外車のステーションワゴンの選び方
外車のステーションワゴンはたくさんの種類がありますが、どのモデルを選べば良いでしょうか?いくつかのポイントを抑えておくと、満足できる車選びができるでしょう。
■取り回しのしやすさ
メルセデスベンツ Eクラス ステーションワゴン
まずは取り回しのしやすさです。通勤や普段の買い物では狭い道や駐車場に車を停めることも多いです。大きなモデルは迫力があったり、荷室が広かったりする一方で、取り回しのしやすさではコンパクトなモデルに劣ります。
ステーションワゴンはどれも大きいというイメージがありますが、コンパクトなモデルを選ぶこともできます。もちろんステーションワゴンなら荷室の広さと走行性能のバランスは優れているので問題ありません。
コンパクトサイズよりちょっと大きめのモデルになると、ミドルサイズになるでしょう。3ナンバーサイズであっても、スポーティで実用的なサイズです。
■ラグジュアリー感で選ぶ
BMW 3シリーズ ツーリング
外車のステーションワゴンならラグジュアリー感で選ぶこともできます。国産のステーションワゴンと比較すると、実用性よりも高級感を与えるモデルも多いですので、高級感があるかどうかで車選びできます。
予算も関係しますが、BMWの3シリーズツーリングなら500万円台前半で購入できるので、ミニバンの高級グレードを買うよりは安いです。ラグジュアリー感あるステーションワゴンで、満足するモデルを購入するのも良いでしょう。
■パワーユニットで選ぶ
BMW 3シリーズ ツーリング
搭載されるパワーユニットでステーションワゴンを選ぶこともできます。外車になると、燃費が悪いというイメージがありますが、外車の中にはディーゼルエンジンを搭載している車も多いです。
ガソリン車よりも燃費がよく、軽油の価格がレギュラーガソリンよりも手頃なので燃料コストは抑えられるでしょう。一般的にディーゼルエンジンは街乗りで短い距離を乗るよりも、長距離を乗る方が適しているので、通勤などで一定の距離を乗る場合におすすめできます。
おすすめのステーションワゴン【外車】
おすすめのステーションワゴンをピックアップしてご紹介します。
■メルセデスベンツ Cクラス ステーションワゴン
メルセデスベンツ C180ステーションワゴン アバンギャルド
Cクラス ステーションワゴンはコンパクトサイズで運転が得意でない方でも、取り回しが十分しやすいサイズです。狭い道でも全幅が1,810mmなので5ナンバー車よりも大きいですが、比較的運転しやすいでしょう。最小回転半径は5.1mとコンパクトカーに迫るもの。日本の道路事情にもマッチしています。
安定性が抜群によい車で、走行性能が高いです。ミドルクラスになるので、手に入れやすい価格帯なこともおすすめできる理由です。またベンツの安全装備の高さも良いもので、安心してドライブできる車。安全装備はSクラスと同等の運転支援システムが採用されています。
ステアリングアシストがあるので、高速道路から一般道の走行路でステアリングに手を添えるだけで、一車線内を一定の距離感を維持しながら追従します。
高級感も十分にありますし、それだけでなく機能の高さなどバランスが優れているモデルです。ウインカーを点滅させると、車線変更先に車両がいないことを確認し、自動で車線変更する「アクティブレーンチェンジングアシスト」があります。センサーで安全を確認してから車線変更できるので、ドライバーの疲労軽減と安全を確保できる装備です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,705mm×1,810mm×1,455mm(ホイールベース:2,840mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,550kg | |
燃費 | WLTCモード:12.4km/L | |
エンジン種類 | DOHC 直列4気筒ターボチャージャー付 | |
最高出力 | 115kW(156PS)/5,300~6,100rpm | |
最大トルク | 250N・m(25.5kgf・m)/1,500~4,000rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 電子制御9速A/T |
情報は2020年9月現在の公式サイトより
■メルセデスベンツ Eクラス ステーションワゴン
メルセデスベンツ Eクラス・ステーションワゴン 改良新型
Eクラス ステーションワゴンは、グレードによっては力強いパワーユニットが魅力となる車です。日本国内でも大き目のボディサイズですが、運転しやすいサイズです。より大きなボディのステーションワゴンが良い方にお勧めのモデル。
走りの性能の高さが魅力の1つで、コーナリングやブレーキングが確実に行えるので、安心して運転できるでしょう。
ボディサイズを活かした荷室の広さも特徴で、ゴルフバッグなら4個ほど積載できます。リアシートをすべて倒すと、1,820Lの大容量のラゲッジスペースが出現します。大きな荷物を載せる必要があっても、問題なく積載できるでしょう。
長尺物もステーションワゴンの全長を活かして積載できますし、テールゲートはフットトランクオープナーが搭載されているので、手を離せないときでもテールゲートを開けられます。
Eクラスになると、多彩な色から選択可能なインテリアのアンビエントライトや空気清浄機能などこだわりの装備がありますし、上質な乗り心地を実現しているのも特徴です。
ラグジュアリー感が出ているので、優雅なステーションワゴンが欲しい方におすすめ。ステーションワゴンらしさとラグジュアリー感のバランスが良いモデルです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,955×1,850×1,465mm(ホイールベース: 2,940mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,790kg | |
燃費 | WLTCモード:12.7km/L | |
エンジン種類 | DOHC直列4気筒ターボチャージャー付 | |
最高出力 | 135kW(184PS)/5,800-6,100rpm | |
最大トルク | 280N・m(28.6kgf・m)/3,000-4,000rpm | |
電動機種類 | 交流同期電動機 | |
最高出力 | 8/10kW | |
最大トルク | 38N・m(3.9kgf・m) | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 電子制御9速A/T |
