MINIとは?
《写真提供:response》MINI ジョンクーパーワークスGP
《photo by MINI》
MINIはもともとイギリスでうまれた車で、ジョンレノンが愛車にしていたこともあるくらい有名な車です。
MINIの最大の魅力は他の自動車には無い独特なスタイルでしょう。見た目は非常にかわいらしいスタイルで、それでいて走りも楽しむことができる唯一無二の存在です。
全体的に丸みのあるシルエットと丸いヘッドライトはMINIの特徴であり、ここが好きだというオーナーは非常に多いのではないでしょうか。
日本でも人気ですが、世界中の人たちに愛されている車種で、国や地域を問わず、人気を博しています。
MINIと言ってもその種類は非常に豊富であります。ワンやクーパーSをはじめ、カブリオレやクラブマン・クーペなどがあります。
スポーツタイプやクーペなども積極的に製造していているので、可愛いだけではなく、格好良いものや本格派の走行性能を持っている車種も多くあります。
今回はMINIの中でも人気上昇中のスポーツタイプについて詳しく解説していきます。
現在のMINIはイギリスで作られていて、品質は非常に高くて耐久性も素晴らしいです。BMW社が開発を担当しているので、BMWが培ってきたノウハウはMINIにも注入されています。
走行性能に関して言えば、足回りがしっかりしていて、路面に張り付いているような感覚があります。
コーナリング性能は抜群で、加速力もあるのでドライブをも楽しむことができます。車は単なる移動手段ではなく、趣味として楽しむものでもあり、運転事態を楽しむものでもあります。
MINIを購入すれば新たに様々な体験をすることができるので、ライフスタイルさえも一変させることもできます。
車があればどちらへでもお好みのところに出かけることもできますし、一人だけのプライベート空間を作ることも可能です。
日常のご家庭内とは違った空間で、目にする景色も変わるので、ある意味楽しい乗り物です。MINIは移動も楽しくしてくれますし、見た目も可愛らしいので愛着がわくのではないでしょうか。
MINIのスポーツモデルを紹介!
■【ミニ・クーペ】MINIが製造していたスポーツ・クーペ
MINI クーペ
まずは、2015年で生産終了してしまったミニ・クーペの特徴についてご説明します。
ミニ・クーペは今までのMINIのイメージを変える存在として2011年6月20日にデビューしました。ミニ・クーペはボディの後ろ部分は少し切り落とされていて、クーペらしいデザインになっています。
走行性能を高めてスポーティーに仕上げており、リアシートは設置されていないのです。リアシートがないので実用性は少し低下してしまいますが、セカンドカーや趣味の車としては最高です。
独身の方であればこれ一台でも十分でしょう。
ミニ・クーペ
車内は大人二人が乗っても余裕がありますし、トランクも十分に広いので使い勝手が良いのです。
ミニ・クーペにはロードスターという仕様もあります。ロードスターはクーペをベースにしていて、違いは屋根が空くかどうかです。いわゆるオープンカーなので、開放的なドライブを楽しみたい人にはおすすめの車種です。
クーペとロードスターに関しては2015年で生産終了になったので、現在新車は当然購入できないのですが。どうしても欲しい人は中古車で購入するという選択肢があります。
ミニ・クーペ
ミニの中でも2シータという特異なスタイルを採用したのですが、MINIのファンからは賛否両論あったのは事実です。しかし、製造台数の少なさと希少価値が高さから、今なお多くのファンの好奇心を刺激しています。
中古販売価格が落ち着いてきているので、今後は更に人気が上昇していく可能性も高い一台です。
ミニ・クーペのスペック
【MINI クーパーS クーペ】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,745mm × 1,685mm × 1,380mm (ホイールベース:2,465mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 1,240kg | |
燃費 | JC08モード:17.6km/L | |
エンジン種類 | ターボチャージャー付直列4気筒DOHC | |
最高出力 | 135kW (184PS) / 5,500rpm | |
最大トルク | 240Nm (-kgm) / 1,600-5,000rpm | |
駆動方式 | FF | |
トランスミッション | 6速MT |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
ミニ・クーペの中古車価格
ミニ・クーペの中古車価格は、104.8万円〜183.4万円となっています。
※情報は車情報サイトresponse中古車価格より(2020年4月現在)
■【クーパーS】これぞMINIのスポーツモデル!
