平成の隠れた名車17選！中古車情報も！

平成といっても30年間もあるので、多くの車種が誕生し、ヒットした車も姿を消した車もあります。

今回は平成にデビューし、一度もフルモデルチェンジすることなく販売が終了した車種を選んでみました。

iQは、従来のサイズの概念を打破した“マイクロプレミアム”カーとして登場しました。

全長2985mmという軽自動車よりさらに短いボディに4人乗車可能なパッケージを実現し、実質大人3人プラス子供1人もしくは荷物の積載を想定していました。

1.0Lと1.3Lエンジンを搭載し、最小回転半径を世界最小レベルの3.9mとするなど小回り性能を得意とする一方、世界初のSRSリヤウインドウカーテンシールドエアバッグを含む9個のエアバッグやS-VSCを全車に標準装備するなど安全性能の高さに優れています。

さらに、 iQのアストンマーティン版である「アストンマーティン シグネット」も発売されました。

ブレビスは、小さな高級車である「プログレ」のコンセプトをさらに進化させ、取り回しの良さはそのままに、キャビンはできる限り大きくした新しい高級セダンとなっています。

エクステリアはヘッドライトに金色のリングをつけ、インテリアではメーターや時計に「グラスグリーン照明」を採用して高級感を演出しています。

また、シートとペダルも動いてシートポジションを調節する「パーソナルドライビングポジションシステム」を採用するなど、高級セダンらしい他にない仕様となっています。

エンジンには直列6気筒 の3.0Lと2.5Lが設定されています。

個性ある車造りには定評のあるホンダは、平成に他メーカーを驚かせる数々のユニークな車をおくりだしています。

3席×2列シートミニバンと言われたエディックスは、1.7Lと2.0Lの2種類のエンジンを搭載し、ワイドトレッドを採用して前席を3人掛けとする画期的なパッケージングで登場しました。

前席中央のシートは、スライドすることで足元にも十分なペースが生まれ、前席左右乗員向けのエアバッグと干渉せずにチャイルドシートを設置できるなど、ユニークな一席をどう使うか、考え方次第で利用方法も広がります。

CR-Xデルソルは、ハッチバックスタイルのスポーツモデルであったCR-Xの初代と2代目モデルから、電動オープントップを装備したオープンスポーツモデルとなり、デルソルのペットネームを冠しました。

電動オープントップは、スイッチ操作のみで屋根をトランクルームの専用ホルダーに収納できる「トランストップ」と名付けられスチール製となっています。

また、トップを手動で取り外す仕様も用意され、トランストップ仕様のトップに対し軽量なアルミ製で出来ており、負担の軽減をしています。

2代目までのCR-X同様にシビックをベースとしており、初期型は1.5L、後期型では1.6Lエンジンが搭載されていたほか、1.6LのDOHCエンジンを搭載したホットモデルのSiRが用意されていました。

デュアリスは、日産の欧州拠点で企画・開発したミドルサイズクロスオーバーSUVで、英国のサンダーランド工場で当初は一括生産され、2007年からは日本で生産されています。

当時のエクストレイルと共通の車台が採用され、ショックアブソーバーを名門ザックス社と共同開発したものを採用するなど、完成度の高い足まわりが魅了となっています。

直列4気筒2.0Lエンジンを搭載し、走行条件の厳しい欧州市場をターゲットにした開発を行ったことで、走りの基本性能が高められ、国産車とは一線を画す操舵性を実現していました。

ラシーンは日産のサニーをベースとした小型RVとして登場し、取り回し性の良さを特徴としていました。

また、本格的なクロスカントリーカー風スタイルですが、ドラえもんをメインキャラクターとした「ぼくたちのどこでもドア」というCMで30代の女性を想定しています。

フルオートフルタイム4WDを標準装備とし、テールゲートは上下開きとし、タイプII 以上では横開き式キャリアでスペアタイヤを装備する仕様です。

20年以上前のモデルですが、現在でも十分通用するコンパクトサイズのクロスオーバーSUVと言えます。

ベリーサはシャシーやエンジンをデミオをベースとしてますが、デミオに比べると年代層の高い層をターゲットにするプレミアムコンパクトカーという位置付けの車になっています。

インテリアでは、コンパクトクラスとしては異例の本革シートをオプションとし、インテリジェントキーは標準装備、そしてアテンザの前席シートの部品を流用したりとデミオとの差別化を計っています。

ベリーサは、発売開始から何と11年以上モデルチェンジせず、細かな改良を行いながら継続販売されました。

ユーノスコスモは量産車初の3ローターのロータリーエンジンを搭載した2ドアプレミアムクーペです。

初代コスモスポーツ以来のロータリーエンジン専用車であり、エンジンには2ローターの13B型と、市販車では世界初となり、「V型12気筒エンジン並の滑らかさを持つ」とされた高出力の3ローター20B型が設定されていました。

また、世界で初めてのGPSカーナビや、イタリアで誂えたウッドパネル、さらにフルオートエアコンの操作をタッチパネルでのみ操作が可能にするなど、ユーノスブランドのフラグシップにふさわしいインテリアになっています。