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【今こそ買いたい】自慢したくなるミニバン3選!アルヴェルに負けるな

【今こそ買いたい】自慢したくなるミニバン3選!アルヴェルに負けるな

ご家族揃ってゆとりのドライブが可能、荷物もしっかり積めてアウトドアにもぴったりなミニバンは、ファミリーカーとして定番の選択肢の一つですね。小さなサイズから大きなサイズまでたくさんの種類があるミニバンだけに、選びかたに迷ってしまうという方もいらっしゃるのでは。そこで、数あるミニバンの中でも、オーナーとして誇りの持てる、自慢したくなってしまう車を3台ご紹介します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


室内の広さも大事、でも運転していて誇れるミニバンが欲しい!

トヨタ グランエース(右)、アルファード(左)

トヨタ グランエース(右)、アルファード(左)

広々とした室内で、ご家族揃ってのドライブも、アウトドア用品を満載しての移動手段としても活躍できる、ファミリーカーの定番がミニバンです。

大小さまざまなサイズが用意されているミニバンだけに、ミニバン選びは選択肢が広くて嬉しい反面、結局どれがいいの?!と迷ってしまいそうですよね。

そこで今回は、室内の広々さはもちろん兼ね備えつつ、凡庸なファミリーカーではなく、オーナーとして誇れるような車種を3台まとめてみました。どうせ乗るなら、ちょっと他人に自慢したくなってしまうような愛車が欲しい!とお思いの方なら、ぴったりの選択肢となるかもしれませんね。

今こそ買いたい最新ミニバン3選はこれだ! 定番じゃつまらない

ホンダ ステップワゴン:快速なターボ、「ほぼEV」なハイブリッド

ホンダ ステップワゴン スパーダ

ホンダ ステップワゴン スパーダ

初代モデルは1996年デビューと、人気ミニバンとしてなかなか長い歴史を持つステップワゴン。5ナンバークラスミニバンの定番車種として、その名前は高い知名度を誇りますよね。

しかし、そんなステップワゴンの最新モデルで見逃されがちなポイントは、そのパワートレインの先進性。

世界的な傾向であるダウンサイジングターボのコンセプトを採用し、低燃費と力強さを両立した1.5リッターターボエンジン「VTECターボ」と、エンジンが基本的に発電を担当し、モーターによるEVドライブが可能な2.0リッターハイブリッド「e:HEV」の2種類は、先進感と環境性能のどちらでも満足できる性能が自慢です。

ホンダ ステップワゴン スパーダ インテリア

ホンダ ステップワゴン スパーダ インテリア

2種類のパワートレインの中でも廉価側に据えられるVTECターボは、値段の安さだけでなくその性能で選びたくなる魅力的なエンジン。

1.5リッターの小排気量ながら、ターボの装着によって150PSの高出力と、わずか1,600rpmという低回転から発生する203N・mという大トルクが魅力的で、7人で乗ってもグイグイ加速できる力強さがあります。

それでいてWLTCモード燃費は最高13.6km/Lとガソリン車として5ナンバーミニバンでトップクラスの低燃費が自慢ポイントですね。

ホンダ ステップワゴン スパーダ エンジンルーム

ホンダ ステップワゴン スパーダ エンジンルーム

より高価、かつエアロ仕様のスパーダにのみ設定されるe:HEVは、ホンダ独自の2モーター式ハイブリッドシステムで、低〜中速域ではエンジンが発電に徹する点がポイント。

そのためモーターは184PSと高出力のものが搭載されており、モーターならではの低回転からのパンチ力も相まって、VTECターボ以上の動力性能が実現されています。

ライバルにも存在するエンジンによる発電とモーター駆動の組み合わせですが、ホンダのe:HEVのポイントは、高速域ではエンジンによる駆動も可能という点。低速域を得意とするモーターでは効率が落ちてしまう高速道路やバイパスなどでの高速走行時にはエンジンによる粘り強い加速も可能な点は、ライバルを圧倒する使い勝手の良さです。

もちろんハイブリッドらしく、WLTCモード燃費は20.0km/Lとこちらも5ナンバーミニバンでトップクラスの低燃費。一歩先行く先進的なパワートレインは、自慢のタネが尽きません。