情報は2020年9月現在の公式サイトより
■BMW 3シリーズ ツーリング
BMW 3シリーズ・ツーリング
BMWの主力モデルの3シリーズのステーションワゴンです。BMWの力強さやハンドリングの良さを堪能できるモデルです。ラゲッジスペースは広いので、荷物をたくさん積載できますし、機能性に優れていることから収納空間も多いです。BMWらしいラグジュアリーさも感じさせてくれるモデル。
ボディはBMWの車の中で歴史の長いモデルのひとつになる3シリーズの利点を活かして、ツアラー系のボディになっています。ミドルクラスよりも少し大きめの車になりますが、その分力強い走りを期待できるのが特徴です。
先進技術も搭載されており、渋滞時にアクセルやブレーキ、さらにステアリングまで自動操縦してくれる高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシストがあります。街中や高速道路での渋滞しているときにドライバーをサポートしてくれる機能が搭載されています。
2019年9月にモデルチェンジしましたが、新しいモデルになると荷室容量が拡大されており、後席を倒したときの容量が先代の1,500Lから1,510Lに拡大しています。
また荷室のガラス部分だけを開閉できる、独立開閉リアウィンドウや足の操作のみでラゲッジドアの経平ができるオートマチック・テールデート・オペレーションが標準装備されているので、利便性が高まっているのも特徴です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,715x1,825x1,470mm(ホイールベース: 2,850mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,610kg | |
燃費 | WLTCモード:13.3km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHCガソリン | |
最高出力 | 135kW(184PS)/5,000rpm | |
最大トルク | 300N・m(30.6kgf・m)/1,350-4,000rpm | |
駆動方式 | 後輪駆動(FR) | |
トランスミッション | 電子油圧制御8速A/T |
情報は2020年9月現在の公式サイトより
■ボルボ V60
ボルボ V60(PHEVモデル)
ボルボが販売しているステーションワゴンの中で、主流の商品となるのがV60です。快適さと広さのバランスが取れていることから、普段の街乗りから週末の遠出までカバーできるモデル。
ボルボの頑丈な作りは受け継いでおり、さらに軽快な走りも実現します。大きさは国産のステーションワゴンと変わらないほどのサイズですので、日本の道路でも不自由さを感じることは少ないでしょう。安定感のある走りで、高速道路での長距離移動も難なくこなします。
気分や状況に合わせてドライブモードを変えられる、ドライブモード・セッティングが搭載されています。エンジン、ステアリングなどが最適な状態に調整されるのが特徴です。
北欧らしい上質感があるインテリアもV60の魅力です。シートが上質な素材を使っていたり、丈夫な作りになっていたりします。長時間座っていても疲労が少ないシートは、ドライバーにとって嬉しいですね。
ボルボの予防安全や衝突安全の高さは世界トップクラスです。安全性能が高いステーションワゴンを探している方にぴったりのモデルです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,760mm×1,850mm×1,435mm(ホイールベース:2,870mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,700kg | |
燃費 | JC08モード:12.9km/L | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ(インタークーラー付ターボチャージャー) | |
最高出力 | 187kW(254PS)/5,500rpm | |
最大トルク | 350N・m(35.7kg・m)/1,500-4,800rpm | |
駆動方式 | 前2輪駆動 | |
トランスミッション | 電子制御前進8速A/T |
情報は2020年9月現在の公式サイトより
■アウディ A4 アバント
アウディ A4 アバント
存在感があるデザインで、ラグジュアリー感があるだけでなく、力強さも感じられるのがA4アバントです。アウディはステーションワゴンをアバントと呼んでおり、シンプルなデザインでも機能性があるボディ形状として人気があります。
現行モデルのエクステリアは、大型のラジエターグリルに切れ長のヘッドライトが組み合わされており、シャープな雰囲気を感じさせます。さらにリアのテールランプの形状も、スポーティさを感じさせるデザインです。
一方で内装は、上質感があるので、落ち着いた雰囲気です。上質な空間になるように、工夫がされており、比較的シンプルで機能的なデザインになっています。
シフトレバーの前にエアコンやオーディオのスイッチが集中しており、手が届きやすい位置で操作ができます。またオンダッシュ型のディスプレイで運転中も視線を外すことなく確認しやすいのも特徴です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,760mm×1,845mm×1,435mm(ホイールベース:2,825mm) | |
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最大乗車定員 | 5名 | |
車両重量 | 1,540kg | |
燃費 | WLTCモード:13.6km/L | |
エンジン種類 | 直列4気筒DOHC インタークーラー付ターボ | |
最高出力 | 110kW(150PS)/5,000-6,000rpm | |
最大トルク | 270N・m(27.5kg・m)/1,350-3,900rpm | |
駆動方式 | 前輪駆動 | |
トランスミッション | 7速Sトロニックトランスミッション |
情報は2020年9月現在の公式サイトより
まとめ
外車のステーションワゴンは、コンパクトなものから、ラグジュアリーで大型のものまで選択できます。予算や運転のしやすさなどで車選びができるでしょう。外車らしいかっこよい1台を見つけるのに、ぜひ参考にしてください。