデルならではの仕上がりが多くの人を満足させるほか、普段遣いでも充分に乗りこなすことができる柔軟性が特徴のモデルとなっています。
アウディ S3セダンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,470mm×1,795mm×1,380mm(ホイールベース:2,630mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,530kg | |
燃費 | JC08モード:14.7km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 213kW(290PS)/5,400-6,500rpm | |
最大トルク | 380N・m(38.8kg・m)/1,850-5,300rpm | |
駆動方式 | quattro(4WD) | |
トランスミッション | 7速 Sトロニック |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ S3セダンの新車価格
アウディ S3セダンの中古車価格
アウディ S3セダンの中古車価格は、204万円〜571万円となっています。
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)
■アウディ A4セダン
アウディ A4 セダン 改良新型 2019年
アウディA4セダンはヨーロッパでのDセグメントに属する車で、日本ではいわゆる中型クラスの車種となっており、快適な空間と満足できる基本性能を備えているのが特徴です。
エンジンの排気量は、1.4リッターまたは2.0リッターのインタークーラーターボとなっており、A3よりも余裕のあるエンジンとなっているので、スムーズに走ることができるのが魅力となっています。
アウディのモデル80やモデル90の後継車となっており、伝統的な乗り心地を実現しながら、現代の様々なシステムを導入している点も特徴となっており、アウディの数あるセダンの中で人気の高いモデルとなっているのがポイントです。
日本でも非常に人気が高いモデルで、アウディらしさを堪能できるものとなっているのが特徴です。
アウディ A4セダンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,750mm×1,840mm×1,430mm(ホイールベース:2,825mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,450kg | |
燃費 | JC08モード:16.6km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 110kW(150PS)/5,000-6,000rpm | |
最大トルク | 250N・m(25.5kg・m)/1,500-3,500rpm | |
駆動方式 | FWD | |
トランスミッション | 7速 Sトロニックトランスミッション |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ A4セダンの新車価格
■アウディ S4セダン
アウディ S4 セダン 2016年
アウディS4セダンはA4のスポーツモデルで、3リットルの高出力エンジンを搭載し、その走行性能を格段に向上したモデルとなっているのが特徴です。
同様に足回りもこれに対応するため非常に高度なチューニングが施されており、高い運動性能を持ったセダンモデルと言うことができます。
アウディ S4セダンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,750mm×1,840mm×1,410mm(ホイールベース:2,825mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,680kg | |
燃費 | JC08モード:12.7km/L | |
エンジン種類 | V型6気筒DOHCインタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 260kW(354PS)/5,400-6,400rpm | |
最大トルク | 500N・m(51kg・m)/1,370-4,500rpm | |
駆動方式 | quattro(4WD) | |
トランスミッション | 8速ティプトロニックトランスミッション |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ S4セダンの新車価格
■アウディ A6セダン
アウディ A6セダン (A6 55 TFSI クワトロ S-line)2019年
アウディA6セダンはメルセデスベンツEクラスやBMW5シリーズに相当する大型セダンとなり、エンジンも2.0リッターディーゼルから3.0リッターガソリンまで、幅広く用意されているのが特徴となっています。
大型セダンならではの室内空間の広さと重量バランスの良さが高く評価されており、非常に運転のしやすい車となっているのも特徴です。
多くの人が満足できるスペックを実現しているものとなっている車です。
アウディ A6セダンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,940mm×1,885mm×1,450mm(ホイールベース:2,925mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,810kg | |
燃費 | WLTCモード:16.1 km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 150kW(204 PS)/3,800-4,200rpm | |
最大トルク | 400N・m(40.8 kg・m)/1,750-3,000rpm | |
駆動方式 | quattro(4WD) | |
トランスミッション | 電子制御7速Sトロニックトランスミッション |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ A6セダンの新車価格
メーカー希望小売価格(消費税込)
Audi A6 40 TDI quattro | 7,450,000円 |
Audi A6 45 TFSI quattro | 7,520,000円 |
Audi A6 40 TDI quattro sport | 7,920,000円 |
Audi A6 45 TFSI quattro sport | 7,990,000円 |
Audi A6 55 TFSI quattro Luxury | 10,340,000円 |
Audi A6 55 TFSI quattro S line | 10,350,000円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
■アウディ A8セダン
アウディA8 60 TFSI quattro 2019年
アウディA8セダンは、アウディのフラッグシップ的な存在の最高峰のモデルです。
最上位のクワトロでは4リッターのエンジンを搭載し、その高出力と大柄なボディーのバランスが非常に取れたハイスペックな車となっています。
内装も非常に高級感が漂っており、フラッグシップモデルならではの贅沢な気持ちに浸れるものとなっているのが特徴です。
しかしその足周りはアウディならではの仕上がりとなっており、高速安定性や静粛性は群を抜いたものとなっているため、他に類を見ない落ち着いた時間を過ごすことができるモデルとなっているのです。
アウディ A8セダンのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,170mm×1,945mm×1,470mm(ホイールベース:3,000mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 2,110kg | |
燃費 | JC08モード:8.7 km/L | |
エンジン種類 | V型8気筒DOHCインタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 338kW(460 PS)/5,500rpm | |
最大トルク | 660N・m(67.3 kg・m)/1,800-4,500rpm | |
駆動方式 | quattro(4WD) | |
トランスミッション | 電子制御8速 ATトランスミッション(ティプトロニック) |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
アウディ A8セダンの新車価格
メーカー希望小売価格(消費税込)
Audi A8 55 TFSI quattro | 11,720,000円 |
Audi A8 60 TFSI quattro | 15,520,000円 |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
まとめ
アウディA6セダン 2019年
アウディのセダンは価格が安く比較的気軽にその世界を堪能できるモデルから、高級感溢れたモデル間で非常にその種類が豊富な点が魅力となっています。
しかし、そのどの車種にもアウディならではの高い性能が盛り込まれており、自分の好みに合わせて安心して乗ることができる車種がラインアップされている点がポイントです。
さらに、それぞれ四輪駆動車であるクワトロも用意されていることから、自分の生活環境に合わせて選ぶこともできるほか、スポーツモデルも用意されているため、その選び方には自分自身の好みを大きく反映することができるようになっています。
アウディの歴史は様々な知識と経験が積み重ねられたものとなっており、現在のモデルではその知識と経験が至るところで生かされているものとなっているのが特徴です。
ドイツ製ならではのきめの細かい仕上がりは他に類を見ないものとなっており、その特徴的な走行性能は日本でも高い評価を受けています。