ホンダ ステップワゴン スパーダ

ホンダ ステップワゴン スパーダ

パワートレインだけでなく、ホンダらしい低床設計による室内のゆとりや、全車で標準装備となるホンダセンシングなどの充実した装備もステップワゴンのポイント。特にホンダセンシングは、渋滞追従機能付のアダプティブクルーズコントロールが装備されるなど最新仕様となっていますので、お出かけの帰り道、長距離の高速道路移動などでも疲れ知らずですね。

また、ステップワゴンならではの装備である「わくわくゲート」が、全車で標準装備されるのも自慢ポイント。

通常のテールゲートのように上開きだけでなく、2/3程度の大きさだけ横開きできるわくわくゲートは、軽い力で開け閉めができる上に車両後方にスペースがあまりない場面でも開閉ができるので、さまざまな場面で活躍してくれることでしょう。

ホンダ ステップワゴンのスペック

【ホンダ ステップワゴン e:HEV スパーダ G・ホンダセンシング】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,760mm×1,695mm×1,840mm
ホイールベース2,890mm
最大乗車定員7名
車両重量1,790kg
燃費WLTCモード:20.0km/L
エンジン種類直列4気筒ガソリンハイブリッド 1,993cc
エンジン最高出力107kW(145PS)/6,200rpm
エンジン最大トルク175N・m(17.8kgf・m)/4,000rpm
モーター種類交流同期電動機
モーター最高出力135kW(184PS)/5,000-6,000rpm
モーター最大トルク315N・m(32.1kgf・m)/0-2,000rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション電気式無段変速機
新車価格3,116,000円(消費税抜き)
(2020年12月現在 ホンダ公式サイトより)

トヨタ グランエース:室内広々すぎ!怒涛のサイズは敵なしの存在感

トヨタ グランエース

トヨタ グランエース

直線基調のスタイリングと合わさってもはや小山のような存在感を感じさせるビッグボディが特徴的なトヨタ グランエースは、そのサイズによる室内のゆとりが魅力の一つ。

なんと全長で5m超え、全幅も2mに迫ろうかという国際派なボディサイズは、国内向けのミニバンとしてはもちろん最大級のもの。大型ミニバンとして人気のトヨタ アルファードでも全長で約4.95m、全幅で1.85mなので、グランエースの方がおよそ30cmほど長く、10cmほど幅広なボディということになります。

トヨタ グランエース インテリア

トヨタ グランエース インテリア

海外では新型ハイエースとしても販売されるボディをベースとしたグランエースは、もはや「ミニ」バンとは呼びにくいほどのサイズ感ではありますが、それによってエクステリアの迫力とともに、唯一無二のインテリアのゆとりを獲得。

まるでホテルのラウンジを思わせるような豪華な作りシートは、なんと4列8人乗り仕様も用意されるほど。しかしグランエースの本領発揮となるのは、3列6人乗り仕様となる「プレミアム」グレードかもしれません。

トヨタ グランエース プレミアム 3列目シート

トヨタ グランエース プレミアム 3列目シート

4列目が2人がけベンチシートとなる8人乗りの「G」に対し、プレミアムの後部座席は、4座全てが上級な仕立てのキャプテンシートとなる「エグゼクティブパワーシート」。その名の通りパワーリクライニング、パワーオットマンを備え、快適温熱シート仕様となるこちらは、まるでビジネスクラスを思わせる余裕ですよね。

大型ミニバンとはいえ、3列目席はあまりゆとりがなかったり、シート機能が省かれていたりするのが通例なので、グランエースが2列目・3列目で上級シートを装着しているのはなかなか異例。お客様をお迎えしても、2列目だけでなく3列目まで満足して移動していただけることでしょう。

トヨタ グランエース

トヨタ グランエース

さすがにそのサイズを考えれば、近年流行の兆しもあるミニバンタイプのハイヤーなどでの活躍がメインとなりそうなグランエースではありますが、もちろん個人で使用するのもかなりオススメ。

駐車場探しがやや面倒ではありますが、同じくトヨタのハイエース スーパーロング仕様よりも全長が短いこともあり、意外とちゃんと収まるサイズ感となっていますし、6人乗り仕様の後部座席の充実っぷりは圧巻です。どんな場所に乗り付けてもサマになる存在感は、大きな自慢ポイントでしょう。

トヨタ グランエースのスペック

【トヨタ グランエース プレミアム】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,300mm×1,970mm×1,990mm
ホイールベース3,210mm
最大乗車定員6名
車両重量2,740kg
燃費WLTCモード:10.0km/L
エンジン種類直列4気筒ディーゼルターボ 2,754cc
エンジン最高出力130kW(177PS)/3,400rpm
エンジン最大トルク450N・m(46.1kgf・m)/1,600-2,400rpm
駆動方式後輪駆動(FR)
トランスミッション6速AT
新車価格5,909,091円(消費税抜き)
(2020年12月現在 トヨタ公式サイトより)

シトロエン ベルランゴ:2列シートでもユーティリティ抜群、目立つ!