ミニ クーパーS
現行車種の、ミニのスポーツモデルは、MINI 3ドアの「クーパーS」が代表格です。MINI 3ドアはBMWが開発するようになってからずっと生産されている車種で、ロングセラーになっているモデルでもあります。
MINIの魅力を十分に感じることができますし、癖もそれほど強くは無いので、どなたでも乗りこなすことが容易です。
クーパーSの見分け方は非常に簡単で、グリルにクーパーSという文字があるのですぐに分かります。他にもマフラーがセンター2本出しなので、詳しい人はすぐに判断することができるでしょう。
エントリーモデルであるMINIのワンよりもパワーがあるので、アクセルを軽く踏むだけで、十分な加速力を得ることが可能です。
車の重量はそれほど、軽いわけではないのですが、コンパクトなボディに余りあるパワーを秘めているので、十分な走行性能を持っています。
走行性能に定評があるBMWが開発しているだけのことはあり、コーナリングとブレーキも高性能です。キビキビ走り、スムーズに曲がり、ブレーキ性能も性能以上に体感できます。
クーパーSはターボを搭載しているので、スペックよりもスピード感を感じますし、ゴーカートに乗っているような気分になります。
マニュアル設定もあるので、自分でシフトを操作してギアチェンジする楽しみをお求めの方にはMT車がおすすめです。
運転免許証がAT限定の人は運転することができないのですが、マニュアル車も運転できる方は、自分で操作する楽しみを味わって見るのはいかがでしょうか。
シフトチェンジは楽しいですし、自分で操っている感覚を、思う存分味わうことができます。
ミニ クーパーS
MINIの根強い人気の要因の一つは、モデルチェンジをしても大きくデザインが変わらないといったことも挙げられます。
劇的にデザインを変更して成功する例もありますが、MINIのようにブランドイメージが定着している場合は、大きく変更しない方がファンの心を掴むことができているようです。
BMWが製造を担当するようになった初代から、現行モデルに至るまでブランドイメージは不変ですし、デザインコンセプトもまた不変です。
可愛らしい見た目とお洒落な雰囲気はそのままに、性能や燃費などは向上しています。MINIはエクステリアが素敵ですが、内装もセンス抜群です。
ミニ クーパーS
遊び心が満載で、他の車にはない特徴があります。まずはコックピットですが、スイッチやボタンが可愛く、レトロな雰囲気を感じることができます。遊び心は満載ですが、機能性もしっかりしているので、操作に戸惑うことはほぼ無いでしょう。
統一感があり、MINIのセンスの良さを感じます。普通の車では飽きてしまったという人でもMINIを購入すれば冒険心が戻るかもしれないです。
クーパーSのスペック
【MINI クーパーS】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,860mm × 1,725mm × 1,430mm (ホイールベース:2,495mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 2名 | |
車両重量 | 1,240kg | |
燃費 | JC08モード:15.1km/L | |
エンジン種類 | 4気筒DOHC | |
最高出力 | 141kW (192PS) / 5,000rpm | |
最大トルク | 280Nm (-kgm) / 1,350-4,600rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 6速MT |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
クーパーSの新車価格
■【ジョンクーパーワークス】MINI最強のスポーツ
JCW(ジョンクーパーワークス)
最後に、MINI最強のスポーツモデルであるジョンクーパーワークスについてご紹介します。
ジョンクーパーワークスは、MINIをベースにカスタマイズされたハイパフォーマンスカーです。
通常のMINIでは想像できない加速力を誇っており、他のスポーツカーに負けないスピードを体感できます。
JCW(ジョンクーパーワークス)
見た目には可愛らしさも残っているものの中身はスポーツカーとなっており、そのギャップがジョンクーパーワークスの最大の魅力とも言えます。
ジョンクーパーワークス GPなど、限定販売にはなりますがさらに特別なモデルもあります。
ジョンクーパーワークスのスペック
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,875mm×1,725mm×1,430mm(ホイールベース:2,495mm) | |
---|---|---|
最大乗車定員 | 4名 | |
車両重量 | 1,260kg | |
燃費 | JC08モード:14.5Km/l | |
エンジン種類 | 4気筒DOHC | |
最高出力 | 170kW(231PS)/5,200rpm | |
最大トルク | 320N・m(-kgf・m)/1,450-4,800rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 6速MT |
情報は2020年4月現在の公式サイトより
ジョンクーパーワークスの新車価格
まとめ
MINIの頂点『JCW GP』新型(ロサンゼルスモーターショー2019 )
MINIはいつの時代も魅力的で、常に人気のある車です。
クーパー、クーパーS、ジョンクーパーワークスいずれも多くの人から愛されており、世界中にたくさんのファンを抱えている車です。
スピード感溢れるモデルもありますし、カジュアルに走りを楽しめるのも魅力の一つです。