シトロエン ベルランゴ

シトロエン ベルランゴ

最後は若干の変化球ではありますが、2列シートの実用車として、フランスの自動車メーカー、シトロエンのベルランゴをご紹介します。

本国などではロングボディの3列シート7人乗り仕様も用意されるベルランゴですが、国内に導入されるのは5人乗り仕様のみ。しかし、商用車由来なだけあって、室内のゆとりとユーティリティはミニバンとしての使用にも十分以上に耐えうるものです。

シトロエン ベルランゴ インテリア

シトロエン ベルランゴ インテリア

特に注目したいのは、荷室の使い勝手の良さ。ほぼ真四角の大きな開口部と低くフラットな荷室床面の組み合わせによって、5人乗っても荷室の余裕はバッチリです。

欧州車らしく3座席が独立しているリヤシートは、それぞれの左右幅がやや狭めながら、フレキシブルな荷室スペースの利用が可能で、前倒し可能な助手席まで合わせれば2.7mの長尺物の積載まで可能な点は大型のミニバンにも遜色ない使い勝手の良さ。どんな荷物が積めるかアイデアが膨らみますね。

シトロエン ベルランゴ パノラミックルーフ「MODUTOP」

シトロエン ベルランゴ パノラミックルーフ「MODUTOP」

実用車ながら遊び心を感じさせる装備の一つが、「MODUTOP(モジュトップ)」と名付けられたパノラミックルーフ。上級グレードで標準装備となるこちらは、前席だけでなく後席の頭上までカバーする大きなガラスルーフに、なんと収納スペースまで盛り込んでしまうという独特かつ便利な装備となっています。

収納スペース部も含めて光を透過するので、室内は明るい開放的な印象。元々の室内高の余裕も合わさって、唯一無二のムードが漂う室内は、ベルランゴの大きな魅力の一つです。

シトロエン ベルランゴ

シトロエン ベルランゴ

実用輸入車としてやや意外なほど充実している予防安全・運転支援系装備は、被害軽減ブレーキやレーンキープアシスト、ブレーキサポート付アクティブクルーズコントロールと、毎日乗るファミリーカーだからこそ重視したい機能が満載。さらに前者でフロント・フロントサイド・カーテンの6エアバッグが標準装備されるなど、安全機能も充実しています。

2列シート仕様のみのラインナップとなる点はやや残念ではありますが、それを補ってあまりある魅力の数々、その上に洒落たルックスまでを備えたベルランゴは変化球ミニバンとして非常に魅力的。

並行輸入なら海外市場向けのロングボディ車も入手可能ですので、どうしても7人乗りが欲しい方にはその選択肢もおすすめしたいところです。

シトロエン ベルランゴのスペック

【シトロエン ベルランゴ シャイン】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,405mm×1,850mm×1,850mm
ホイールベース2,785mm
最大乗車定員5名
車両重量1,630kg
燃費WLTCモード:18.0km/L
エンジン種類直列4気筒ディーゼルターボ 1,498cc
エンジン最高出力96kW(130PS)/3,750rpm
エンジン最大トルク300N・m/1,750rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッション8速AT
新車価格3,072,728円(消費税抜き)
(2020年12月現在 シトロエン(グループPSAジャパン)公式サイトより)

まとめ

シトロエン ベルランゴ

シトロエン ベルランゴ

今こそおすすめしたい、人に自慢したくなってしまうようなミニバンを3台ご紹介してきました。

実用性が第一で、趣味性は二の次に追いやられてしまいがちなミニバン選びですが、定番車種以外にも選択肢が多く、探してみれば個性派モデルもたくさん。

あまり安い買い物ではありませんので、どうせなら自慢したくなるような愛車選びをしてみてくださいね。

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